高校生平和大使の経験を活かし、 核問題を政治面から考える!

第41期生

山尾 みる(やまお みる)

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 神奈川県立横浜国際高校
部活 インターアクトクラブ
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 国際問題解決

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 早稲田大学
学部 政治経済学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】親身なスタッフに心打たれ「ここで学びたい!」

高1から、「高校生平和大使」として核廃絶運動に参加。そこで知り合った人が早稲田塾に通っていて、私も自分の活動実績を生かしたAO入試に興味があったので、話を聞きに行きました。とてもフレンドリーでアットホームな雰囲気で、スタッフは親身になって話を聞いてくれました。当時の私の志望から具体的なプランニングを提案してくださったので、「ここで勉強したい」と思い入学。それが、高2の8月のことです。

最初のうちは、「論文作法(ろんぶんさっぽう)」「AO・推薦入試特別指導」や「TOEFL講座」、高3になってからは、「慶應義塾小論文」や「AO・推薦入試特別指導」 の志望校別の特化クラスなどを受講しました。高3のゴールデンウイークあたりまでは、「東進講座」で英語・現代文・世界史なども受講。私の高校は単位制で、高3になると空きコマが増えます。「東進講座」はその時間に携帯端末で学べたので、ちょうど良かったです。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】政治面から核問題を考えてみたい

中2のときに初めて海外でのホームステイを経験し、英語の必要性を強く感じました。そして中3で横浜市主催の国際平和に関するスピーチコンテストに参加し、副賞としてニューヨークの国連本部を見学させていただきました。そのような経緯で、語学と国際平和に強い興味を持ち、高校は語学に力を入れている横浜国際高校に進学し、高校生平和大使に就任。早稲田塾入学当初は語学系の学部を志望していたのですが、ちょっと違うかな?と思い、幅広く学べそうなリベラルアーツ系へと転向。しかし、それもなんだかシックリ来ない…。高3の4月まで、志望校を決めかねていました。そんなとき、早稲田大学の政治経済学部に通う先輩とお話しをする機会があり、「安全保障など政治的な面から考える核問題について学ぶという道もあるのではないか」と感じるように。塾のスタッフにも相談に乗っていただいて政治系学部に志望を切り替え、第一志望は早稲田大学政治経済学部になりました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「慶應義塾小論文」で文章の読み方が変わった!

「慶應義塾小論文」は高3の1学期しか受講していなかったのですが、強く印象に残っている講座です。この講座で、基本的な文章の組み立て方や新聞の読み方、社説の使い方を教えていただきました。基本的な構成を学ぶと、書くものが良くなるのはもちろんですが、ちゃんと「読める」ようになるんです。今までは、全体をザーッと読むだけだったのに、学んだあとは文頭の接続詞にマークをするとか、段落ごとの役割を理解できるようになる。学ぶ前と学んだ後では、全く違いました!

また、「AO・推薦入試特別指導」を通して、自分を客観的に見られるようになりました。私が今まで経験した活動は、みんな同じ目的や興味を持っている人たちと一緒にやっていました。でも「AO指導」は、テクノロジーや医療など、みんなそれぞれ違うことを追究している。そんな人達と出会う機会はなかったので、彼らからもらう意見やアドバイスはとても新鮮で面白かったです。自分の活動について当たり前だと思って流してしまっている部分も、改めて指摘されるとキチンと説明できなくて、勉強不足に気づかされました。また相手の話を聞いたり、質問をしたりすることで、自分以外の専門分野についても多少の知識が身につきました。面接練習で「自分の専門分野“以外”に興味があることは?」と問われたときにパッと答えられたのも、「AO指導」を経験したおかげだと思います。

――【早稲田塾で〈学んだこと〉】自分の限界を自分で決めない

高2の2月ごろ、ある講師から「あなたは、本当は頑張ればもっとできるのに、どこの力を抜いていいかを自分でわかっているから、力をセーブしている」と指摘されました。それを聞いたときはとてもショックでしたが、「確かにそうだ」と納得。それまで自分なりに頑張って順調に進んでいるつもりでしたが、もっと頑張れるところはたくさんあったはず。そこから、受験生としての自覚が芽生えました。生活リズムを整え、娯楽をセーブして勉強時間を増やし、学習計画を立てました。また志望校についても定まっていない時期だったので、自分の興味としっかり向き合うようになれたと思います。

――【早稲田塾での〈生活〉】早稲田塾最大のメリットは、同じ目標を持つ生徒たちと出会えること

早稲田塾の最大のメリットは、同じ目標を持つ生徒たちと出会えることだと思います。良きライバルたちと、同じ目標に向かって頑張るのはモチベーションが上がりました。彼らの話を聞いて「自分ももっと頑張らないと」と励みになりました。

――【将来の〈夢〉】核軍縮に関わっていきたい

具体的な職業についてのプランはまだありません。しかし、ここまでずっと核問題と向き合ってきたので、何らかの形で核軍縮に関わっていきたいです。もちろん、国際機関で働くのも選択肢の一つ。大学で学ぶ中で、じっくり考えていきたいと思います。

私の「神奈川県立横浜国際高校自慢」

毎年、学校主催の「海外スタディツアー」が開催されます。世界平和やグローバルビジネスなど、自分の興味にあうツアーを選択して、1週間程度現地に滞在し、ワークショップなどに参加。事前・事後学習も手厚く行われるので、とてもタメになりました。

私の「早稲田大学 政治経済学部 現役合格アイテム」

パソコン、写真

パソコンは、高校の合格祝いに両親に買ってもらったもので、受験期には特によく使いました。愛犬には、入試期間の1ヶ月ほどお守りをつけて生活してもらいました(笑)。この写真を携帯電話の待ち受けにしました。

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