
スイス留学や海外経験を活かし海洋資源保護の専門家を目指す!
日髙光帆(ひだかみほ)
通塾情報
出身校 | 大崎品川校 |
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出身高校 | スイス公文学園高等部 |
部活 | バレーボール |
タイプ | 地方生、海外生 |
夢・目標 | 海洋資源を守る専門家 |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 東京海洋大学 |
学部 | 海洋科学部 |

──[入学の〈きっかけ〉]帰国生へのサポートの厚さに惹かれ、入学
高校3年間スイスで過ごしていました。無事卒業できたものの、その後の方向性が固まっていない状態で帰国。ヨーロッパでの経験を活かした受験がしたいと考えていたときに見つけたのが、帰国生向けのクラスがある早稲田塾。スイス公文学園出身の先輩がたくさん早稲田塾に通っているので、安心して入学しました。
──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]「AO・推薦入試特別講座」帰国生クラスで遅れを一気に取り戻す
早稲田塾では「AO・推薦入試特別講座」帰国生クラスと、その他の一般科目を受講しました。何しろ日本で学んでいた高校生と比べると、受験の準備は大幅に遅れているので、ついていくのは大変……。特に「AO・推薦入試特別講座」帰国生クラスでは、志望動機や将来のビジョンを固めるための知識が全く足りなかったので、最初の頃はダメだしが続きました。何になりたいのかわからず、小論文もうまく書けなかったのですが、 講師やスタッフと話すことでだんだん「自分は環境を守る仕事がしたい。そして、自然の中でも特に海が好きなのだ」と気づいた。思えば母がヨットマンだったので幼いころから海にはよく行っていたし、高校時代もギリシャやノルウェイなど、海のある場所へばかり旅行していたんです。ようやく海洋環境を守る専門家になりたいと決めたものの、やはり知識は足りません。講師にアドバイスを受けて水産庁へ行き、直接プロの方にお話しを伺うなどして積極的に知識を強化。だんだん自信がついていきました。
──[私の〈ハイスクールライフ〉]異文化交流、部活、ボランティアに打ち込んだ
スイス公文学園は生徒の自由な活動を奨励する学校。複数の部活に入る人も多く、私もバレーボール部、ダブルダッチ部(2本の縄を使う縄跳び)、コーラス部、ソーシャルクラブ(ボランティア活動)に参加しました。バレーボール部は特に頑張り、私は身長が160センチもないのですがレギュラーとして活動。スイス大会で2位になりました! また、ボランティア活動ではネパールに行き、スイスで募金をして集めたお金を使い物資を配ったり、現地の小学校で子どもたちと遊んだ。そのときに気づいたのは、新興国では環境への意識が低く、空気もかなり汚れているということ。環境学に興味を持つキッカケになりました。スイスは小さい国ですが他のヨーロッパ諸国にも気軽に行くことができ、高校在学中には全部で15か国へ旅行しました。幅広い文化に触れることができたのは、本当にいい経験になったと思います。
──[早稲田塾での〈生活〉]スタッフや担任助手のアドバイスに勇気づけられて
早稲田塾に入ってよかったと思うのは、スタッフや大学生の担任助手のみなさんがすごく温かく接してくれること。一人ひとりの生徒に親身になって相談に乗ってくれるので、勉強の方法や受験前の心構えなどもわかりました。特に担任助手は1、2年前に受験を乗り越えた人ばかりだから、リアルなアドバイスを聞けてタメになりました。塾生も、スイスで一緒に学んだ子と早稲田塾で出会った子の両方がいるので、「留学経験がある人から見た自分と、日本で学んだ人から見た自分」を客観的に見ることができ、自分の魅力は何なのかということを改めて考えることができた。その結果、やっぱり自分の強みは3年間ヨーロッパでいろんなものを見て、体験してきたことだと再認識。自信を持って受験に臨むことができました。
──[将来の〈夢〉]専門知識を身につけ、日本の海洋資源を守りたい
海洋資源の枯渇は世界中で大きな課題となっていて、海洋国家である日本ももちろんその例外ではありません。魚の漁獲量が減少すれば猟師の生活にも影響しますし、食糧問題につながる恐れもあります。実は海洋資源の管理について先進国として知られているのはノルウェイ。私はヨーロッパで過ごした経験を活かし、海外の技術・ノウハウを積極的に日本に取り入れてみたいと考えています。もちろん、海外で成功した手法が日本でそのまま通用するとも限りませんし、何がベストな方法なのかはこれからしっかり学んでいきたい。東京海洋大学は、海洋の専門的な勉強ができる大学。ここで4年間しっかり知識を深め、日本の海洋資源を守るスペシャリストとして、成長していきたいと思います。
私の「スイス公文学園高等部自慢」
とにかく山がたくさんあること(笑)! 高校も山の上にあり、見晴らしは最高です。空気もチーズもおいしくて、本当に素敵な場所でした。
私の「東京海洋大学 海洋科学部 現役合格アイテム」
お守り、勉強ノート

お守りは亀戸天満宮で母が買ってくれたもの。母が私の合格を祈願して何度もお参りに行ってくれたと知り、勇気づけられました。勉強ノートは、なるべく楽しく勉強できるよう筆ペンを使って書いていました。見た目もかわいくなるし、頭に入りやすくなります。
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学習時間をポイント換算し、対応金額をマラリア撲滅のために、ミレニアム・プロミスに寄付します。
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