
ハワイ留学、アプリ開発経験を活かし、慶應SFCに現合!
倉田志門(くらたしもん)
通塾情報
出身校 | 四谷校 |
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出身高校 | 聖学院高校 |
部活 | テニス |
タイプ | 留学経験を活かす |
夢・目標 | 人工知能開発者 |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 環境情報学部 |

──[入学の<きっかけ>]面倒見の良さと、カリキュラムの面白さに惹かれて
僕が早稲田塾に入ったのは高2の夏。ハワイ留学から帰ってきたばかりの頃で、そろそろ塾を探さなければいけないと考えていた時期でした。近所のある塾の説明を聞きに行き、簡単なテストを受けたのですが、そこで言われたのは「君のレベルじゃ大学は無理」という言葉(笑)。思わずカチンと来て、近くに別の塾はないかと思い探していたとき、目についたのが早稲田塾四谷校でした。何か惹かれるものがあって、その場で母を呼び一緒に説明を聞いてみることに。他の塾にはない独自のカリキュラムに惹かれたことと、「今からでも頑張れば大学受験を成功させることはできるよ」と温かく励まされたことが印象に残っています。もちろん、すぐに入学を決めました。
──[タメになった<授業・カリキュラム>]講師と本気で将来を語り合い、熱い議論ができた
インパクトがあったのはやはり「AO・推薦入試特別講座」です。僕は当初、「AOに強い塾ってことは、先生が“志望理由書はこう書くといいよ”と指示してくれるんだろうな」と甘い気持ちでいたのですが、実際は大違い。講師と生徒が将来の目標や大学の志望理由を徹底的に議論し、こちらの考えに甘いところがあれば容赦なく指摘される。でも、その議論を通してどんどん自分の中にある発想やアイデアが引き出されるのがわかり、すごく刺激的でした。何より嬉しかったのは、講師が僕を子ども扱いせず、対等な大人同士のように話し合えたこと。自分の想いを伝えるため、時には講師に反論することもありましたし、それが正しければ講師も認めてくれる。最初の頃は、自分には留学経験があるので国際系の学部を目指せばいいのかな、と安易に考えていたのですが、議論を通して自分が本当にやりたいのはITだとわかりました。AO講座は、授業というより講師とのかけがえのない「出会い」でしたね。
──[私の<ハイスクールライフ>]テニスに打ち込み、ハワイ留学でグローバル感覚を養う
高校生活の中で頑張ったものといえば、テニス部での活動。40人ぐらい入部して数人しか残らないという厳しい部活だったけど、キツい練習にも耐えてがんばりました。その経験があったおかげで、その後の受験勉強も最後までやり通せたのかな、と思う。高1から高2にかけての1年間はハワイへ留学していましたが、向こうでは通年で活動しているテニス部がなかったので、現地のテニスコートで個人的にテニスの練習をしていました。そこで地元の人と交流することができたのは、貴重な経験になったと思います。留学を経験したおかげで英語力はかなりアップし、受験科目の中でも英語は自分の強みとなりました。そして、忘れてはならないのが趣味のプログラミング。高校時代にはアプリを合計40本ほど開発し、この経験がITエンジニアという将来の目標につながりました。
──[僕の<受験ストーリー>]「落ちこぼれ」から慶應進学への道
ハワイから帰ってきた当初は、向こうで別のカリキュラムを履修していたこともあって学校の勉強についていけず、英語以外の成績はまさに最悪。学校では「落ちこぼれ」のような存在でした。一時は大学進学自体あきらめかけていたのですが、「いや、1年分遅れているのだから授業についていけないのは当たり前だ。基礎からちゃんと自分でやり直すしかない」と思い直し、それから猛勉強を開始。基礎がわかるようになると学校の勉強にもついていけるようになり、高3に上がる前にはテストで志望校のA判定がとれるまでに成長。慶應でITエンジニアを目指すという夢を追い、無事合格することができました。自分が慶應に入るなんて早稲田塾に入った頃は考えもつかなかったのに、本当に驚きですね。そういえば、慶應を目指そうと思った最初のキッカケを作ってくれたのも、早稲田塾。塾育プログラムに参加したとき、一緒に参加した友だちが慶應志望で、「お前も慶應、目指せばいいじゃん」と言ってくれたのがきっかけでした。
──[将来の<夢>]人工知能の開発を通じ、社会の役に立ちたい
高校時代にはたくさんのWEBアプリやスマートフォンアプリを開発しました。中でも今興味を持っているのが人工知能の開発です。この分野の発展は近年目覚ましいものがありますが、まだまだ人間と人工知能が会話をするときの違和感は否めません。僕が注目しているのは、会話における「間」や「相づち」。人間は人と話をするとき、間や相づちといったものを通じて相手の感情を推察したり、会話のリズムを整えたりしていますが、今のところ人工知能にそうした機能はありません。調査したところ、このテーマに着目した人工知能開発はまだ進んでいないようです。将来はこの研究を突き詰め、今までになくスムーズに話ができる人工知能を開発し、世の役に立ちたいと考えています。その夢を叶えるためにも、大学ではプログラミングを中心に幅広い勉強をしてみたいです。