動物への想いを胸に東農大へ! 畜産動物の健康を守る人に

第37期生

石堂 菫(せきどう すみれ)

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 昭和女子大学附属昭和高校
部活 ダンス
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 畜産動物の健康を守る人

進学情報

受験方式 公募制推薦
大学 東京農業大学
学部 農学部

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]AO入試・推薦入試に強い塾を探して

入学したのは高3の夏。獣医学部のある大学への推薦入試を考えており、元々通っていた個別指導塾では受験対策が不十分だと感じて、別の塾を探していました。ホームページで調べたり友達に話を聞いていく中で、早稲田塾がAOや推薦入試対策に力を入れていることを知って入学を決意。持っている情報量が多く、過去に推薦入試で合格した先輩のレポートが読めることも魅力でした。スタッフにも支えられました。目が合うと「最近どう?」とすぐ話しかけてくれたり、落ち込んでいるときに話を聞いてくれたり。本当に、早稲田塾に入って正解でした。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]尊敬できる恩師に出会った「AO・推薦入試特別講座 メディカル系特化クラス」

「AO・推薦入試特別講座 メディカル系特化クラス」と「メディカル系小論文」を受講。医学部や歯学部、薬学部など、医療系の進路を目指す人が通うこの講座で、恩師に出会いました。この講師は、動物が大好きで知識量が本当に多い。「牛白血病」についてもよくご存知で、最初から「この人すごい!」と尊敬していました。その講師がくれたプリントや資料がすごく役に立って、今でも大切にファイリングしています。最初のうちは「家畜伝染病を抑制する方法を研究したい」と考えていたのですが、講師に「具体的には?」「どんな獣医師像を目指すの?」と問われ、改めて自分の目指す道を考えることができました。早稲田塾の授業を通して、自分の理想が明確になったと感じています。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]畜産動物に関わるため、畜産学科のある農大へ

小学生のときに祖母が飼っていた犬が病気で亡くなったことがキッカケで、獣医を目指すようになりました。そして、食肉を扱う飲食店で働く父の影響で、牛や豚などの産業動物専門の獣医になろうと決めたのが高2のとき。食べることが純粋に大好きなこともあるのですが(笑)、普段私たちが食べる動物の健康を守ることは、私たちの「食」を支えることに繫がると思うんです。東京農業大学は、畜産学科のある数少ない大学の一つ。それに、私が詳しく学びたいと思っている「牛白血病」の研究ができることも大きかったです。決め手は大学祭。実際に大学や研究室、家畜を見て、純粋に「いいな」と感じ、第一志望を東農大に決めました。 

──[私の〈ハイスクールライフ〉]挑戦の連続で行動力と探求心を磨く

私が通った高校では、自分が決めたテーマで1年間研究して、論文作成とプレゼンテーションする授業があります。私は中1からずっと医療系のテーマで進めてきたのですが、高2では「産業動物の現状について考える」というテーマで、課題と対策を1年間かけて考察しました。そのフィールドワークとして、知り合いが運営する牧場に足を運び、何度かお手伝いさせてもらっています。産業動物や牛白血病に強く興味を持ったのは、直接牛にふれたこの経験がとても大きい。他にも、副学級委員長、ボランティア系の授業のリーダー、学園祭の実行委員など、あらゆる役割に挑戦してきました。高校生活を通して得た行動力と探求心は、誰にも負けません。今でも気になることはまず調べて、可能なら必ず足を運んでいます。

──[将来の〈夢〉]畜産動物の健康を守りたい

獣医になるためには6年間大学に行く必要がありますが、私は農学部なので大学は4年で終了。プラス2年分、将来研究者になるなら大学院、獣医になるなら獣医学部のある6年制大学に編入、どちらかを選択します。将来の進路は4年間かけてじっくり考えるつもりですが、いずれにしても「畜産動物の健康を守る人」になりたいですね。

私の「昭和女子大学附属昭和高校自慢」

自分の興味がある内容を1年間かけてじっくり探求できる総合学習が魅力です。プレゼンをする機会も多く、人前で話す度胸や、自分の考えを分かりやすく伝える能力も身につきます。

私の「東京農業大学 農学部 現役合格アイテム」

集めた資料、本

AO入試のために集めた資料はもちろん、思いついたこともこの中に全てメモしていました。講師がくださった資料も入っている宝物です。本は、東農大の入試対策で読んでいました。この本で知った「ZERO菌」というサプリメントについて面接で話すと、すごくマイナーな情報だったらしくて面接官の方も驚いていました。やっぱり本を読んで新しい知識を得ることは大事ですね。

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