千葉大看護学部に一般でリベンジ!夢の助産師へ一歩踏み出す

第37期生

川上 恵(かわかみ めぐみ)

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 日本女子大学附属高校
部活 テニス
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 地域で活躍する助産師

進学情報

受験方式 一般入試
大学 千葉大学
学部 看護学部

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]塾生だった兄のすすめで

早稲田塾に入学したのは、高1の2月ごろ。 3歳年上の兄が早稲田塾に通っていてとても良い塾だと聞いたこと、またAO・推薦入試に強いという点に惹かれました。高1の時は部活が忙しかったけれどようやく部活にも慣れてきたし、そろそろ受験を意識し始めたし、ということで高2になる直前での入学。 
高2の2月からは「AO・推薦入試特別講座」を、4月からは新宿校で「メディカル小論文」を受講し、千葉大学の公募制推薦を目指して準備を始めました。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]「ナースサイエンティスト」を目指す!

私の将来の夢は、助産師になることです。小学3年生のときに妹が産まれて、その出産に立ち会って以来助産師という仕事に興味を持つようになりました。ちょうど母を担当してくださった助産師さんが、私たち家族全員を巻き込んで、いろいろ出産について教えてくださったのが印象深く、憧れていた。ちょうど自宅の隣に助産師をやっている方が住んでいたのでいろいろお話を聞く機会もあり、職業として具体的にイメージするようになりました。 
助産師になるためには、まずは看護師の勉強をする必要があります。千葉大学の看護学部は、高校に上がるくらいのころからずっと第一志望でした。千葉大看護学部の掲げている教育理念の一つに、「ナースサイエンティストの育成」というのがあります。ナースサイエンティストとは、医学的根拠に基づいて自分で考えて行動し、社会に貢献できる看護師のこと。看護師というと「患者さんの心に寄り添うことが大切」と言われるけれど、私はまず知識と技術が求められると思います。医師や薬剤師など他の医療職者がいる中で、看護の視点から発言できる看護師になりたいという私の思いに、千葉大がピッタリ合ったんです。

──[後輩に〈ひと言〉]一度の失敗で、諦めないで!

秋には千葉大の公募制推薦を受けたのですが、残念ながら不合格……。 不合格を知った日には「英語特訓道場」の授業があったのですが、泣きはらした目の私に、早稲田塾のスタッフが「絶対一般で合格できるから!」と励ましてくれた。担任助手の先輩は、私が帰るときに塾の外まで見送ってくれました。一般での合格を伝えた時は、校舎中に響き渡る声で「おめでとう!」と喜んでくれましたね(笑)。また、友人にも支えられました。AOや推薦で合格を掴んだ友人たちが、私のためにお菓子を作って塾に持ってきてくれたのが、嬉しかったな。学校の友人もメッセージを書いてプレゼントしてくれて、周りの人に支えられた受験生活でした。 
後輩のみなさんには、一度の失敗で諦めないで、と伝えたい。私は塾でスタッフや友達に励まされて、もう一度頑張ろうという気持ちになれました。辛い時は周りに頼ってもいいから、諦めずに進んでいけば結果はきっとついてきます!

──[オリジナルの〈勉強法〉]科目ごとに目標を設定する

得意科目は英語で、数学や化学は苦手でした。どれも同じように勉強するのではなく、得意な英語はコンスタントに9割を取って、数学の苦手分野は大問の(1)を取るようにするというように、科目ごとに目標を変えて取り組んでいました。 
自習室には、毎日のように通っていました。学校がある間は放課後、無い日は開館から閉館まで。夏休みは特に猛勉強しました(笑)。塾で12.5時間勉強するように言われていたのですが、それは達成できていたと思います。一般入試に向けては、東進講座の「過去問演習講座」が役立ちました。

──[将来の〈夢〉]助産師資格を取って、夢を叶える!

看護学部で助産過程を受講できるのは、80人のうちわずか6名。3年生前期の成績で可否が決まるので、しっかり勉強しないと! また助産過程を受講できたとしたら、4年生はとってもハードになるんです。実習もあるし、看護師、助産師、保健師と3つの国家試験に向けて勉強しなくちゃいけません。ある人が「助産過程を受ける人は、スーパーマンだ」って言っていましたが、本当にその通り。でも私の夢の実現のために、精一杯頑張りたいと思います。

私の「日本女子大学附属高校自慢」

とても自由な校風です。式典の時以外は、紺・黒・グレーのスカートを履いていれば上はTシャツでもOK。自治活動が盛んで、行事も生徒主体で運営します。大学付属だからというのもありますが、生徒みんなが伸び伸びと学校生活を楽しんでいます。

私の「千葉大学 看護学部 現役合格アイテム」

青ペンノート

「英語特訓道場」のために始めたのですが、他の科目にも使いました。単に文字を眺めているよりも、青ペンで書いたほうが頭に入りやすい。大学の授業でも活用しています。

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