早稲田大学
政治経済学部

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早稲田大学政治経済学部では、「グローバル(海外就学経験者)入学試験」を行なっている。
論文審査による一次試験、面接試験による二次試験を経て、合格者を決定する。募集人員は、政治学科、経済学科、国際政治経済学科の合計約40名。出願条件に評定は求められないが、スコアを問わず英語能力試験(TOEFL(iBT)・IELTS(Academic)のいずれか)の成績を提出することが求められる。
グローバル(海外就学経験者)入学試験は、いわゆる帰国生・海外生が対象の入試となるので注意が必要だ。
※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。
2024年7月10日更新
政治経済学部 グローバル(海外就学経験者)入学試験
早稲田・慶應義塾大学
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合格のツボ
まず「事実上の帰国生入試」との条件に適合しない者には関わりのない制度である。
提出書類で重要なのは「活動記録報告書」だ。「生徒会、地域活動、ボランティア活動等」「学芸、弁論、スポーツ等の大会・コンクール・展覧会等」「技術および能力に関する資格や科目の秀でた成績」を最大3つまで挙げて「その活動を通じて学んだこと」(300字~400字)と「それを今後の勉学と将来にどう活かしたいか」(同)を記入する。要項の但し書きにある「記入する活動内容は1つでかまいません」は信じていい。言い換えると無理に3つを挙げる必要はない。
書類選考はなく、会場試験が2回。1回目は「論文審査」(2時間)。ここで求められるのは資料の読解力である。同学部は一般選抜で数学を必須にするなど分析力に重きをおく改革を行っているため、表やデータの読み解きができないとつらい。その上で「自分の考えを表現する」。「外国の中等教育機関」のうち、特に米英の現地校は日本のような「文系」「理系」の区別をしない(米は州にもよるが)ので、数学が比較的得意な者にとってチャンスであろう。
ここで選考がなされ、通過者のみ2回目かつ最終の会場試験に臨める。これが15~20 分程度の面接で、「活動記録報告書」を事前に読み直しておきたい。
出願書類について

(1)活動記録報告書について
①生徒会、地域活動、ボランティア活動等
②学芸、弁論、スポーツ等の大会・コンクール・展覧会等
③技術および能力に関する資格や科目の秀でた成績
いずれかをまとめる。
題意は「その活動を通じて学んだこと」および「それを今後の勉学と将来にどう活かしたいか」(それぞれ300字以上400字以内)
(2)論文について
日本語で記述。長文の日本語文資料に基づき「理解力・分析力・思考力」を主に問う。(制限時間:120分)
他にも、英語能力試験のスコアカード(TOEFL(iBT)・IELTS(Academic)のいずれか)の提出が必要。
入試概要

主な出願資格
① ⽇本の教育制度以外の課程にて教育を実施する日本国外に所在する外国の中等教育機関に継続して2年間以上在籍した者
もしくは、
②⽇本の教育制度以外の課程にて教育を実施する⽇本国外に所在する外国の中等教育機関に最終学年の1年間を含めて、中等教育における期間を通じて通算で2年間以上在籍した者あるいは在籍する見込みの者
出願時期
7月中旬
主な提出書類
活動記録報告書
英語能力試験のスコアカード(TOEFL(iBT)・IELTS(Academic)のいずれか)
※2023年12月1日~2024年7月5日の間に受験したものであること
1次選考時期
9月上旬
【選考内容】論文審査(120分)
1次選考合格発表
9月中旬
2次選考時期
9月下旬
【選考内容】個別面接(10~15分程度)
最終合格発表
9月下旬
入試の特色

21年度から変更。事実上の帰国生入試へ転じた。出願条件が「日本国外に所在する外国の中等教育機関」に「継続して2年間以上在籍した者」か「最終学年の1年間を含めて、中等教育における期間を通じて通算で2年間以上在籍した者」のいずれかであるからだ。
自ら進んで留学したケースも該当するものの、2年という期間を考えると自発的な取り組みは考えにくく、帰国生を対象としていると解するのが妥当である。
同学部は長らくAO型入試を行っており、帰国生入試をそこへ吸収してきた過去がある。その部分だけが残ったという感じだ。当然ながら国内教育機関も対象とした20年までの制度から志願者は激減した。
過去の変遷を述べるのは紙幅の都合上割愛するが、実に興味深い歴史がある。特に志望理由書を必要としない点と「グローバル」と名称変更した後も、英語を重視している点は引き継がれていると考えていい。
なおTOEFL(iBT)かIELTS(Academic)のいずれかのスコアカード提出も必須であるが、レベルは問わない。とはいえ入試の性質上あまりに低いと不利に働くのは当然とみなしてよかろう。
会場試験の「論文審査」が「求める学生像」にある「思考力・表現力」を、書類と最終「面接」が同じく「表現力・行動力」を主に問うと推測される。
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