競技経験と探究を掛け合わせ、
スキー場の減少を食い止めたい

第47期生

奥田 蓮兜(おくだれんと)くん

通塾情報

出身校 津田沼校
出身高校 千葉黎明高校
部活 スノーボード部・アーチェリー部
夢・目標 スキー場の減少を止めたい

進学情報

受験方式 スポーツ自己推薦入試
大学 早稲田大学
学部 スポーツ科学部

――【入学の〈きっかけ〉】スノーボード競技経験を活かせる総合型選抜での受験を決意

私が早稲田塾に入学したのは高3の7月です。高1の頃から総合型選抜で受験したいと考えていました。3歳から取り組んでいるスノーボード競技やそのスポンサーの獲得活動、学校におけるスノーボード部の設立といった、自分ならではの経験を受験に活かしたいと思っていたからです。 また、一般選抜だと競技のシーズンと重なってしまうこともあり、競技と両立しながら受験できる方法を選びたいという思いもありました。多くの大学で年内に合格発表がある総合型選抜は、自分にとって最適な受験方式だったと思います。 総合型選抜をサポートしてくれる塾を探す中で早稲田塾を知り、合格実績やプログラム内容を見て、「ここなら自分の経験をしっかり活かしながら受験に挑戦できる」と感じ、入学を決めました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】スポーツの持続可能性を学べる環境に惹かれて

私が探究してきたテーマは、「スキー場の減少」という課題です。その原因の一つに、夏季に持続的な運営ができていないことがあると考え、新たな投資が難しい小規模なスキー場でも実現可能な活用方法として、夏の合宿地としての利用に着目しました。涼しい気候や標高の高さといった強みを生かすことで、新たな価値を生み出せるのではないかと考えています。探究を進める中では、まず自分なりに仮説を立て、その後に先行事例や論文を調べて実現可能性を検証するというプロセスを大切にしてきました。 こうした学びをさらに深めたいと考え、早稲田大学スポーツ科学部を志望しました。スポーツマネジメントを専門的に学べることに加え、スポーツの持続可能性を研究している先生がいる点にも魅力を感じました。また、アスリートサポート体制が整っており、競技と学業を両立できる環境であることも大きな決め手です。 高いレベルの環境で学びながら、自分の関心であるスキー場の課題解決に取り組みたいと考えています。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】本番を見据えた実践型指導で弱点を克服

特に役に立った授業は「実戦小論文」です。この授業では、小論文の書き方だけでなく、ニュースや社会課題などの基礎知識も学ぶことができました。授業内での意見交換を通じて、自分の考えを広げる力も身についたと思います。 スポーツ科学部の入試では、与えられた短い文章をもとに自分の考えを発展させていく問題が多かったのですが、授業で学んだ知識や具体例を活用することで、説得力のある小論文を書くことができました。 また、「本番直前授業」も非常に役立ちました。講師の方と実際に面接形式でやり取りをしながらフィードバックをいただくことで、自分では気づけなかった課題を明確にできました。指摘された点をもとに調べ直し、理解を深めていくことで、自分の弱点を一つずつ克服していけたと感じています。

――【私の〈受験ストーリー〉】自分にしかない経験を武器に。自己理解を深めることで乗り越えた受験期

合格の勝因は大きく2つ。 1つ目は、競技活動やスポンサー獲得、部の設立といった、自分にしかない経験で他の受験生と差別化できたことです。これらの経験を通して、自分の強みや価値を明確に伝えられたことが大きかったと思います。 スノーボード競技でのスポンサー獲得を目的とした活動では、企業にアプローチして自分の活動や思いを言語化したり、活動報告書をまとめたりすることで、自己理解が深まりました。受験で行き詰まった時や気持ちが途切れてしまいそうな時も、もう一度深く考え直すことができ、受験にも大きく活かせたと感じています。 2つ目は、小論文や面接の対策を「実践」を重視して取り組んだこと。小論文では、結論を先に書くことを意識しながら、相手に伝わりやすい文章を書く練習を重ねました。面接では、その場で考える力を鍛えるために、想定外の質問にも対応できるよう繰り返し練習したことが、合格につながったと思います。

――【将来の〈夢〉】スキー場の減少を止め、未来へつなぐ

将来はスポーツビジネスを学び、スキー場の減少を食い止めたいと考えています。実際に競技を続ける中で、これまで滑ってきたスキー場が次々に閉鎖されていく現状を目の当たりにし、この課題を解決したいという思いが強くなりました。スキー場が減少している背景には、地球温暖化によるシーズンの短縮や、夏季に十分な活用ができていないことがあると考えています。 スキー場を守ることは、単に施設を維持するだけでなく、将来の子どもたちがウィンタースポーツに触れる機会を守ることにもつながるはずです。地域に根ざしたスキー場があることで、より多くの人がスポーツを楽しめる環境を維持できると考えています。 大学ではこの課題についてさらに研究を深め、スキー場の新しい価値や持続可能な運営モデルを生み出していきたいです。

私の「千葉黎明高校 自慢」

運動系の部活動がさかんで、私自身がスノーボード部を設立したように、生徒の挑戦を後押ししてくれる柔軟な校風が魅力です。ライフル射撃部も誕生し、全国で活躍する選手が生まれています。

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