「襤褸(ぼろ)」を現代に応用して
持続可能なファッションを提案する

第47期生

本間 涼太郎(ほんまりょうたろう)くん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 芝国際高校
部活 軽音楽部
夢・目標 持続可能なファッションのあり方を提案したい

進学情報

受験方式 FACT選抜
大学 早稲田大学
学部 人間科学部

――【入学の〈きっかけ〉】志望校別対策に魅力を感じて

早稲田塾に入学したのは、高2の冬頃です。総合型選抜は一般選抜よりも早い段階でチャンスを広げられるというところに魅力を感じて、受験を検討していました。そこで総合型選抜に特化した塾を探したところ、早稲田塾は合格実績が高く、さまざまな大学に特化した実践的な講座が開講されていると知り、ここなら志望校に合わせた対策できる環境が整っていると感じて入学を決めました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】人間を取り巻く幅広い「環境」について学びたい

早稲田大学人間科学部人間環境科学科を志望したのは、「環境」を自然環境に限らず、人間を取り巻く社会まで含めて広く捉えている点に魅力を感じたから。私はファッションや環境問題に関心があったので、それらをひとつの分野に限らず総合的に学べる点が、自分にとても合っていると思いました。 また、民俗学に環境の視点を取り入れて、人間と環境の関係を考えていくような授業にも興味があり、そうした内容を学べる先生のもとで学びたいと思ったことも理由のひとつです。

――【早稲田塾での〈生活〉】同じ目標を持つ仲間に刺激を受けた

早稲田塾は、私にとってすごく新鮮な場所。私の高校では総合型選抜を受ける人があまり多くなかったので、同じ入試方式で頑張る仲間が身近にいる環境はとても刺激的でした。普段から仲間と対話を重ねる中で、おすすめの本を教えてもらったり、探究テーマに関連する情報を共有してもらったりすることも多く、書類の完成度を高めるうえでも大きな支えになりました。担任助手や講師の方もフレンドリーで親しみやすく、リラックスしながら知見を広げられる雰囲気があったのも印象に残っています。

――【私の〈受験ストーリー〉】徹底的な情報収集が合格の鍵

受験で特に大事だったと思うのは、志望校について徹底的に調べることです。ホームページやパンフレットだけでなく、シラバスを読み込んで教授の専門分野まで調べるなど、できるだけ多くの情報を集めました。そのことがレポートや面接で語る内容に反映され、合格の鍵になったと思います。 早稲田大学人間科学部の総合型選抜では、1次試験で実験とレポート課題、2次試験で面接があります。1次対策では同じ大学を受ける仲間とレポートを見せ合いながら精度を高め、2次対策では講師の方と面接練習を重ねました。 普段は総合型選抜の対策に加えて、一般選抜に向けた勉強や時事問題の情報収集も進めていました。小論文の授業で身についた読解力は、一般選抜の現代文にも活きたと思います。さらに、受験を通して英語力も実践的に伸ばすことができました。

――【将来の〈夢〉】古来の知恵から広がる持続可能な未来のファッション像

探究テーマは、「襤褸(ぼろ)が現代の消費者にどのように受容され得るのか」です。 襤褸は、江戸時代から昭和初期にかけて東北などの寒冷地で使われてきた布や衣類のこと。破れたり傷んだりした部分に、継ぎ接ぎや刺し子をすることで、何世代にもわたって使い続けてきました。もともとファッションに興味があり、日本のサステナブルファッションの歴史を調べる中で襤褸を知りました。また小6から2年間タイで過ごしていた時に大量の中古衣服が流通している様子を見て、「服と環境問題」を肌で感じた経験もあり、このテーマに決めました。 現代の環境問題へのアプローチには『新技術の開発』と『古来の知恵の再活用』の2つがあると思いますが、私は後者こそが解決への近道になるのではないかと考えました。襤褸には抗菌効果を高めるために藍染が施されているものが多くあります。探究活動では藍染の原料農家の方に協力していただきオンラインでインタビューを行うなど、自分なりの方法で知見を深めていきました。 大学で現代に受け入れられる襤褸の要素を学び、将来は、それらを社会に応用して持続可能なファッションのあり方を提案、実現につなげていきたいです。

私の「芝国際高校 自慢」

生徒の自主性を大事にしてくれる校風です。私も高1の時に友人と『校則検討委員会』を立ち上げました。校則の見直しを働きかけた結果、靴下の規定が緩和され、自由に選べるようになりました。

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