SFCで多角的に照明を学び、
公衆トイレの新たな価値創出へ

第47期生

田村 心采(たむらみこと)さん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 東京女学館高校
部活 漫画研究部
夢・目標 空間デザイナーとして「落ち着ける」公衆トイレをつくる

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――[入学の〈きっかけ〉]ひとつでも合格のチャンスを広げたい

早稲田塾に入学したのは高2の春頃です。それまで一般入試対策向けの集団塾から個別指導まで、さまざまな塾を経験してきましたが、どこも“積極的に通いたい”とは思えませんでした。そんなときに見つけたのが早稲田塾。 総合型・学校推薦型選抜で受験しようと思ったのは、ひとつでも合格のチャンスを広げたかったから。一般選抜は入試時期が遅く、それだけに絞るのは精神的な不安もありました。 早稲田塾に入学して感じたのは、とにかく空気感がアットホーム。そして、書類作成のサポートが手厚い。さらに、講師や塾生同士で自然に活発な意見交換が生まれ、主体的に学べる環境が整っていると実感しています。

――[将来の〈夢〉] 担任助手のアドバイスから、将来の夢につながった

高2で生徒会に所属していたとき、「学校のトイレ改装プロジェクト」に参加しました。トイレをより落ち着ける空間にするためデザインを考える中で、探究テーマを発見。公園や街中にポツンと建つ公衆トイレに着目し、その印象を向上させる方法について考え始めました。当初は色による印象の変化に注目していましたが、担任助手から「光がなければ色が見えない」とアドバイスを受け、視点を転換。以降は照明に焦点を当てて探究を進めました。 公衆トイレは「汚い」「暗い」といった印象がつきまといますが、照明によって変えられると思っています。実際、私が行ったことのある間接照明が施されたトイレは、どこか温もりを感じました。また、光の工夫は印象の向上だけでなく、防犯面にも寄与すると考えています。 探究テーマを深掘りするため、早稲田塾大崎品川校の一室を利用して心理調査を実施しました。トイレと同程度の空間を再現し、照度や色温度を変えた照明環境でアンケートを行って結果を数値化。その結果、温かみのある光がもっとも落着きを与えることがわかりました。 大学ではこの探究をさらに発展させ、将来は空間デザイナーとして公衆トイレの印象改善に取り組みたいと考えています。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉] 理想の研究と将来につながる学びの場

私が慶應義塾大学環境情報学部を志望した理由は2つ。 1つは、ここではVR技術を用いた空間デザインの研究が活発に行われていることです。探究を進めるうちに、心理的評価だけでなく生理的評価も取り入れながら、空間が人の心理に与える影響をより正確に捉えたいと考えるようになりました。そうした多角的な実験環境が整っている点に魅力を感じています。 もうひとつが1級建築士の受験資格を取得できること。照明や空間デザインをより幅広く、自分の手で設計できる力を身につけたい。まさに私が希望する環境そのものだと思っています。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 論文力だけでなく大学への理解も深まった

受講して特に良かったのは「慶應義塾小論文」です。講座を通して論文力が向上したのはもちろんですが、それ以上に、短時間で読み手に伝わるよう言葉を組み立てる“言葉のスキル”が身についたと感じています。また、慶應義塾大学の建学の精神への理解も深まり、書類作成でも大学の求める傾向を意識した表現ができたと思います。 また、本番直前授業の面接対策も有意義でした。講師からの的確なアドバイスに加え、本番を想定した鋭い質問への答えを繰り返し練習。その経験が自信となり、本番でも普段通りの力を発揮することができました。

――[後輩へ〈ひと言〉] 大事だと感じたことは、すべて徹底的に取り組むこと

合格の勝因は、自分の探究テーマに対して多角的に知識を積み重ねてきたことです。複合的な視点を持つことで新たな疑問や発見が生まれ、結果として書類の完成度を高めることができました。このように、受験で後悔しないためにも、「重要だ」と感じたことには徹底的に取り組むべきです。 たとえば私は面接対策として探究の資料を元に問答集を作成し、5W1Hで問いを立て、すべてに答えられるよう準備を重ねました。東進講座も、評定平均を上げるためにコツコツ継続して受講してきました。 複数のことを並行して進めるのは簡単ではありませんが、おかげでスケジュール管理力や物事を効率的に進める力が身につきました。これらの力は受験にとどまらず、これから先も必ず活きてきます。自分を信じて、最後まで頑張ってください。

私の「東京女学館高校 自慢」

1学年に1クラス国際学級があります。実践的なハイレベルの英語力を身につけられる環境で、ネイティブの先生が多く、日常的に英語に触れられるので楽しいです。

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