やりたいことを諦めず早稲田合格
重要なのは社会還元を見据えた探究

第47期生

西田 千紘(にしだちひろ)さん

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 東洋英和女学院高等部
部活 剣道部
夢・目標 痛みのない診断方法の確立

進学情報

受験方式 FACT選抜
大学 早稲田大学
学部 人間科学部

――[入学の〈きっかけ〉]大学生活を、より有意義なものにしたい

大学4年間を有意義に過ごしたいと思って、総合型選抜に挑戦することを決めました。その対策ができる環境を探して出会ったのが、早稲田塾です。多彩なプログラムを早くから活用したいと考え、中3の冬に入学。さまざまなバックグラウンドを持つ塾生と意見交換しながら対策を進められたのがとても良かったですね。総合型選抜は、大学で何を学び、どう成長したいかを改めて考えさせてくれる受験方式だと感じています。

――[将来の〈夢〉]皮膚ガスを用いて劇症肝炎を特定するメカニズムを解明したい

紆余曲折しながら探究テーマを探し、最終的に「これだ」と思えるテーマに出会ったのは、高3になってからです。人に寄り添い、痛みなく病気を診断できる人になりたい。それが、私の目指したいことだと気づきました。自分がもともと人の匂いに敏感であることをきっかけに、体表面から放出される皮膚ガス(人の体表面から放出される揮発性ガスの総称)に着目。そして探究を進めながら、死亡率が高い一方、まだ研究例の少ない劇症肝炎(急性肝炎が急速に悪化し、肝細胞が急激に壊れることで、肝臓の機能が失われる疾患)の存在を知りました。そこから、皮膚ガスに含まれる揮発性有機化合物を用いて、劇症肝炎を特定するメカニズムを解明したい、という将来の目標につながりました。 探究活動では研究キットを使い、特定環境で放出される皮膚ガスの量を測定。関連論文も読み込んで探究を深めてきました。探究活動で大切なのは、「その研究が社会にどう還元されるのか」。誰の役に立つのかを意識することで、研究の価値もより明確になると思います。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉]文理融合の教育システムで探究を極めたい

早稲田大学人間科学部の魅力は、文理融合の学びを重視している点です。私は、技術的なメカニズムを構築するだけでなく、それをどう社会へ還元するかまで含めて探究したいと考えています。技術構築は理系、社会実装や制度設計は文系と、両方を横断して学べる環境に惹かれました。 早稲田大学を勧めてくださったのは、中高一貫校で6年間続けた剣道部の恩師です。私は高2で部長を務め、幅広い年代の部員と関わるなかで、自分の考えや気持ちを相手に伝える力が磨かれました。剣道部は、技術面だけでなく人として成長できた大切な場所だったと思います。早稲田大学の剣道部はスポーツ推薦だけでなく、一般受験や総合型選抜で入部する学生も多いと聞いています。大学でも剣道を続け、努力を重ねながら挑戦していきたいです。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]対話力と論理的思考を養うことができた

印象に残っているのは、日本テレビの現役アナウンサーから、コミュニケーションの基本を学ぶ未来発見プログラム、「伝える力大学」です。表情や間の取り方、個性を活かした話し方だけでなく、相手の話を聞く姿勢についても学びました。ロールプレイングを行い、相手や状況によって伝え方や立ち回りが変わることも実感。未来発見プログラムでは、書籍を読むだけでは得られない学びを、体感的に吸収することができました。 一方、平常授業では「ハイレベル実践小論文」がとても役立ちました。難関私大・主要国公立大学レベルの難解な課題文を毎回予習し、添削を受けながら何度も書き直していきます。その積み重ねによって自然と思考力が養われ、ひとつの物事を多面的に捉える力が身につきました。

――[合格の〈勝因〉]やりたいことを最後まで貫いた

合格の勝因は、自分のやりたいことを最後まで貫いた点だと思います。探究活動では何度も壁にぶつかりました。ときには柔軟に方向転換する姿勢も大切ですが、私は軸をぶらさず、諦めずに走り抜きました。自分の探究テーマが社会にどう還元できるのか、その価値や連続性を自分自身でしっかり理解しておくのが重要だと思います。 私にとって早稲田塾は、学んだ知識や論文から得た情報が本当に正しいのか、客観的なフィードバックを得られる場所でした。作成した提出書類をスタッフや友人にアウトプットすることで、自分では気づけなかった課題や不足点も見えてきます。「諦めずにやり抜く力」、これが受験を通して一番自分が成長した部分です。

私の「東洋英和女学院高等部 自慢」

中高一貫校で、「人に仕える」精神を掲げています。“人のために動く”校風が大前提で、人の意見を尊重する友人ばかり。私も中高6年間、のびのびと過ごすことができました。

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