
未来発見プログラムで志望校発見 憧れの慶應に合格!
横畠 凜奈さん(よこばたけ りな)
通塾情報
出身校 | 横浜校 |
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出身高校 | 横浜雙葉高校 |
部活 | テニス部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | マスコミ関係の仕事 |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜(AO入試) |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 法学部 |
――[入学の〈きっかけ〉]早稲田塾の説明会に参加して
中学3年で大学受験を意識し始めた頃、自宅に早稲田塾のDMが届きました。横浜校でAO・推薦入試の説明会に参加し、そこでAO入試を意識するように。性格的に、机に向かってたくさん勉強をするより、パワポを使って資料を作成したり、自分の意見を発信するほうが好きでした。また、中1から続けてきたテニス部で徐々に実力がつき、中3で副キャプテンに抜擢。このような経験値もAO入試ならきっと活かせるだろうと考え、中3の12月に早稲田塾へ入学を決めました。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉]模擬裁判と未来発見プログラムで志望校発見
高校入学後、様々な大学のオープンキャンパスに行きました。でも、やっぱり慶應が一番。いとこがSFCに通っているし、その親も慶應の経済学部出身なので、無意識のうちに憧れが芽生えていたのかもしれません。
法学部に興味を持ったのは、早稲田塾に入学して間もないとき、スタッフに勧められて模擬裁判に参加してから。東京弁護士会法教育委員会に所属する現職の弁護士の方のご指導のもと、本番さながらのスタイルで行われます。それまで法律の知識はゼロでしたが、裁判の仕組みや意義について改めて考えるようになりました。その流れで受講したのが、未来発見プログラム「ネゴシエーション アンド リーダーシップ」です。そこで慶應義塾大学法学部の田村次朗教授と出会い、政治を行う上で交渉力は重要なものだと実感。法と政治についてもっと深く学びたい!と強く思うようになり、具体的な志望校決定につながりました。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] AO書類作成に役立った2つの講座
私を変えてくれたのは「慶應義塾小論文」だと言ってもいいくらいです。文章を書くのは苦手でしたが、基礎から論文力をつけたい私にはとても合っている講座でした。まず実際に出題された問題を使って読解力をつけるところからスタート。そして講座のポイントを書き留めたり、“写経”を繰り返して構成を身体に覚え込ませていくうち、いつのまにか文章を書くのが楽しみに。また課題が多く、常に“やらなければいけない”環境をつくってくださったのも私には良かったと思います。優秀者論文に3回連続で選ばれて、モチベーションもアップ。論文はもちろん、納得のいく志望理由書や研究テーマに仕上がったのは、間違いなく「慶應義塾小論文」のおかげです。
他にも、「TOEFL講座」は英語資格を取得したいなら絶対に受けておいたほうがいいと思います。様々なテクニックを細かく教えていただけるので、本番でその通りできればライティングはかなり高得点が望めるはず。結果として私はIELTSスコア5.5を取得し、AO書類に活かすことができました。
――[私を支えてくれた〈スタッフ〉]大学で学ぶ意識や姿勢を改めて見直した
とにかく慶應義塾大学に合格したかったので、AOの研究テーマは第一志望の法学部とSFCの両方を準備していました。法学部のほうは、若者の政治に対する関心度と政治メディアへの関わりについて分析。私は、「少しでも文章力が向上すれば」という理由から朝日中高生新聞の特派員として活動していました。でも活動していくうちに、情報発信の大切さも学んだし、人の記事から社会情勢も知ることができる。若い人にもっと政治に関心を持ってほしいと日ごろから感じていました。また、今は政党の幹部や候補者と有権者がSNSで直接つながることができる時代なので、“これからの選挙”についても研究していきたい。模擬裁判や未来発見プログラムの積み重ねがあったので法学部の書類作成はスムーズでした。しかし、SFCのほうは迷走し、高3の6月頃はとても悩んでいました。並行して二つの研究を進めていくのは大変で、読まなければいけない資料も溜まるばかり。決断力も鈍り、なかば投げやりで講師にデータの取捨選択を求めてしまったことも。そのとき「それを決められなければ政治学科でやっていけない(発言の根拠となる真のデータは自ら探し出す)。」とビシッと言われ、自分の甘さを痛感。大学で学ぶ意識や姿勢を見直すことができた貴重な言葉でした。
――[将来の〈夢〉]自分の想いをメディアにのせて発信
慶應義塾大学にはメディア・コミュニケーション研究所というジャーナリズムやメディア関連の法律・文化を中心に研究している老舗の研究所があります。研究所の講義には新聞・放送・広告などの業界で実務に携わっている方々が講師に来てくださいます。ぜひここで学んでみたいというのも、私が慶應に行きたいと思った動機のひとつでした。
具体的な将来の夢は決まっていませんが、テレビ局やアナウンサーなど、映像を通して自分の想いを発信していきたい。具体的なカタチは大学4年間の学びで探そうと思います。