商店街の活気を取り戻す!
もっと住みやすい横浜の街づくりを目指して

第43期生

平 美優(たいら みゆう)さん

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 神奈川県立光陵高校
部活 バスケットボール部
夢・目標 “横浜をつくる人”の一員になる

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO)
大学 横浜国立大学
学部 都市科学部

――――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】高校にはない環境が魅力的だった

私は、話すことや考えること、話し合うことが好きです。そのため、大学受験は筆記試験で合否が決まる一般選抜より、自分らしさを表現できる総合型選抜を考えていました。どこか総合型選抜に強い塾がないかなとインターネットで探しているときに、早稲田塾を発見。説明会に行って話を聞くと、高校ではできなかったプレゼンテーションやディスカッションなどが学べる授業があり、「面白そう!」と感じて入学を決意しました。それが高2の3月でした。

――――【大学・学部を選んだ〈理由〉】大好きな地元・横浜の街づくりのために

中学校からバスケットボールを続けており、将来は地元のプロバスケチームの経営や運営に携わりたいと考えていました。しかし、早稲田塾の最初の授業で「自分史」を書いた際に、「地元のバスケチームではなく、地元・横浜が好きなのでは?」ということに気が付いたんです。というのも、私の祖父母は横浜の商店街でお店を経営しており、私自身、幼い時から横浜の人の温かさに触れて育ちました。しかし、大型商業施設をはじめとする街の開発に伴って、だんだんと商店街が衰退。活気がなくなっていく姿をこの目で見てきました。自分史の授業を通して、自分は商店街の店の孫であることを再認識。現状をどうにかしたいという思いが強くなり、街づくりや地域振興について学びたいと考え、進学先を決めました。

――――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】授業でも話し合いでも自分の知らない世界が広がった

未来発見プログラム「持続可能な社会の実現に向けて~SDGs2030~(スーパーSDGsプログラム)」が印象に残っています。この授業は法政大学人間環境学部の教授の方々が講師となって、専攻とSDGsを組み合わせながら、日本と世界の比較や最新動向などを話してくださいます。今まで自分が知らなかったことばかりで面白く、ためになる授業でした。

また、話を聞き終わった後にはグループごとにテーマが与えられ、塾生同士で話し合って発表もしました。早稲田塾入学のきっかけでもある話し合いの時間があったことは大きかったです。私は街づくりについて研究していたのですが、周りは全く異なるテーマを研究している塾生ばかりだったので、話をする中で「へーそうなんだ!」と勉強になることが多々ありました。それが頭の片隅に残っていて、面接のときに口に出せたこともあります。

――――【早稲田塾で〈学んだこと〉】これまでの癖を直せた2つの学び

早稲田塾では、「復習の大切さ」と「相手のことを尊重する話し方」を学びました。早稲田塾に入るまでは、復習などはせず“やったらやりっぱなし”という勉強スタイル。頭では復習しなきゃと思っていても、同じ問題に何度も取り組むのは大変で、いざやろうとすると面倒くさく感じてしまっていました。しかし、ある時に大学生の担任助手の方から「とにかく復習が大事だよ」と言われ、やっぱりそうかと思い直し、復習をするように。今でも復習の習慣が身についているので、この言葉は大きなきっかけになりました。

また、これまでは自分の意見を伝えるばかりの一方向的な話し方でしたが、早稲田塾の授業を通して、「相手の話を聞き、自分の中で考えてから意見を伝える」という高レベルな会話のキャッチボールができるようになりました。

――――【将来の〈夢〉】“横浜をつくる人”の一員になり、商店街に活気を取り戻す

将来は“横浜をつくる人”の一員になり、祖父母のいる商店街に何かしらの形で携わりたいと思っています。私もそうですが、横浜の人はみんな横浜が大好きで、地元愛に溢れています。しかし、不便なところがあることも事実。また、私の目は住んでいる地域の狭い範囲にしか向けられていません。これから先、より横浜に住んでいるという誇りを持つためには、視野を広げて住みやすい街づくりを続けていくことが重要だと思います。今は漠然とした夢ですが、より深く大学で勉強し、考えていきたいです。

私の「神奈川県立光陵高校 自慢」

人が優しいところが自慢です。私は流行りに疎くて我が道を進むタイプなのですが、高校の先生や生徒は「あなたはそういうところが素敵」と肯定してくれます。個性を尊重する、伸び伸びとした校風です。

私の「横浜国立大学 都市科学部 現役合格アイテム」

ノート(小論文用、共通対策用)

小論文ノートは、同じ間違いをしないように、失敗点や反省点、繰り返してしまうミスや感じたことをまとめました。共通対策ノートは、気になって調べたことを書き記しました。どちらも自分が積み上げてきた成果で一番信頼できるノートだったので、受験前に見返して力をもらっていました。

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