「慶應義塾小論文」で文章力がアップ!
念願の筑波大学に合格

第44期生

吉野真生(よしのまさき)くん

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 横浜市立南高校
部活 軽音楽部
夢・目標 上手な文章を書くこと

進学情報

受験方式 AC入試
大学 筑波大学
学部 情報学群

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】「AOなら早稲田塾」と両親に勧められた

早稲田塾に入ったのは、高2の秋です。その頃の第一志望が慶應義塾大学環境情報学部(SFC)で、総合型選抜(AO)にも挑戦しようと考えていました。すると両親が「AOをやるなら早稲田塾がいいのでは」と勧めてくれて。きっと両親なりに調べて、提案してくれたのだと思います。

受講したのは「総合型・学校推薦型選抜特別指導」、そして「慶應義塾小論文(慶小)」です。中でも僕のイチオシは「慶小」!この授業に出会えたことで、早稲田塾に入った意味があったと言っても過言ではありません。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「慶應義塾小論文」で文章を書くことが好きになった!

小論文の授業というと、文章の書き方を教わるイメージでした。でも「慶小」は違う。考え方を重視した授業で、話を聞くだけでも面白くてタメになったし、なにより講師が魅力的。もともと文章を書くことは好きでしたが、慶小のおかげでより好きになったし、「もっと上手な文章が書きたい」という夢ができました。

「総合型・学校推薦型選抜特別指導」も楽しい授業でした。ただ僕はなんでもじっくり考えるのが好きだったので、5分間で考えをまとめて書くことに、最初のうちは苦手意識がありました。「僕にはセンスが無いな」と悩んでいたとき、先輩方のユニークな回答に触れ「こういう風に書けばいいんだ」と学んだ。そこからは発想力のトレーニングだと捉えられるようになり、最後の方は「Student of the day」にも選ばれるようになりました。

生徒同士で志望理由書を読み合う「メンタリング」は、文章力の向上に役立ちました。話を聞くとわかりやすいのに、文章だと伝わりにくい、ということは多々あります。自分で書いているだけだと、伝わっているかいないのか、十分に判断できません。他人の目線で判断してもらうことで自分の足りないところに気付けるし、他人の指摘をする際には「これは自分にも当てはまるのでは?」という振り返りにもなりました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】担任助手のアドバイスで筑波大学が第一志望に

当初はSFC志望でしたが、「文字で表現するのが得意」という僕に対し、担任助手が筑波大学を勧めてくれたのです。調べてみると、やりたいことや校風が自分に合っていると感じたし、何より国立大学は魅力です!そこから第一志望を筑波大学情報学群として、書類作成や研究に励みました。担任助手から提案してもらうまで、筑波大学は全く想定外の大学。アドバイスをくれた担任助手に、本当に感謝しています。

――【早稲田塾での〈生活〉】試行錯誤し研究レポートを完成。講師のアドバイスに感謝

僕の研究テーマは「ボードゲームが人に与える効果について」。幼い頃からゲームが好きで、それもアクションゲームより頭を使うボードゲームやカードゲームを好んでいました。ボードゲームは教育にも使用され、娯楽以外の用途が幅広い。何より子どもの頃から好きなものをテーマにすることで、研究のモチベーションを維持できました。

研究テーマが決まってから、それをどう深めてまとめていくのか、とても苦労しました。本や論文を読み探究するのは、みんながやっていること。合格をつかむためには、プラスアルファが必要です。アンケート調査などもよく見かけますが、それだとオリジナリティがなくて弱い。試行錯誤した結果、先行研究の論文で行われていた実験を、別のボードゲームで行ってまとめることにしました。実験をどのようにまとめるのか、レポートの書き方などは講師にアドバイスをもらい、納得のいくレポートが完成!出願にこぎつけました。

早稲田塾の生徒は、人それぞれユニークなテーマを持っています。「Vtuberのフェイストラッキング技術の応用」や「松の木」、「ベニクラゲ」の研究をしている生徒も。「なぜ、それに興味を持ったんだろう?」という驚きがありました。またマンガやアニメなどのテーマには親近感を感じる。みんなの研究に触れることで、今まで知らなかった世界の知識が増えました。

――【将来の〈夢〉】ゲームに関わる仕事をしていきたい

将来は、漠然とゲームに関わる仕事がしたいと考えています。大学では、自然言語処理、多変量解析、データマイニングなどを中心に学ぶので、それらを活かせるマーケティングにも興味があります。大学在学中に、ボードゲームが盛んなドイツに行ってみたい。また研究には英語も必要になってくるので、苦手な英語も頑張って勉強します(笑)。

 さらにくわしく≫ 現役合格物語インタビュー

私の「横浜市立南高校 自慢」

日本一人柄がいい生徒が集まっているんじゃないのか?と思うくらい、仲がいい。基本は中高一貫で高校から40人だけ入学するのですが、彼らはその平和さに驚くようです(笑)。行事が多くて、球技大会は年に3回あります。

私の「筑波大学 つくばだいがく 現役合格アイテム」

パソコン2台

受験にパソコンを使う人は多いけれど、僕のようにWindowsとMacの2台持ちは珍しいかもしれません。Macは主に持ち歩き用で、Windowsは自宅用。これでレポートを書いたり、調べ物やゲームのプログラミングをしたりしていました。

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