持ち前の英語力を活かし、人を繋いで
循環型経済の構築に貢献したい

第44期生

大山篤人(おおやまあつと)くん

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 公文国際学園高等部
部活 ビーチバレー部
夢・目標 「バイオミミクリー」を切り口に持続可能な循環型経済の構築をする

進学情報

受験方式 AO入試
大学 早稲田大学
学部 国際教養学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】母の勧めで早稲田塾へ

僕が早稲田塾に入ったのは、高3の6月です。母が総合型選抜について調べる中で早稲田塾のことを知り、勧めてくれました。僕自身は総合型選抜についてはあまり意識をしておらず、一般選抜で受験をするつもりでした。「入試が早く終わるなら、それもいいかな」程度の認識。通っていた高校は、特に総合型選抜を勧めるわけじゃないけれど、言ってくれれば手伝うよ、というスタンス。蓋を開けてみたら、推薦や総合型選抜で入試を受けた生徒がけっこうたくさんいましたね(笑)。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】得意な英語を活かし総合的に学べる

小学生のころに海外で生活をしていた経験があります。帰国後は家庭内で英語を使ったり、映画は字幕で観たり、と母が熱心に英語環境を整えてくれたので、英語力がつきました。通っていた公文国際学園は帰国子女が多く、英語が得意な生徒にとっては楽しい環境。高2のときに英検1級を取得するなど、特に力を入れて頑張っていました。その英語力を活かせることから国際系の学部に絞って調べたところ、一番行きたいと思ったのが早稲田大学国際教養学部。早稲田大学に漠然とした憧れを持っていたし、総合型大学ということで学びも幅が広く、また学部の授業はすべて英語で、留学が必須。僕の得意なことが伸ばせると感じました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】短期集中で実践的な知識が身についた

早稲田塾に入ったのが遅かったので、ギュッと詰め込んだ感じで、夏休みは総合型選抜の対策しかしませんでした。早稲田塾では自分のやりたいことを言語化する機会が多く、またそれに対して講師や大学生の担任助手、同級生などさまざまな立場の人から意見をもらえるので、自分の中でどんどん深めることができました。担任助手と何度も対話をすることで日本語力が上がり、「大人の日本語」が使えるようになれたことが良かったです。

「早稲田大学(国際教養学部)AO入試〈Critical Writing〉対策講座」は、受験のテクニック的なことを学べました。僕は感覚でライティングをしていたので、論理的に英語の文章を書くための「攻略法」を得た感じです。

――【後輩に〈ひと言〉】自分にとって「使える」ものを選ぼう

国際系の学部を狙うなら、できるだけ良い英語資格を取っておくことが重要。志望校に合わせてどれを取るか決めてもいいと思いますが、できるだけ選択肢を減らさないように。TOEFLやSATは受けておいた方がいいと思います。

早稲田塾では、年齢の近い担任助手から具体的なアドバイスがもらえ、たくさんの人の色々な意見を聞くことができました。

もちろん、それらを全部鵜呑みにする必要はありませんが僕自身は非常に参考になったと感じています。短い早稲田塾生活でしたが、短期間で書類を仕上げて合格まで持っていけたので、早稲田塾には感謝しています。

――【将来の〈夢〉】持続可能な循環型社会を構築したい

早稲田塾に入った当初は、具体的な将来の展望について考えられていませんでした。スタッフと面談を重ね、「何に興味があるのか」を引き出してもらったところ、出てきたキーワードが「バイオミミクリー(生物模倣)」。生物など自然界の中から学んだものを技術開発に活かすことで、たとえば新幹線のデザインにカワセミの嘴の構造を取り入れて騒音を減らしたり、マジックテープが接着する仕組みをオナモミの実から学んだり、というものです。今バイオミミクリーは、持続可能な循環型社会を進めるためのキーワードとしても取り上げられています。

バイオミミクリーを活かし循環型社会、循環経済を構築するために必要なものは、英語力。僕は自分の英語力を使って、世界の人を「つなぐ」役割を担いたい。まずは大学でさまざまな国の友達を作って、やるべきことを考えていきたいです。

 さらにくわしく≫ 現役合格物語インタビュー

私の「公文国際学園高等部 自慢」

英語力が高い人、数学が得意な人にとっては活躍できる高校です。生徒が主体性を持って動けて、自由度も高いと思います。

フォトギャラリー