早稲田塾で進路と目標を発見。
自分自身も成長できた

第44期生

二宮陽夏梨(にのみやひかり)さん

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 横浜隼人高校
部活 ボランティア部
夢・目標 英語教育(フォニックス指導)の研究

進学情報

受験方式 学校推薦型選抜(公募制)
大学 上智大学
学部 外国語学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】英語資格を活かせる入試にチャレンジしたい

海外で生活したことはないのですが、以前から英語が好きでした。早い段階で英検準1級を取得し、TOEICも何度か挑戦。英語の資格検定を受けるのが趣味のようになっていて、純粋に楽しんでいたんです。けれど高2目前になると、だんだん大学受験に対して焦りが出始めました。自分にはどういう入試が向いているかを考えたとき、今まで積み重ねてきた英語資格を活かしたくて、総合型・学校推薦型選抜に強い早稲田塾へ入学しました。

入学当初は特に目標もなく、大学生の担任助手にこれまで取得した英語資格の話をすると、自分が知らなかったIELTSというのもあるとのこと。ぜひチャレンジしてみたいと思って、早稲田塾でやっていく学びの方向が決まっていきました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】 モチベーション高く受講することができた英語対策講座

IELTSに特化した授業は、他塾ではなかなかありません。ですから、「英語4技能資格試験講座」の「IELTS対策講座」は早稲田塾ならではのもの。受けて本当に良かったと思っています。

たとえばライティングの授業だと、課題となるエッセイの書き方は、いきなり構造から入るのではなく単語の言い換えなど細かいコツから教えていただける。段階を踏んだ丁寧な進め方で、IELTSのことを何も知らない私でもスムーズに知識が吸収できました。また、宿題で解いてきた問題は、皆でディスカッションしながら答え合わせしていくので、回答の根拠が明確になって次に解くときに忘れません。モチベーション高く授業を受けることができ、最終的にスコアは7.0を取ることができました。

また、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」の「早稲田(国際教養)AO入試〈Critical Writing〉対策講座」も印象に残っているもののひとつ。高い論理的思考や知識を養うための講座なので、題材がとても難しい。けれど、毎年、上智大学の公募推薦個別テストでは難しい単語がたくさん出ており、私が受けたときはAIや反出生主義といった内容も。こうした難易度の高い問題にも怯むことなく挑めたのは、Critical Writingで慣れておいたおかげだと思います。

――【私の〈受験ストーリー〉】 熱意を持って学べる研究テーマに出合えた

私は英語という語学そのものが好きで、なかでも「フォニックス指導」に興味があります。フォニックスとは、発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法のこと。アルファベットごとの発音を先に学ぶことで、知らない単語が出てきても、耳で聞いただけでスペリングがわかるようになります。このフォニックス指導は、読字障害をもつLD児(学習障害児)などに特に有効なのではと考え、研究テーマとして深掘りしていくことにしました。

「総合型・学校推薦型選抜特別指導」の最初の頃は、漠然と研究テーマを英語教育にしていました。でも書類を作成していくうちに、言語というより英語文化のほうに逸れてしまい、担任助手や塾生同士のメンタリング(意見を交わしあう)で手厳しく突っ込まれてしまうことも。貴重なアドバイスをもとに何度も見直し、自分が一番、熱意を持って勉強できるだろう志望大学と研究テーマ「フォニックス指導」にたどり着けて良かったです。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】英語という“言語”をとことん学べる環境

私は上智大学外国語学部に進学します。他大学だと“文学部”英語学科が多いのではないでしょうか。でも、私が突き詰めたいのは文学や文化的なところではなく、あくまでも言語です。上智大学なら言語専門の教授が多くいらっしゃるのはもちろん、言語を研究するために必要な基礎知識を学べる言語研究コースなど、私にとって魅力的なカリキュラムがたくさん。英語という言語をとことん学べる、専門性の高い学部だと考えています。

――【受験を通して得た〈一生モノ〉】やり遂げたからこそ、自分自身が成長できた

高2の後半、カナダに語学留学しました。以前留学したときは言葉が通じずに悔しかったので、リベンジしたい気持ちが強かったです。ただ、私はもともとコミュニケーション下手で、今回も出だしはナーバス状態。けれど、3カ月の短期留学なんて、あっという間。それに早稲田塾に通うようになってから、他の塾生に良い意味で感化されていました。何でも挑戦してみよう、皆に負けたくない一心で、思い切ってホストファミリーに相談し、留学中もオンラインで早稲田塾の講座を受講し続けたのです。講座がおこなわれる日本の夜の時間帯は、カナダの早朝。早起きして90分オンライン授業を受け、学校に行って……やり遂げたからこそ、研究テーマを明確にできたし、納得のいく提出書類が完成したと思います。

やりたいことを自己主張できるようになったのは、早稲田塾で成長できた証です。両親も「人が変わったようだ」と言って喜んでくれています。

早稲田塾で見つけることができた「フォニックス指導を活かした英語教育」という研究テーマに、これからも熱意を持って取り組んでいきたいです。

私の「横浜隼人高校 自慢」

私のクラスは国際語科で、長期・短期と留学制度が充実しています。また、ネイティブの先生が多くいるので、授業だけでなく日常から英語に触れることができる良い環境です。

私の「上智大学 外国語学部 現役合格アイテム」

単語帳

高校では毎週、単語テストがありました。私はそれに命をかけていて、毎週絶対に学年1位を取ろうと燃えていたんです(笑)。この単語帳を、家でも通学途中の電車でもいつでも見ていました。単語だけでなく、例文も全部頭に入っています。上智の試験のときもこれをもって行きましたし、もちろん入試にも活かせたと思います。

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