建築への想いは誰にも負けない
慶應義塾大学環境情報学部に合格

第44期生

塩入ヶ谷陽央(しおいりがたによう)くん

通塾情報

出身校 横浜校
出身高校 桐蔭学園高校
夢・目標 建築士

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】父親の紹介で

早稲田塾に入学したのは、高1生の冬頃です。入学したきっかけは父親の紹介。自分のアピールポイントを活かせる入試形態として、総合型選抜を受けさせたい、それなら、ということで、早稲田塾を紹介してくれたんです。私は早稲田塾に入学するまでは一般受験で大学に行こうと思っていました。

入学当初は、ディスカッションや発表など、学校や他塾ではあまり経験しないような、生徒が主体となる授業スタイルに不安な気持ちもありました。しかし、それは同時に早稲田塾でしか鍛えることのできない力だと感じました。また、大学生の担任助手の方がとても親身に接してくれることや、サポートが充実していたことも決め手の一つです。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】建築学だけにとらわれない幅広い学問の分野を学びたい!

私は小学校高学年まで兵庫県の神戸市に住んでいました。そこでは阪神淡路大震災の経験を活かした防災教育が盛んです。犠牲者のほとんどが日常的に密接していた建築から被害を受けたことや、人々が共に助け合う共助の重要性ということを学びました。そして、有事の際に建築が人々に被害を与えるような姿であってほしくないという思いを持つように。

そこで、現在私の住む町において、共助の基となるような人々のつながりがあるかどうか、アンケートを行いました。アンケートによって、私の住む町では人々のつながりというものが希薄化しているという現状が見えたので、これは有事の際に共助ができないのではないかと危機感を持ちました。およそ30年以内に発生すると言われる大規模な災害に備えた共助を作るために、まずは私の住む町において心の拠りどころとなるような建築物を作りたい。それが建築を志望したきっかけです。

大学では建築を主に学んでいきたいです。一方で、建築学だけではなく、幅広い学問の分野を学ぶことで、私が理想とする建築は成り立つと考えています。私は、その地域特有の地域性や歴史性を、次の世代へと継承し、人々の心の拠りどころ、地域自体の魅力を引き上げられるような建築物を作りたいと思っています。そのために、コミュニティー学や景観学も勉強したいです。建築学だけにとらわれない幅広い学問の分野を学ぶなら、慶應義塾大学環境情報学部が最適だと思いました。

――【刺激を受けた〈未来発見プログラム〉】建築を体感できたSDGSまちづくりプログラム

今でもとてもいい刺激だったと感じるのは、「未来発見プログラム」の「SDGSまちづくりプログラム」です。設定された敷地を使って、吉祥寺の街にこんな建物を作れたらいいのでは、ということを建築士の目線に実際に立って考えて、グループで発表しました。それについて、1級建築士の方々から自分たちが考えた建築物やまちづくりについて評価やアドバイスもいただけたこともとても貴重な経験でした。

プログラムではまちづくりの様子を俯瞰して見ることもできました。フィールドワークなどを通じて、実際に建築というものを肌で体感することで、その建築自体が持っている強み弱みを理解するということができたと思っています。

――【私の〈受験ストーリー〉】仲間と切磋琢磨しながら、建築への愛を深めた!

総合型選抜は、本音を言えばものすごく大変でした。でも、自分の好きなことを徹底的に深めることで自信がついたし、何よりも建築がもっと好きになったと思っています。

建築に関することを研究テーマにしたい、というのは一貫して変わらなかったのですが、出願する直前はとても行き詰まることも…。でも、知っている講師の方が、二次審査に向けた対策の際に「大丈夫だよ」と声がけをしてくださったのがとても安心につながりました。早稲田塾は研究テーマで行き詰まった時に、答えではなく、どういった方法で研究テーマを深めればいいかなど、道筋を教えてくれる塾です。だからこそ自分の本当にやりたいことがより深まるし、自分で考えることで、より密度の高いものになっていくと思います。

課題発見力や行動力も、総合型選抜で鍛えられた力の一つです。何かを探究する際に、課題発見力は不可欠です。発見した課題をどんどん深められたことで、熱量にもつながったし、関連する知識を誰よりもつけることができたと感じています。建築というテーマに関連して、実際に建築を見に行ってみるなどの行動力も培われました。

他の早稲田塾生と切磋琢磨しながら、誰にも負けないという気持ちを持って探究したことも印象に残っています。積極的に発表したり、調べたり、そういう仲間がいる環境だったからこそ成長できたと思います。

――【将来の〈夢〉】地域性と歴史性を次の世代へと継承し、人々の心の拠り所となるような建築物を作ることができる建築士に

将来の夢は、地域性と歴史性を次の世代へと継承し、そこに集う人々の心の拠り所となるような建築物を作ることができる建築士になること。建築の中でも意匠設計に特に興味があります。

慶應義塾大学環境情報学部ならではの、幅広い学問を学べるという利点を生かして、さまざまな要素を用いて多面的にアプローチしていきたいです。

私の「桐蔭学園高校 自慢」

とても人数が多い学校で、様々なコースがあったので、自分の知らないような世界を知っている友達がたくさんいました。その分、何をするにも努力できるし、一緒に頑張る仲間ができる環境だったとも思います。学校でも探究活動をする時間があり、そこで今のやりたいことの主軸となるようなものを見つけることができました。

私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」

ノート

慶應義塾大学SFC受験のために作っていた面接対策ノートの一つ。講師や担任助手にもらったアドバイスや、実際に受験までに自分が調べてきた論文や先行事例などをまとめました。本番前は付箋を貼って、大事なところを見返していました。ここまでやってきたという自信にもつながったので、試験当日のお守りでした。

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