さまざまな分野の学びを深めるためにICUへ
外国人労働者受け入れに関わる人々をサポートできる人材に
西原 結(にしはらゆい)さん
通塾情報
出身校 | 横浜校 |
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出身高校 | 中央大学附属横浜高校 |
部活 | |
夢・目標 | 日本の外国人労働者受け入れに関わる人々を包括的にサポートできる人材になる |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜 |
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大学 | 国際基督教大学 |
学部 | 教養学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】両親のアドバイスで総合型選抜に挑戦することを決意
私は、自分自身を表現したり、答えのない問いについて考えたりすることが好きです。そんな私の性格をよく知る両親から、「大学受験は総合型選抜が合っているんじゃない?」とアドバイスをもらったことがきっかけで、挑戦することを決めました。 母の知り合いの娘さんが、早稲田塾に入学して志望校に合格されたという話を聞き、早稲田塾のことを知りました。実績があるなら安心できると思い、一度話を聞いてみようと校舎へ。体験授業を受け、自分の考えを持って探究を進めていく力や、他の人の意見を聞いて新たな考えを生み出そうとする力を養える場だと感じ、アメリカ留学へ行く直前の高1の冬に入学しました。
――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】自身を成長させてくれた2つのプログラム
高2の時に受けた「FASID途上国開発援助プログラム」が印象に残っています。このプログラムは、途上国の現状や複雑な社会問題に対して、自分の経験や知識から解決策を考えるという内容です。プログラムを通じ、自分の考えだけではなく、他の人の考えやいろいろな情報を組み合わせて、解決策を練り上げることの大切さを学べました。 また、日本テレビアナウンサーの方から直接指導を受け、表現力を鍛える「伝える力大学」もタメになりました。自分の考えを言語化して人に伝えることの難しさを痛感したプログラムで、伝える側と受け取る側にはギャップがあることを学びました。そのギャップを埋めるためにはどのように表現すれば良いかを学べたので、実際の面接にも活かすことができました。
――【早稲田塾での〈生活〉】必要な準備が万全にできる早稲田塾の環境に感動
総合型選抜は、自分の考えをいかに表現し、発展させていくかが重要になります。早稲田塾は、生徒一人ひとりの考えを尊重してくれ、探究テーマの深め方などをアシストしてくれるので、総合型選抜に必要な準備が万全にできると感じました。 また、アメリカ留学中はずっとオンラインで授業に参加していたのですが、離れた場所にいても手厚くサポートしてくれ、自分の探究テーマに対して熱意を持って進めることができました。行き詰まることなく志望校の合格まで走り切れたのは、早稲田塾の環境があってのことだと思います。 早稲田塾には、自分の興味以外のことにもアンテナを張っていて、いろいろな情報を知りたいという塾生が多いので、そういう面でも自分の成長につながったと感じています。
――【将来の〈夢〉】外国人労働者受け入れに関わる人々をサポートできる人材に
私の探究テーマは、「日本における外国人労働者受け入れの理想の姿を探す」です。 高2から1年間のアメリカ留学に行ったとき、留学先のホストファミリーがメキシコ圏の移民だったこともあり、外国人に対する日本の政策が気になって調べ始めたことをきっかけに、このテーマに行き着きました。 外国人労働者の受け入れには、受け入れ先の企業や両者のハブとなる仲介企業など、多くの企業・団体が関わっています。調べていくうちに、日本では外国人労働者に対するさまざまな政策が行われている一方で課題が山積していることを知り、それらの解決に自分が関われないかと強く思うようになりました。 探究を進めていく中で、自分自身が感じた素朴な疑問や発見を大事にしつつ、将来の方向性を絞らないためにも、幅広い学問を学べる大学に行きたいと考えました。国際基督教大学は、リベラルアーツ教育と他者との対話に重きを置いており、自分が学びたいことと合致していました。 大学では、公共政策学や経営学、法学、外国人労働者のための教育学、宗教学など、さまざまな分野の学びを深めていきたいです。具体的な解決策はまだ見えていないので、大学で幅広い学問と他者との対話を通して知見を広げ、将来は、日本における外国人労働者受け入れに関わる人々を、包括的にサポートできるような人材になりたいと考えています。