未来発見で探究テーマを見つけた!
将来はVRで触覚を再現したい

第46期生

朝倉 匠(あさくらたくみ)くん

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 桐蔭学園中等教育学校
部活 硬式テニス部
夢・目標 VRで触覚を再現すること

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――[入学の〈きっかけ〉]未来発見プログラムに惹かれて入学を決意

高1の夏頃、父に勧められて早稲田塾の説明会に行き、未来発見プログラムに惹かれて入学を決めました。総合型選抜を知ったのもこの説明会です。実際に通い、さまざまな有識者から直接講義を受けることができ、専門的な知識を身につけられるのが魅力的だと感じました。また基本的にグループワークが多く、コミュニケーション能力が鍛えられると思いました。私は一般選抜と総合型選抜どちらも視野に入れ、最後まで他塾と並行して受験に臨みました。

――[刺激的だった〈未来発見プログラム〉] 探究テーマを発見したVRの学び

入学して未来発見プログラム「スーパーAIプログラム」を受講しました。社会に必要不可欠となってきたAIの知識を、基礎から応用まで広く学べるプログラムです。講義の中で、仮想空間と五感を接続してその世界に入り込む「フルダイブ技術」というものを知りました。まだ実現していない技術ではあるものの、その可能性にすっかり魅了されてしまいました。 その後に受講したのが「メタバースサマークラス」です。VRとは何かという座学を中心に、自分でアバターを作成し、最終的にはVR空間でプレゼンテーションを実施。そこで、今のVRデバイスでは、五感のうち視覚と聴覚以外の再現は難しいことに気づきました。これに触覚が加わればさらに可能性が広がって面白くなると考えて、「VRにおける触覚の再現」を自身の探究テーマに決めました。 ほかにも「スーパーIoTプログラム」にも参加し、プログラミング言語を使ってIoT製品の作成にチャレンジしました。プログラミングの手法を初めて学べたので、実りは大きかったです。 未来発見プログラムはどれも専門性が高く、自分のやりたいことを深堀りして勉強することができるプログラムです。自分の興味関心事がより具体的になり、進路発見に役立つのではないでしょうか。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 効率よく対策できるカリキュラムが豊富 合格の勝因は、本番直前授業で出願書類の質をどんどん高められたこと。また、「総合型・

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合格の勝因は、本番直前授業で出願書類の質をどんどん高められたこと。また、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」の面接対策が役に立ちました。早稲田塾の強みは、過去の成功体験のナレッジが蓄積されているところです。志望校の面接ではどのような内容が質問されるか、どのような雰囲気かというのを事前に把握できるのが、やはり大きい。しっかり対策したことで、本番は過度に緊張せず実力が発揮できたと思います。 いっぽう、併願校の受験で必要だったため「IELTS対策講座」も受講。問題の解き方、解く優先順位など、スコア5.5レベルを目指すためのテクニックが満載で、効率よくスコアが取得できました。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉]自分の探究活動優先で、ベストな環境を選択

SFCの環境情報学部を志望した一番の理由は、自分のやりたい触覚再現の研究ができる環境だと考えたからです。慶應義塾大学は、一つの専門分野でなく分野を横断した学びが得られるのが特徴の一つ。私が探究している触覚も同じで、工学や心理学・脳科学など複雑に絡み合った知識が必要になります。大学ではまず触覚を再現するために必要な、たとえば機械の作り方や脳波に関するカリキュラム等を履修し、将来の目標に近づきたいと思います。

――[後輩へ〈ひと言〉]総合型選抜が 大きなアドバンテージになる!

私は一般選抜も視野に入れていたため、総合型選抜の併願は数校にしました。部活動も高3の6月まで参加していたので、早稲田塾はオンライン受講が中心。総合型選抜の準備は早稲田塾で完結し、それ以外を一般選抜の勉強に当てていました。たまたま、早稲田塾で私と同じく触覚を研究している塾生と知り合い、お互いの書類で意見交換するなど高め合えたのが良かったですね。総合型選抜は、早い次期に合格結果が出るのが大きなメリットです。私のように、その後一般選抜を受験する場合、一つでも総合型選抜で合格が出ていれば気持ちがとても楽になります。受験はメンタル勝負です。総合型選抜での受験は、一般選抜において大きなアドバンテージになると思います。

私の「桐蔭学園中等教育学校 自慢」

毎週1時間、探究(未来への扉・通称みらとび)の授業があります。私は早稲田塾で探究の仕方を知っていたので、学校の授業ではより質の高い探究活動ができたと思います。

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