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慶應義塾大学理工学部のAO入試は、出願資格として「課外活動」での実績、さらには評定平均4.1以上かつ、数学(数ⅢBまで)と理科(物理基礎・物理・化学基礎・化学)の各科目において評定4.0以上が求められるなど、出願のハードルが高いことが特徴である。募集は若干名で、このAO入試では学門(A~E)ごとの募集人員は定めていない。
※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。
2023年8月10日更新
入試方式
何しろ志願者が少ないので挑戦の経緯を追うデータが乏しい。ただ、出願条件そのものが「入試のツボ」であるというのは間違いない。
書類は出願条件を裏付ける証明書類などを除くと最も重要なのが2000字の志望理由書である。題意は「学部を強く志望する理由」と「入学後、どのような分野・テーマについてどのように学び、どのような夢・希望を実現したいと考えているか」の2点である。「学部」の志望理由と「分野・テーマ」での学びを書き分けるのが難しい。「学部」はアドミッションポリシーの「未知の領域に挑戦する強い意志と、深い洞察力と豊かな創造力をもち、幅広く国際教養」あたりを具象化するのが肝要であろう。
「分野・テーマ」は、独自の5つの「学門」制度を理解する必要がある。ざっくりいうと物理系が3、化学と数学系が各々1つである。そのなかに学科が含まれる。また学門が第2志望まで選べるので、志望理由書もその範囲まで収めるのが望ましい。物理系と数学系は困らないが化学系は数学系を第2とするのが収まりがいい。「学門」の設計に賛同しつつ目標とする学科の学びを述べ、さらに第2志望の学門へも言及する。これでだいたいの目星がつくはずだ。
なお履修条件からははずれるが、実績によっては生物、地学からのアプローチも可能である。こうしたケースでは学門内の学科を先に調べるといい。純粋な理学系は少なく、濃淡の差はあれ工学(エンジニアリング)要素を含む学科が多いのも注目したいところ。
これで1次選考がなされて会場試験(最終)に臨める者が決まる。「数学・物理・化学の口頭試問および総合面接」が課される。口頭試問は「『話す聞く』で行うテスト」だから、履修条件でもある各科目の勉強を純粋に当日まで深めておけばいい。スタイルに慣れるために当該科目に詳しい者(学校の先生など)とやりとりの練習をしておこう。
総合面接は何を聞かれるのかわからない。だが出願条件や方式の趣旨を踏まえれば、実績についての質問がなされないと考える方が不自然で、その感想やプロセスなどを聞かれるであろう。
出願条件に関しては、下記の【入試概要】の1の通りである。
慶應義塾大学理工学部は、2025年度以降の理工学部AO入試より、学問分野への興味の強さを重視した募集を開始することを発表した。一般選抜とは異なり、学問別ではなく学科別に募集を行う。ただし全ての学科が対象となるわけではないため、募集を行う学科の詳細については2023年9月以降に発表が予定されている。
高等学校在学時に勉学・課外活動などで優れた実績をあげ、理工学部に入学後、他の学生の範となることが強く期待される者。
優れた実績とは、例えば、以下のいずれかに該当する活動を通して、世界的・全国的なレベルで高い評価を得ていることを指す。
A. 科学技術に関する活動
(例)国際数学 / 物理 / 化学オリンピックなどの世界規模のコンテストへの出場
日本数学 / 生物学オリンピック、物理チャレンジ、化学グランプリ、日本情報オリンピックなどでの入賞。
または、ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ、日本学生科学賞など、研究発表・論文コンテストにおける入賞
B. 課外活動(文化系・運動系を問わない)
(例)スポーツにおける世界大会への出場、全国大会での入賞など
◎上記に加え、評定平均4.1以上(小数点以下第2位を四捨五入)
◎下記全ての科目を履修し、それぞれの評定が4以上であること。
・数学(以下の5科目の合計が15単位以上)
・数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
・理科(以下の4科目の合計が12単位以上)
・物理基礎・物理・化学基礎・化学
◎外国語については、コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱを含み、
合計14単位以上を修得していること。
◎調査書記載の欠席日数の合計が30日を超えないこと。
10月上旬
志望理由書(文章2000字以内)、評価書、活動実績を証明する書類または資料など
10月下旬
12月中旬
面接(数学・物理・化学の口頭試問含む)
12月中旬
典型的な「めざましい」型の入試で、これでもかというほど出願のハードルが高い。
まず高校時代の「勉学・課外活動などの優れた実績」が必要。「世界的・全国的なレベルで高い評価を得ている」で2種ある。1つは「科学技術に関する活動」で「国際数学 / 物理 / 化学オリンピックなどの世界規模のコンテストへの出場」か「日本数学 / 生物学オリンピック、物理チャレンジ、化学グランプリ、日本情報オリンピック」など日本レベルだと「入賞」。あるいはジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャレンジ、日本学生科学賞など研究発表・論文コンテストにおける入賞である。
もう1つは「課外活動」で、スポーツだと「世界大会への出場、全国大会での入賞」クラス。文化系でも同レベルとみなされればクリアできる。
その上で評定平均4.1以上かつ数ⅢBまでの履修、および物理基礎・物理・化学基礎・化学4.0以上が求められる。募集は若干名であるが、日本の高校生でここまでの実績がある者がそもそも若干名ではないかとさえ推察される。それでも倍率が3倍ぐらいというから世の中は広いと思いきや、3人受けて1人しか合格していないといった年もあった。
理工系とくに理学(サイエンス)部門では「達人チャレンジ」といった類似の超「めざましい」型を取り入れている大学は他にもある。しかし大半は停止したり他の方式に吸収されたりしている。そのなかで慶應義塾大学がこの入試を維持しているのは、1人でも得られれば上等と達観しているのであろう。
アドミッションポリシーによると一般選抜を「筆頭」とした上で指定校、留学生、帰国生、AO、一貫教育高校からの推薦入学を実施して多様性をはかりたい旨が記載されている。この方式(AO)はその一翼といった位置づけだ。
スタッフや講師陣、受講生同士でのディスカッションを通して、将来のビジョンを明確にし、面接や志望理由書等で必要となる表現力を鍛えます。
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永原陵司
慶應義塾大学 理工学部
淑徳巣鴨高校
2021年度卒業
幼少期からモノ作りが好きだったので、未来発見プログラムの「スーパーロボットクリエイションプログラム」を受講。ここで東京工業大学の広瀬茂男教授から伺った話をヒントに、「ミミズ型惑星探査機(ローバー)」という研究テーマに辿り着きました。実は早稲田塾入学当初のテーマは違ったのですが、友人との会話やスタッフとのメンタリング、錚々たる教授陣と意見を交わしたことで、本当に好きなことを導き出してもらえたのです。また書類を進めていくにあたって、最先端の研究についての調べ方やアプローチ方法を担任助手に教えてもらい、とても役に立ちました。早稲田塾の人たちはみんな明るく、挨拶を聞いて自分も「やるぞ!」と思える。受験期のメンタル面においても支えてもらいました。