立命館大学
経済学部

「英語重視方式」が用意されている。出願条件は英検２級以上 TOEFL iBT57 点以上など。

アドミッションポリシーに基づく志願者募集の方向性として「外国語運用能力」が挙げられており「入学後は、経済学部での学修と各種留学制度等を利用し、積極的に海外での学びを志向するとともに、卒業後、国際的視野で活躍するキャリアビジョンと可能性を持つ者」と表明している。「英語重視方式」を実行する所以であろう。

同大の基本ともいえるエントリーシートを用いずに独自書式の「志望理由書」を求める。内容は「経済学科国際専攻入学後に学びたいテーマと高校での活動を踏まえての志望理由」（1200 字）まではエントリーシートと大差ない。

大きな特徴はもう１つの「大学卒業後の国際的視野でのキャリアビジョンについての考え」（1200 字）と「正課（学習面）の自己分析」と「志望動機を持つに至った高校での活動経験」を記した「出願者申告書」の提出だ。

「キャリアビジョン」という言葉は学部が掲げる試験の目的にも「卒業後、国際的視野で活躍するキャリアビジョンと可能性を持つ者」と用いられている。ほぼ題意と一致しており、注目度の高さを推測させるには十分だ。

一次選考で一気に半分強まで絞り込む。「英語重視方式」といいつつ出願条件がさほど高くないが、念のためワンランク上の資格取得を目指していた方がよさそうだ。

二次は個人面接だけだが時間が約20～30 分と長い。アドミッションポリシーは「経済・社会の問題に対する関心と問題解決に主体的に取り組む意欲」「他者と協力しながら、ものごとに取り組む意欲」「論理的なものの見方・考え方に対する興味」などを掲げていて、そうした資質があるのかを見極めて来よう。

立命館大学経済学部経済学科経済専攻を第一志望として勉学を希望する者、2023年度 立命館大学UNITE Program（学部指定単元AI学習プログラム）にて、経済学部の修得認定試験に合格し、学習を修了した者などの出願資格が課されている。

書類選考（出願書類）とプレゼンテーション、個人面接を総合的に評価して選考を行う。

募集人員は10名。

1.出願期間

9月上旬

2.一次選考（書類審査）合格発表

10月上旬

3.二次選考時期

10月中旬

4.二次選考内容

プレゼンテーション、個人面接

5.二次選考合格発表

11月上旬

6.提出書類

志望理由書、出願者申告書、調査書等

7.出願資格

・立命館大学経済学部経済学科経済専攻を第一志望として勉学を希望する者
・2022年度 立命館大学UNITE Program（学部指定単元AI学習プログラム）にて、経済学部の修得認定試験に合格し、学習を修了した者