東京薬科大学で生命体のメカニズムを追究したい!

第37期生

安藤兼那太(あんどうかなた)

通塾情報

出身校 八王子校
出身高校 多摩大学附属聖ヶ丘高校
部活 自然科学
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 生物の知識を活かした仕事

進学情報

受験方式 公募制推薦
大学 東京薬科大学
学部 生命科学部

──[入学の〈きっかけ〉]週1回のカウンセリングが決め手に

早稲田塾に入学したのは、そろそろ受験勉強をはじめようと考えだした高1の春のこと。それまでは、自宅で定期テスト対策の勉強をする程度でした。だから、「苦手な英語は、このままの勉強法でいいのか」、「どんなふうに目標設定すればよいのだろう」と不安が募り始めていた。そんなとき、たまたま手にしたチラシに早稲田塾の無料体験が受けられるとあったので、見学がてら行ってみました。早稲田塾の授業は、聞く一方ではなく、塾生が考えを述べる場面もあります。また、スタッフによるカウンセリングが週1回あり、勉強の進捗やこれからの学習計画を相談できることもわかりました。どうしても「塾」というと、集団のペースに合わせなければいけないといったイメージがありましたが、「これなら自分に合ってる!」と思い、入学を決めました。

──[ぼくの〈ハイスクールライフ〉]ミジンコの生殖について研究し発表

中学から自然生物部に所属し、高校の先輩と一緒にミジンコの研究をしていました。ミジンコというのは、メスだけで生殖したり、環境の良し悪しによって生殖をコントロールします。そうした特性に注目して、水槽にいるミジンコの数を増やしていったところ、ミジンコがいっぱいいる水槽では生殖しにくくなることがわかりました。この実験結果を東京都生物クラブ連盟「生物研究の集い」でポスター発表したところ、ラボラトリー賞を受賞することができました。好きで続けてきた研究を評価してもらい、とてもうれしかったです。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]チームで取り組んだ長文読解で英語力大幅アップ!

塾に入る動機にもなったくらい英語に不安を感じていましたが、「英文読解」を通し、徐々に勉強の仕方がわかってきました。授業では、事前に長文を和訳してきて、皆で「こう訳してみた」「こう思う」と発表しながら進めます。だから、わからない単語はきちんと調べておいたり、自分なりの解釈をしていかないと、ついていけない。ひたすら「記憶に効く」青ペンで日本語訳を書きまくっていたので、ノートも真っ青になるほどでした。1回1回の授業に真剣に取り組んできたからか、センター模試では偏差値が70を超えました。みんなで授業を進めるというプレッシャーと日々の習慣によって、着実に英語力を身につけることができました。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]実験設備を目にし、東京薬科大学への受験を決意

高校時代は自然科学部の活動のほか、生物の授業でもホタルの遺伝子の解析など、高度な実験を行いました。こうした実験に必要な器具は、高校が東京薬科大学から借りていたもの。そんな縁があったため、ぼくも生物の先生と一緒に、大学の研究室に実験器具を借りに行きました。はじめて訪れた応用生命学科では、しっかりした実験設備や専門的な実験を目にし、自分の想像を超えるワクワクした気持ちがこみ上げてきました。そうして、研究するなら東京薬科大学に、という目標が定まり、公募制推薦にチャレンジ! 
そこから、志望理由書の作成にとりかかり、やりたいことをいろいろ書こうと試行錯誤していましたが、高校の先生にアドバイスをもらい、部活で研究してきたことと今の思いを素直にまとめ直しました。今までやってきたことと、これからやりたいことが一直線につながりました。

──[将来の〈夢〉]生命体のメカニズムを追究したい!

生物がどのような機能で動いて形を変えるのかを考えると、本当にワクワクします。大学入学後は、さらに幅広く、高度な実験や観察をしていきたい。そうして研究を続けることによって、人間が当たり前にとっている、「ものを食べる理由」、「病気になるメカニズム」などが、もっとわかってくるのではないか。いろいろな観点で観察したり、研究することで、社会に応用できることを見つけていきたいです。

私の「多摩大学附属聖ヶ丘高校自慢」

部活が盛んで、自然科学部ではとてもレベルの高い実験を行うことができます。遺伝子解析の実験結果を学会で発表したり、ノーベル賞を受賞したことでも知られる「光る大腸菌」の実験にも取り組みました。

私の「東京薬科大学 生命科学部 現役合格アイテム」

ノート

「書くこと、書き残すことが記憶につながる」と思い、あまり目的をわけずに読んだ本の内容とか先生の話をはじめ、徐々に目標や勉強の計画を書き足していきました。

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