こんにちは！広報部担任助手の穂積葵（法政大学キャリアデザイン学部3年、捜真女学校高等学部卒）です。

本日はまだ研究テーマが定まっていない人におすすめしたい映画を紹介します！

紹介する映画は、「ソウォン 願い」という作品です。

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舞台は韓国。8歳の少女が学校に登校中、泥酔した男に性的暴行をされてしまう。無事、一命を取り留めたものの、体だけでなく心にも後遺症が残ってしまった。この事件をきっかけに男性とコミュニケーションを取ることができなくなってしまった少女とその関係修復と事件の真相解明に奔走する父親の物語。

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これは韓国で実際にあった幼女暴行事件を元に描かれた映画なんです。

事件の内容はあまりにも酷いので割愛しますが、映画のメインの内容は、暴行事件ではなく、心に傷を負った少女とそれに奮闘する父との物語なので見やすいと思います。

私は大学で主に社会学を中心に学んでいますが、この映画を観たことがきっかけで心理学を学んでみたいと思い、心理学の授業を取ったほど！それくらい少女の心情が丁寧に描写されています。

また、容疑者の様子からも、犯罪心理学に興味のある人も見て損はないです。

この作品は心理学の側面だけでなく、刑法の面からも見ることができます。
韓国刑法では、飲酒して事件を起こした場合、減刑される場合があります。この事件でもその酒酔減軽が適用されました。韓国刑法だけでなく、日本刑法ではどうなのか、2つを照らし合わせるのも面白そうだなと思いました。
法務省が性犯罪に関する日本の刑法についてまとめているものがあります。是非ここから読んでみてください。

最後の方は刑法の話になってしまいましたが、心理学に興味のある人、法律に興味のある人には是非見てほしい作品です。

そもそも研究テーマがまだ定まっていない人も是非観てみてください！

それではまた次回の広報部ワセダネで〜！