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慶應義塾大学
理工学部

慶應義塾大学 理工学部

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慶應義塾大学理工学部のAO入試は、出願資格評定平均4.1以上かつ、数学(数ⅢCまで)と理科(物理基礎・物理・化学基礎・化学)の各科目において評定4.0以上が求められるなど、出願のハードルが高いことが特徴である。募集人員は、電気情報工学科10名程度、数理科学科が10名程度、化学科が4名程度となっている。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2024年7月13日更新

理工学部 AO入試

早稲田・慶應義塾大学
オンライン説明会

 

 

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開催日時

5/11(日) 13:30~14:30

 

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アイディア 合格のツボ

提出書類のうち最も重要なのは、2000字の志望理由書である。題意は「学部を強く志望する理由」と「入学後、どのような分野・テーマについてどのように学び、どのような夢・希望を実現したいと考えているか」の2点である。「学部」の志望理由と「分野・テーマ」での学びを書き分けるのが難しい。「学部」はアドミッションポリシーの「未知の領域に挑戦する強い意志と、深い洞察力と豊かな創造力をもち、幅広く国際教養」あたりを具象化するのが肝要であろう。「分野・テーマ」は、おのおのが志望する学科について深く理解しておく必要がある。

 

これで1次選考がなされて2次選考に臨める者が決まる。2次選考では、電気情報工学科と数理科学科で「数学の基本的な考え方を問う筆記問題」をはじめとした審査が課される一方で、化学科は2次審査が行われないので注意が必要だ。

 

3次選考では、電気情報工学科と数理科学科の志望者には20分程度、化学科の志望者には40分程度の面接が実施される。どの学科でも、志望動機と、学科での学びに関連する学問に関する質問が行われる点は共通している。 化学科は2次選考が行われない分面接の比重が大きくなっていると考えられるので、志望理由等についてどんな角度から切り込まれても答えられるよう入念な対策をしておく必要があるだろう。

 

入試の特徴と出願資格


出願条件に関しては、下記の【入試概要】の1の通りである。

慶應義塾大学理工学部は、2025年度以降の理工学部AO入試より、学問分野への興味の強さを重視した募集を開始することを発表した。一般選抜とは異なり、学問別ではなく学科別に募集を行う。2025年度入試では、電気情報工学科、数理科学科および化学科が対象となっている。

入試概要


1.主な出願資格

高等学校在学中あるいはそれに相当する課程の期間中に、勉学・課外活動などで研鑽を積み重ねてきた者。特に、希望する学科の分野に関連して、深い興味を持つに至る探求(より深く理解している科学技術の内容や科学技術系コンテストの実績など)を行ってきた者。

 

 ◎上記に加え、評定平均4.1以上(小数点以下第2位を四捨五入)

 ◎下記全ての科目を履修し、それぞれの評定が4以上であること。
  ・数学(以下の6科目の合計が15単位以上)
  ・数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B・数学C
  ・理科(以下の4科目の合計が12単位以上)
  ・物理基礎・物理・化学基礎・化学

 ◎外国語については、コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱを含み、
  合計14単位以上を修得していること。

 ◎調査書記載の欠席日数の合計が30日を超えないこと。

 

2.出願時期

 9月下旬~10月上旬

 

3.主な提出書類

 志望理由書(文章2000字以内)、調査書など

 

4.一次選考(書類審査) 合格発表

 10月下旬

 

5.二次選考時期

 12月上旬

 

6.二次選考内容

 電気情報工学科・数理科学科:筆記試験と記述問題
化学科:実施しない

 

7.二次選考 合格発表

 12月上旬

 

8.三次選考時期

12月上旬

 

9.三次選考内容

面接(電気情報工学科・数理科学科:20分程度 化学科:40分程度)

 

9.三次選考 合格発表

12月中旬



入試の特色


2024年度までは典型的な「めざましい」型の入試で、これでもかというほど出願のハードルが高かったが、2025年度からは出願要件から「勉学・課外活動などの優れた実績」が外されて比較的出願しやすい入試となった。

また、学部全体で若干名だった募集人員も、2025年度はすべての募集学科の合計で最大24名と大幅に増加した。

ただし、以前は5つの学問から志望を指定して受験する形式だったのが、電気情報工学科と数理科学科と化学科のいずれか一つに志望を絞らなければいけなくなった点には注意が必要である。

どの学科も、AO入試による合格者には教員による学習サポートや施設や講義の早期利用・受講等の特権が与えられるため、大学での学びをより充実させたいと考えている人にピッタリな入試である。

 アドミッションポリシーによると一般選抜を「筆頭」とした上で指定校、留学生、帰国生、AO、一貫教育高校からの推薦入学を実施して多様性をはかりたい旨が記載されている。この方式(AO)はその一翼といった位置づけだ。

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