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総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
総合型選抜の面接試験を乗り越えるためのポイント
はじめに
「なぜこの大学で学びたいのか」という自分と大学との「マッチング」が重要視される総合型選抜。志望理由書などの提出書類に加え、ほとんどの大学では面接が課されます。面接官である教授と、自分の学びたいテーマについて直接話ができることはワクワクする一方で、やはり緊張はつきもの。
そこで、面接で緊張してしまう方は必見!総合型選抜における面接試験のポイントを解説します!面接で自分の熱い思いを精一杯届けて、志望大学合格を目指しましょう!
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1.面接試験の種類
大まかに分けると、質疑応答形式(個人・グループ)、グループディスカッション形式、口頭試問形式、プレゼンテーション形式の4つがあります。
グループ:受験生数名に対して面接官も数名のケースです。他の受験生に萎縮せず、自分の意見に自信をもち、堂々と話すことを心がけましょう。
2.総合型選抜における面接試験とは?
なぜ総合型選抜では、そんなにも面接試験が重要視されるのでしょうか。それはあなたが大学や学部のアドミッションポリシーにあっているかどうかを見極めるため。成績や課外活動などの経歴は書類でも伝わりますが、自分自身の魅力や強み、研究したいテーマに対する意欲などは伝わり切りません。どうしてその大学で研究したいのか、またその研究をあなたが行う意義は何なのか。大学側は、直接あなたと会うことでしか伝わらない熱意を、対話を通じて判断したいと考えています。決して粗探しをしようとしているのではありません。これまでの経験や志望動機、大学への入学意欲などを自分の言葉で表現できるようにしておくことが大切です。
3.面接試験でよく聞かれること
まず面接試験では、「あなたがその大学・学部・プログラムを志望する理由」を聞かれることが多いです。ここでは、志望理由書と自身の言葉に齟齬がないかを確認します。あなたが自分自身と真摯に向き合って志望理由書を書いていれば、この質問は難なく答えられるはずです。しかし面接ではそれだけではなく、より深堀りした質問をされます。たとえば「入学後の学習計画」では、具体的に受講したい授業やゼミなどを挙げ、なぜその授業を受けることで自分の研究テーマが深まるのかを述べることで、熱意が伝わります。研究テーマのみならず、これまでの活動などについても、様々な角度から質問をされるので、知識の引き出しを増やしておく必要があります。
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4.面接では何を見られている?
大学教授と直接話をする面接は、やはり緊張してしまいますよね。しかし、書類選考を突破したということは、あなたが学びたいことがその大学で研究することができ、そして教授はあなたに興味を持ってくれているということ。そこに対して、自信を持ちましょう!
では、大学教授は受験生のどこを見ているのでしょうか。まずは質問に対する回答が明瞭かどうかです。志望理由書と回答に齟齬がないかはもちろんのこと、分かりやすい回答がなされているか、つまり論理的思考力が評価されています。次に、マナーです。入室してから退室するまで、あなたの所作は全て見られています。身だしなみはもちろんのこと、お辞儀の仕方や言葉遣いなどの礼法に気をつけましょう。
5.面接に向けて今から始めるべきこと
1.大学・学部のアドミッションポリシーやカリキュラムを読み込む
まずは、面接で「本気度」を伝えるために、大学・学部のアドミッションポリシーやカリキュラムを読み込みましょう。
2.そして自分自身の志望理由を再度確認し、あなたと大学の求めている人物像のどこがマッチしているのか、あなたの研究テーマをどうしてその大学で追究したいのかを言語化しましょう。
3.次に、普段からマナーや立ち居振る舞いを気にするようにしましょう。これに関しては、一朝一夕にして身につくものではありません。質問に対して簡潔に答えることを意識したり、言葉遣いの練習をしたりしておきましょう。
先輩の声
永倉杏莉さん
立命館大学 国際関係学部
法政大学高校
2023年卒業
立命館大学国際関係学部の講義選抜方式の二次試験は、20分間の講義を受けた後に受験生同士でディスカッションを行い、また小論文を書くというかなり特殊な内容。ですが、本番と同じ形式で何度も模擬試験を受けることができたので、本番も落ち着いて対応できました。