行動力とテーマ設定が合格の鍵
音楽フェスの文化を定着させたい

第47期生

田中 葵葉(たなかあおば)さん

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 東京大学教育学部附属中等教育学校
部活
夢・目標 音楽フェスの主催に携わりながら、文化として定着させるために貢献したい

進学情報

受験方式 AC入試
大学 筑波大学
学部 人文・文化学群比較文化学類

――【入学の〈きっかけ〉】合格者座談会で芽生えた挑戦意欲

総合型選抜では、学力だけでなく、自分の経験や探究を活かして高いレベルの大学を目指せると知り、挑戦することを決めました。また、学校で取り組んでいる「卒業研究」を活かせるという点も大きな後押しになりました。 早稲田塾に入学したのは高1の9月ごろです。同じ学校の友達に誘われて合格者の座談会に参加し、私の学校の卒業生のお話を聞くことができたのがきっかけ。さらに合格率の高さを知り、「自分にも可能性があるのでは」と思い、入学を決意しました。 総合型選抜では大学とのマッチングが重要。比較的早い時期に入学したことで、担任助手の方や講師と一緒に試行錯誤しながら早めにテーマを固め、探究を深めていくことができました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】「音楽フェス×文化」探究を深められる理想の環境

筑波大学の人文・文化学群比較文化学類を志望したきっかけは、担任助手に相談した際に勧めていただいたこと。もともとは志望大学がはっきり決まっていなかったのですが、一緒に私に合う大学を考えていただき、自分でも調べて、ここに決めました。 私の探究テーマである、音楽フェス(音楽フェスティバル)と文化の関係を深く、多角的に学べる点に大きな魅力を感じました。また、幅広い授業を履修できることや少人数教育で主体的に学べる環境にも惹かれました。文化と音楽に関する研究をされている教授が在籍していることも決め手の一つ。その教授の論文も参考にしながら、探究を進めました。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】一人で抱え込まずに進められた

早稲田塾の環境は、担任助手の方やスタッフと生徒の距離がとても近い。困ったときや悩んだときにすぐ頼ることができ、探究活動も楽しく取り組めました。また、探究に関係するボランティアやインターンの志望理由書など、幅広い内容についてアドバイスをいただきました。 探究のブラッシュアップや面接対策も一緒に進めていただき、自分の強みを客観的に整理してもらえたことで、自信を持って本番に臨むことができました。高3になるとやはり不安や焦りがありましたが、「ちょっとでも迷ったら相談しに来てね」と言ってもらって気軽に相談できたので、一人で抱え込むことはありませんでした。

――【私の〈受験ストーリー〉】「迷ったらやってみる」行動力が導いた合格

合格の勝因は、テーマ設定と行動力の2つだと思います。総合型選抜は大学とのマッチングがとても重要なので、自分の探究テーマが大学に合っているかをよく考え、設定できました。また、音楽フェスのボランティアに参加したり、主催企業のセミナーに参加したりして、積極的に行動。高1のときに参加したNPO法人の起業プログラムでは、起業プロジェクトにも2回挑戦しました。7~8人のチームでホームページを作成するなど、音楽イベント開催に向けて活動したのですが、1回目は失敗。しかし2回目はリーダーの立場で取り組み、約50人規模の音楽イベントを成功させることができました。この経験を通して、運営の裏側に関わることの大切さや責任感を学び、自分にも自信がつきました。勉強以外の経験としても、自分の強みになったと思っています。 受験を通して感じたのは、「迷ったらまずやってみることが大切」ということです。まず行動してみて、その経験から何を得たのかを毎回整理することが大事だと思いました。

――【将来の〈夢〉】文化としての音楽フェスの定着に貢献したい

将来は音楽フェスの主催に携わりながら、文化としての音楽フェスをどのように定着させるべきかを考え、その実現に向けて貢献していきたいです。音楽フェスは、古くから続く祭りのような非日常的な空間を生み出すもので、その非日常性こそが文化としての価値であると考えています。 現在は、「音楽フェスティバルの価値を再定義する」というテーマで探究活動を行っています。近年は商業化の影響により、出演者や会場が似通って、同質化が進んでいるように感じています。また、地域ごとの音楽フェスが増えている一方で、地域と連携しているように見えても、実際は企業主導になってしまっているケースがあると知りました。実際に「スタジアム・アリーナ改革」に関わる方々にインタビューを行った際には、地域側の視点を教えていただけて、自分が運営側の視点に偏っていたと気づかされたことも。この経験は自身の探究を見直すきっかけにもなりました。 今後は、地域や文化の特色を活かした個性ある音楽フェスが再び重視されていくべきだと思っています。私自身もその一端を担いながら、これからどのような形が求められていくのかを考え続けていきたいです。

私の「東京大学教育学部附属中等教育学校 自慢」

自分でテーマを決めてまとめる「卒業研究」が授業に組み込まれている点が大きな特徴です。そのプロセスや成果を総合型選抜においても大きな強みとして活かすことができます。

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