独りよがりにならず、本当に社会に必要とされるモノ作りを

第37期生

畑中 淳(はたなか あつし)

通塾情報

出身校 所沢校
出身高校 立教新座高校
部活 陸上
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 センサーの開発

進学情報

受験方式 指定校制推薦
大学 早稲田大学
学部 創造理工学部

──[入学の〈きっかけ〉]トラウマを払拭したくて早稲田塾に入学

立教大学の付属高校に通っていたので受験するなんて気はまったくなく、のんびり構えていました。ですが、1つ上の先輩が自分のやりたい道に進むために他大学を受験する話を聞き、初めて自分の夢について真剣に考えてみた。僕は以前から機械をいじったりロボットに興味があったのですが、よく調べてみると立教大学には機械の学科がない。自分のやりたいことを妥協せずに突き進むためには受験しかないと思い、まずは塾探しから始めることにしました。僕は中学受験のとき塾に通っていて、そのときの塾のイメージは“勉強を強要される監禁場所”(笑)。それがトラウマのようになり、たとえば場所が遠いとか、できる限り行きたくなくなるような障害を減らしたかった。そんなとき、家から程近いところに早稲田塾の所沢校がちょうど新設されたので、さっそく説明会に参加。まず距離に満足し、校舎の雰囲気も良かったのですぐ入学を決めました。

──[私の〈ハイスクールライフ〉]種目を変えて見事、全日本ユースに出場!

中学では理科部に所属していましたが、文化部の緩い空気が肌に合わなくて、高校では思い切って陸上部に。もともと好きだった長距離に挑戦したものの、周りは運動部からの持ち上がりの人たちばかりで基礎体力の違いを見せつけられ、必死に食らいつくもモチベーションが下がる毎日を送っていました。これではダメだと種目を長距離から競歩に変えて練習したところ、自分に合っていたのか成績が順調に伸び、なんと全日本ユースに出場することに! 表彰台には届きませんでしたが、目標を達成するために試行錯誤と練習を重ねた結果が得られたという点で、良い機会だったと満足しています。

──[刺激的だった〈スーパープログラム〉]「ハイボット」のロボット製作を通し自分の好きな分野を再確認!

機械やロボットが好きだとスタッフに伝えたところ、紹介してもらったのが「HiBot Design and Creation Program(ハイボット)」。東京工業大学名誉教授の広瀬先生の指導のもとロボット製作のケーススタディに取り組むもので、僕は人の手の動きに合わせて遠隔操作できるマジックハンドの製作に挑戦しました。高校の授業では機械に直接触れることなどできなかったし、ロボットの基本的な仕組みが改めて把握できるなど初めての経験ばかりで、刺激的なプログラムに大興奮! 自分と同じ方向性を目指す人たちばかりが集まっていたから、普段はできない機械についての話題で盛り上がれることも嬉しかったです。ハイボットに参加したのはちょうど全日本ユース前の忙しい時期でしたが、「今日はハイボットがある!」ということを自分のご褒美にできたし、やっぱり自分は機械分野が好きなんだと再確認できた楽しいプログラムでした。

──[私を支えてくれた〈スタッフ〉]他の塾にはない温かいスタッフに感謝

「AO・推薦入試特別講座」では自己推薦書がうまくいかず、中途半端なことを書いてはダメ出しされる日々。八方塞がりになったとき「書かないと何も始まらないんだ」と一喝していただいたことで、徐々に自分の考えをまとめていき、将来目指したいことを明確にできました。さらに、自分でも気付くほど周囲に対して“誰も寄せ付けないオーラ”を出しながら焦っていた高3の夏休み付近。余裕もなく自習室を訪れていると「大丈夫か? いつも熱心にやっているな」とスタッフに優しく声掛けされ、皆見てくれているんだなと、とても励みになったことを覚えています。トラウマを持っていた最初の塾ではこんなにスタッフが話しかけてくれることもなかったし、その他にも受け身な講義だけではないアウトプットできる授業や、大学教授など普段は巡り合えない方々との出会いも体験できて、早稲田塾には本当に感謝しています。

──[将来の〈夢〉]機械の知識を活かして社会に貢献できるモノ作りを

無事に第一志望の早稲田大学に合格し、少し時間ができたので複数の企業のガイダンスを訪れています。僕は漠然とセンサーの開発をしたいと夢見ていたのですが、企業からよく言われるのが「自分の作りたいモノを作るのではなく、社会のニーズに合ったモノを作るのが企業なのだ」ということ。なるほどと気付き、それから新聞を読んだりニュースに注目して社会を知ることを心掛けるようになりました。社会が必要とするものは時代によって違うし、移り変わりも激しいと思います。センサーを作ることは変わらない夢ですが、自分よがりにならず世の中から本当に必要とされているモノ作りに携われる人間になるのが目標です。

私の「立教新座高校自慢」

部活に精を出している人がたくさん。勉強以外にも好きなことに思う存分打ち込めるので、活発な校風だと思います。

私の「早稲田大学 創造理工学部 現役合格アイテム」

使い終わったペン、タイマー、部活の鉢巻き

早稲田塾と言えば、この青ペン。これだけやったんだという実感を励みにしたくて束にしてとっておきました。タイマーは自分を厳しく追い込むために大活躍。1つの勉強をダラダラ続けないようこまめに時間設定して取り組んだところ、勉強の効率はだいぶ上がりました。鉢巻きは公式戦でも使っていたもので、辛い受験シーズンも部活の仲間を思って支えにしていました。

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