法律を身近に感じられるローカフェを経営するのが夢!

第37期生

小川 陸(おがわ りく)

通塾情報

出身校 八王子校
出身高校 都立府中東高校
部活 軽音楽
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 困っている人を手助けできるカフェを作る

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 明治学院大学
学部 法学部

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]スタッフの対応に好印象を持った

高校では軽音部に入り、ドラムを担当。バンド2つを掛け持ちし、忙しい高校生活を過ごしていました。ただ大学受験を考える生徒が少ない環境で、みんなまったく受験モードにならなかったので、「このままで大丈夫かな?」と不安に。 
早稲田塾に入ったのは、高3の7月。たまたま無料体験の案内を貰ったので、母が「行ってみる?」と声をかけてきた。まずは話を聞いてみようと足を運んだところ、スタッフの人がとても話しやすい雰囲気で、母ともども好印象。体験授業を受けた後、正式に入学しました。高校ではそれなりに成績が良い方だったのですが、塾に入って自分を客観的に見てみると、下から数えたほうが早いくらいの状況だということに気づき、かなりのショック。マイナスに近いスタートでしたが、それでも「大学に入りたい」という思いで、最後まで頑張ることを決意しました。

──[タメになった〈授業・カリキュラム]「論文作法(さっぽう)」で文章力とコミュニケーション能力が上がった!

実は早稲田塾に入るまでは入試の知識がほとんどなく、センター試験と一般入試の区別もついていないくらい。もちろん、AO入試についても何も知りませんでした。でもAO入試の話を聞いて「チャンスが広がるならやってみたい」と考え、「論文作法(さっぽう)」を受講。小説を読むのが好きだったので文章を書くのは苦になりませんでしたが、内容が伴っていなかった。また、この授業では生徒同士がお互いの論文を読みディスカッションするのですが、最初のうちは「相手にこんなことを言っていいのか、自分の考えが間違っているんじゃないか」と発言することに不安を感じていました。でも回を重ねるごとに、筋道を立てて話す力や、相手を納得させるような文章を書く力が「上がっていく」のを実感。「論文作法」の授業は、文章を書くだけでなくコミュニケーション能力の向上という点でも、自分の力になったと感じています。 

──[早稲田塾での〈生活〉]スタッフと友人に支えられた

スタッフや大学生の担任助手が声をかけてくれて、過去問の質問を受けてくれたり、アドバイスをしてくれたりと、早稲田塾には大変お世話になりました。僕は人見知りなので最初はなかなか話しかけられなかったのですが、みんなとても優しいしフレンドリーだから、すぐに打ち解けることができました。 
また、友人にも恵まれた。早稲田塾の生徒はコミュニケーション能力が高い人が多い! 八王子校は校舎が小さいので、食事も休憩も塾生カフェ「アンディボーイ」ですることが多いのですが、そこでおしゃべりをしながら勉強をすると、とても良い気分転換に。僕は英語が苦手だったのですが、質問すると嫌がらずに文法などを教えてくれて、とても嬉しかったです。 

──[僕の〈受験ストーリー〉]わずか5日で書類完成! ギリギリまで伸びた英語力

実は10月に、別の大学のAOを受験していたんです。でもそこは一次の書類が通らず……。落ち込んでいた時にスタッフに「明治学院大学はどう?」と勧められました。その時点で出願のわずか5日前。自分のレベルでは明学は“高望み”と言えるレベルだったのですが、スタッフは応援してくれる。「やるしかない!」と一気に書類を仕上げ、無事一次試験を突破できました。 
二次試験は英語のテストと小論文、そして面接。英語が苦手だったので、夏休みは空いた時間に英語の個別視聴型授業を観たりしていたのですが、ずっと点数が伸びなかった。でも一次試験から二次試験の2週間程度の間に、一気にアップ。センター試験の過去問で言うと60点くらい一気に上がったんです。結果、二次試験も不安なく受けることができました。点数が伸びないからと諦めず、コツコツ続けてきた成果が、最後になって発揮されたのだと思います。 

──[将来の〈夢〉]困っている人を助けられる「ローカフェ」を作りたい

僕が進む法学部消費情報環境法学科は、日本では珍しい消費者法や環境法が学べる学科です。消費者法は消費者契約法や特定商取引法などの総称で、一般消費者が知っていた方が良い日常生活に近い法律なのに、その内容を知っている人は少ない。その結果、トラブルに巻き込まれたりします。僕は、法律を知らないことが原因で困っている人の、手助けがしたい。 
将来は、「ローカフェ」を経営したいですね。ローカフェとは、ロー(法律)に触れられるカフェのこと。一般の人は、弁護士と接する機会はほとんどありません。カフェで定期的に弁護士を呼んで相談会をするなど、気軽に法律に触れられる場所があれば、困っている人は減っていくんじゃないかな。もちろん、僕自身が弁護士になって、「バリスタ兼弁護士」なんていうのもカッコイイですが(笑)。誰もが身近に法律を感じられる、そんな「場」を作っていきたいです。

私の「都立府中東高校自慢」

男女関係なく、みんな仲が良い学校です。和太鼓部が有名で、大会で優勝したりしています。文化祭も盛り上がりますよ。軽音部にはOBが遊びに来てくれたりと、先輩との交流も盛んです。

私の「明治学院大学 法学部 現役合格アイテム」

手紙

よく一緒に勉強していた友達からもらいました。入試の直前には、お菓子ももらったな。早稲田塾は、本当に良い人が多かったですね。

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