中央大法学部で政治を学んで、地域の課題を解決したい

第37期生

星 智晴(ほし ともはる)

通塾情報

出身校 所沢校
出身高校 城北埼玉高校
部活 テニス
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 政治に関わる仕事

進学情報

受験方式 自己推薦
大学 中央大学
学部 法学部

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]早稲田塾との出会いが、人生を変えた

入学当時、親は僕の成績に不安を感じて早稲田塾に入れようとしたみたいです。普通なら近所の学習塾に入れるところだと思うのですが、最初に入った四谷校は所沢の自宅から片道1時間20分もかかる遠方。「これだけ遠いところに通わせるということは、この塾には相当特別な良さがあるんだろうな」と、子ども心になんとなく感じ取ってはいました。実際にたくさんのことを学び、自分も大きく変わることができたと思います。 

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]自分の夢に正直になる大切さを学んだ

早稲田塾の「AO・推薦入試特別講座」は単なる受験テクニックを学ぶ授業ではなく、真剣に自分自身と向き合い、将来の夢を追求していく場所。心から信頼できる講師にめぐりあうことができ、本当に感謝しています。AO対策を始めた頃、僕には本気で目指す夢がなく、何となく中央大学法学部の法学科を志望し、弁護士になりたいと講師に話していました。でも、講師と将来の夢について語り合う中で、徐々に「自分は法律家になりたいのではなく、本当は地方行政に関わり、地域の課題を解決したいのだ」ということがわかってきた。そこで高3の夏、思い切って講師に「僕は今まで、自分に嘘をついてました。法学科じゃなくて政治学科に入りたいです」と打ち明けたところ、講師もその目標を励ましてくれた。AOの準備は一からやり直しになったけれど、自分の夢が明確になることでモチベーションも上昇。志望理由書などの書類は前よりもずっと良いものに仕上がり、合格につながりました。 

──[刺激的だった〈プログラム〉]表現力開発講座で、人前で話す力がアップ

何度か参加した「表現力開発講座」も、早稲田塾ならではのユニークなプログラムのひとつ。特に印象に残っているのは、ランダムに選ばれた6人でチームを組んでミュージカルを上演するというものでした。指定された歌と英文を入れるという条件はあるものの、あとはストーリーを作るのも演出するのも生徒自身。それまでの僕はおとなしい学生で、人前で演技をするなんて考えたこともなかったけれど、このプログラムのおかげで気持ちが吹っ切れ、人前に立つことが怖くなくなりました。その後も英語のスピーチ発表をするなど、いろんな切り口で表現力を磨くことができました。そうした体験は、入試のグループディスカッションテストでも大いに役立ったと思います。

──[早稲田塾での〈生活〉]スタッフにも友だちにも恵まれた、幸福な塾生活

早稲田塾ではスタッフから温かく接してもらえてうれしかった。僕と初めて会う、普段行かない校舎のスタッフや講師も、僕のことを知ってくれていて、「星君の話は聞いてるよ。受験がんばってね!」などと声をかけてもらえることも。僕の知らないところで気にかけてくれている人がたくさんいるんだ、と思うと、勇気づけられました。そして、早稲田塾に入ってたくさんの友だちと出会えたことも、貴重な財産です。中学受験を突破した志の高い人や、海外の経験が長い人の話を聞くのは刺激的だったし、様々な考え方に触れることで自分の視野も広がったと思う。そういう出会いは地元の学校に通っているだけではあり得ないものだったと思いますね。 

──[将来の〈夢〉]地方行政に関わることで、地域の課題を解決したい

僕の将来の夢は、地方行政を通じて地域の課題を解決すること。国という大きな枠組みで仕事に取り組むというよりは、一つの市や街といった、自分にとって身近な領域で仕事がしてみたいと考えています。僕の地元である所沢市でもこの数年、教育や育児など、政治と市民生活にかかわる課題がたくさん生まれています。たとえば保育園の待機児童問題ひとつとっても、今のルールのままだと子育てをしながら働く母親にとってベストなものではないし、他の自治体と同じく所沢市も人口減少が将来の大きな課題と言われています。みんなが考えている以上に埼玉県も所沢市も魅力的な地域だし、暮らしやすい環境を整えれば、もっと魅力的な街にしていけると思っています。中央大学法学部政治学科では政治・行政について広く学び、将来の街づくりに活かしていきたい。 

私の「城北埼玉高校自慢」

生徒の自主性を重んじる学校で、学校の都合で進路指導をするようなことは全くなく、進みたい道を応援してくれるところが魅力です。僕がAO入試に挑戦すると伝えたときもすごく励ましてもらい、力になりました。

私の「中央大学 法学部 現役合格アイテム」

志望理由書のメモ、模擬ディスカッションのメモ、早稲田塾で作成した論文

志望理由書は講師のアドバイスを受けながら毎日のように書き直した、夏の思い出ともいえるアイテム。早稲田塾で行った二次対策の模擬ディスカッションは自信につながり、その際に作ったメモは入試会場にも持って行きました。そして早稲田塾でたくさん書いた論文も大切な思い出の品。最初は評価が低かったけれど最後にはA評価をもらえるようになり、ときどき読み返しては自分を励ましました。

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