念願の東工大に現合!夢はロボット制御プログラムの研究者

第37期生

槇原 豊(まきはら ゆたか)

通塾情報

出身校 秋葉原校
出身高校 東京工業大学附属科学技術高校
部活 マイコン制御部
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 研究者

進学情報

受験方式 一般入試
大学 東京工業大学
学部 第5類

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]「英語特訓道場」が気に入って入学

中2のときに電子工作を始めて機械づくりに興味を持ち、高校は東工大附属科学技術高校に進学しました。早稲田塾に入ったのは高1の春です。 英語の勉強が重要だと考えた親が、「英語特訓道場」のある早稲田塾を気に入って、勧めてくれました。

──[刺激的だった〈プログラム〉]早稲田塾のプログラムで刺激を受けた

高1のときに、「スーパーロボティクスプログラム(現)HiBot Design and Creation Program」に参加しました。東京工業大学の広瀬教授のもとでロボットについて講義や実習を受けるのですが、これがとても面白かった! 単に機械の話だけでなく、ロボットと医療の関わりなど、自分が知らなかった分野の話をたくさん聞くことができました。一緒に参加していた先輩には千葉大に飛び級合格したという方など、優秀な方がたくさんいた。様々な面で、多くの刺激を受けたプログラムでした。

──[早稲田塾での〈生活〉]春に基礎固め。夏は多忙な毎日!

学校の授業で、「課題研究」というものがあります。高3の春からグループに分かれて、約1年かけてそれぞれのテーマに沿った作品を完成させるというものですが、その準備がとにかく忙しい。僕たちは少ないスクリューでいろいろな動きができる水中ロボットを作ったのですが、春から設計図を起こし、夏休みは制作。9月の文化祭で展示をして、秋には最終レポートをまとめます。夏には『水中ロボコン』にも参加しました。 夏休みはとても忙しくなることが予想できたので、早めにできることは片付けておこうと思い、高3の春は勉強に力を入れました。 
自習室にはよく通っていました。春休みは開館から閉館時間になって「帰りなさい」と言われるまでずっといましたね。自習室では数学を解き、疲れると塾生カフェ「アンディボーイ」に行って物理を解く。エレベーターはあえて使わず、階段を昇り降りして軽い運動(笑)。物理が大好きだったので、物理を解くのが息抜きになっていました。夏休みの間も、課題制作の合間をぬって必要な授業には出席しましたし、学校が終わった後は自習室にも行きましたが、とにかく忙しい夏でした。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]技術と学問を学び、研究者になりたい!

東工大の附属高校ということで、高1のときに東工大の先生の話を聞くプログラムがあったんです。そのときはなんとなく「面白そうだな」と感じていただけだったのですが、高2になって調べてみると、他の大学の工学部は技術寄りなのに対し、東工大は技術だけでなく学問として工学を学べそう。一応内部推薦の枠もあるのですが、東工大で行われるサマーチャレンジというカリキュラムに参加して、その実績で合否が決まるんです。正直、なにが基準なのかよくわからないのですが……。僕はサマーチャレンジの参加資格は得ましたが、残念ながらそこでは合格できず。 
そうこうしているうちに、秋になると周りの友人達が指定校推薦を取りはじめた。その姿を見て「僕も指定校推薦にして、もう受験勉強を終わらせようか……」と迷いが生じました。塾のスタッフにも相談した結果、今まで東工大を目指して努力してきたんだから最後まで貫こう、と改めて決意を固めました。 結果、こうして第一志望に合格できたので、あのとき諦めなくてよかったです。 
今はロボットの制御のプログラムに興味を持っています。将来は研究者になって、様々な機械を動かしてみたい。映画『ベイマックス』に出てくるような、小さなロボットを作ってみたいですね(笑)。

私の「東京工業大学附属科学技術高校自慢」

高3の課題研究が、一番の特色かな。アメンボのように水上で動くロボットや二足歩行から車に変形するロボットなど、みんないろいろな物を作ります。授業では実際に手を動かす実技も多く、高校時代にそういう経験ができたのは、強みだと思います。ユニークな生徒、能力の高い生徒がいて、友達の話を聞いているだけで面白いです。

私の「東京工業大学 第5類 現役合格アイテム」

物理と化学の授業プリント

物理の基本は全部これ。何回も読み返しました。化学はそこまで得意じゃなかったので、何度も解き直した。化学はこれと過去問しかやっていません。

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