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自由が丘校レポート

担任助手プレゼンツ!「研究テーマ・リサーチ方法」#1


校舎から桜が見られる時期に近づいてきましたが、皆さん春休みはいかがお過ごしですか。
自由が丘校担任助手の岡本千紗子(慶應義塾大学環境情報学部1年・SFC)です。

コロナ禍で身動きが思うように取れない、という方も多いかと思いますが、研究テーマ探求の道はインタビューや実験のみならず……ということで、私からは「楽しくおうちでできる『研究テーマ』研究」をお送りしたいと思います!

まず、楽しみながら本を読む。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私はそこそこ本を読むほうの人間です。だからこそ、皆さんに本を読んでもらいたいんです。きっと塾では「論文」や「研究書」といった、少し難しそうな本についての言及が多いでしょう。もちろんそれはとても大事です。でも闇雲に難しい本を読んだところで、分からなくてつまらなくなっちゃいませんか?文章を読むことや書くことにはある程度の訓練が必要です。

そういった観点からいうと、読む本の選択肢に「小説」があってもいいと私は思います。小説にはストーリーがあって、セリフがあります。これによって読んでいるうちに世界に入り込んで、様々なものを吸収できる。そして新書に比べて文庫本は手頃な価格であり、「ちょっと気になったから」で手に取ることができます。

たった600円で、家にいながら別世界を体験出来ること-これが小説のひとつの力だと思います。きっと偶然見たドラマの職業に憧れたり、たまたま聞いた話から趣味が増えたり、といった経験は誰にでもあるのでは無いでしょうか。研究テーマは、そういった身近なものがきっかけになって深まったり、方向が変わったりします。百歩譲って漫画でもドラマでも構いません。とにかく様々な媒体に触れて、一見自分に関係なさそうなことでも、知識を増やしてください。そして気になったことがあったら、少し調べて見てください。それらはきっと、研究テーマを深める際の力になると思います。

そして、好き、を極める。ただ闇雲にやれ、という話ではなく…。「好き」って、皆さんが多かれ少なかれ持っているものだと思います。私だったら本や写真ですし、私の弟だったらゲームやサッカーです。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、なぜ上達するかといえば、そこには「分析」というプロセスが存在するからではないでしょうか。どうしたら上手くなるだろう、どうしてこの人はこういう表現をしたのだろう。そういう風に考えることこそ、「好き」によって自分がレベルアップする秘訣だと思います。

例えば私は、「太宰治の小説が嫌い」という所から、研究テーマがスタートしています。嫌いなのに何故か読んでしまって、いつも読後感に悩まされる。「じゃあなんで太宰の小説が嫌いなんだろう。」そんな視点を持ってから、自分の中にある意識していなかった理由や経緯に気づき、自分の小説の執筆や研究にもいい影響がある方向に動き出したと思っています。

自分と「好き」について分析することには、一種の苦痛が伴うかもしれません。なぜならそこには「好き」以外の感情が入り込むし、自分の至らない点に直面する可能性もあるからです。でもそれ以上に、「好き」を考えている時は楽しく感じられると思います。新しいものに出会える気が、今までとはちょっと違った世界が見える気がして、なんだかワクワクするはずです。

長々書きましたが、それ以前に大事だと私が思っているのは「楽しむこと」です。大学受験を意識すると焦って視野が狭くなることもあるかもしれませんが、そもそも研究テーマは「大学4年間で達成したい自分の目標」であることを考えれば、楽しいと感じられないことをそこに据えるのはナンセンスでは無いでしょうか。

ここで言う「楽しい」にはもちろん苦痛も含まれます。私だって未だに太宰の小説と向き合うことには整理できない感情を持っています。でもそれすらまとめて「楽しい」と言えたら-それは一種のオタクになるかもしれませんが-あなたの本当の研究テーマになると思います。

「楽しい」を基準に、自分の世界を広げてみてください。皆さんの「楽しい」の結晶に出会えることを、楽しみにしています。

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投稿者:定光寧々

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