四谷校レポート
12/13は共通テスト本番レベル模試
公開日:2020年12月06日
こんにちは。早稲田塾四谷校担任助手の神崎麗衣(広尾学園高等学校卒、一橋大学社会学部二年)です。今日は、12月13日に実施される共通テスト本番レベル模試と、その活用法について、紹介します。

東進の共通テスト本番レベル模試は、共通テストと同じようなレベルの、同じような形式をした模試です。偶数月に毎回実施され、2カ月ごとの自分の学力の推移を把握したり、志望校への合格の可能性をみたりすることができます。
12月13日に実施される共通テスト本番レベル模試は、高3生にとっては、共通テスト本番前最後の模試です。そして、高2・1生にとっても、来年1月に実施される共通テスト同日模試前の最後の模試となります。
活用法
高3生にとっては、最後の共通テスト型の模試とあらわしました。しかし、人によって共通テストの意味するところが異なる以上、この模試の活用法も人によって様々だと言えるでしょう。ここでは、私が実際に高3のこの時期に、この模試をどのように活用していたのか、を紹介しようと思います。あくまで一例です。
①共通テストで何割取りたいか、直近の模試や演習でどのくらいの得点だったかを鑑み、目標点を設定する。
過去にどのくらい得点した人が、どこの大学・学部に合格したか、というデータがあるので、自分の志望する・受験する大学・学部のボーダーを調べ、共通テスト本番で何割得点したいかを決めます。また、自分の得意科目・苦手科目や各大学・学部の配点から、本番にどの科目で何割得点するかも決めます。そして、それらの得点率と直近の模試や演習とのギャップ(理想と現実)の差を認識します。理想と現実の中間点として、今回の模試を位置づけ、今回の模試の目標点を確定しましょう。
②目標点に向けた学習計画を作成する。
今の自分に何が足りていないのか、を分析し、足りていないところを補うような勉強計画を作りましょう。例えば、私の場合は、今の時点で理科基礎の得点できていなかったので、理科基礎の知識を補ったり、演習を重ねていました。
③受験後、自己採点をする。
④なぜ目標点に届かなかったのか、分析し、足りなかったところを復習する。
この分析や復習をしなければ、模試を受ける意味はほとんど見出すことはできません。必ず、分析や復習をしましょう。目標点にとどかなかったのは、どの部分の理解が足りていなかったのか、単なるケアレスミスなのか、その原因を自分に問いかけ、その理由によって学習を進めてください!
以上共通テスト本番レベル模試の活用法でした。少しでも参考になれば幸いです。
この模試は、もちろん高3生だけではなく、他の学年の方も受験可能です。早稲田塾では、12月から新学年ということで、新年度のスタートを飾・る、自分の勉強の指標として、この模試を活用していきましょう。