合格実績No.1 の早稲田塾講師がお届けする総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報

東京都立大学
健康福祉学部

東京都立大学 健康福祉学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

東京都立大学健康福祉学部ではゼミナール入試が行われている。入試方式により実施している学部や出願条件が異なる。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

健康福祉学部 ゼミナール入試

最新入試情報から合格のポイントまで
総合型・学校推薦型選抜の全てがわかる!

入試の特色

看護およびリハビリや放射線技師といったコ・メディカル育成を担う。1986年開校の都立医療技術短期大学と98年に4年制へ移行した都立保健科学大学を前身とし、旧都立大学とは別の大学であった。立地(荒川区)などがその名残を止める。  同方式での募集人員は看護学科と理学療法学科が1人、作業療法学科が2人と極めて少ない。ここまで少数だと倍率云々で難度を計りがたい。

 出願条件に英語資格がある。英検2級以上、TOEFL iBT42点以上など。アドミッションポリシーの「グローバル化した大都市東京の多種・多様な健康・医療課題に挑戦できる人」「国際的視点を有し、異文化に対して寛容かつ柔軟に対応できる人」といったあたりに呼応していようか。

 都立大学で医療人を目指す意義は大きく2つ。1つはアドミッションポリシーの「幅広い教養を身につけ専門的知識・技術とともに医療的倫理観を基盤に」した人材育成の牧地として。大学は人文・社会科学系学部を備えていて低学年次には共通科目としてそれらを学べる。国家資格職はともすれば試験対策予備校的色彩を帯びがちなところ、都立大は視野狭窄をいさめて「幅広い教養」を求める。

 もう1つは実習先。大学に医学部がないのを心配する必要はない。同じ「東京都立」の病院が多く受け入れてくれるからだ。都立病院は8つもある。設置母体こそ「東京都公立大学法人」だが、同法人は都が設置しており、直属の都立病院との親和性が高い。さらに東京都医学総合研究所から教員が派遣されるなど手厚い教育が受けられる。

 「都立」である以上は「都に貢献できる人材」という側面が欠かせないとはいえ、都そのものが日本最大の自治体兼首都であるから医療に関わるほぼすべての課題を突きつけられていて、その意味では全国区でもある。地域医療も「島しょ部」を抱える自治体だから十分に関係するのだ。

 同じ「ゼミナール入試」でも理学部生命科学科のそれとは大きく異なり、2次試験に特長がある程度。複雑ないし極めて独特な方式ではない。

アイディア 合格のツボ

2次試験に大きな特長がある。方式名でもある「ゼミナール」とは、最初に課題が提示され、その場でレポートを作成する。

ここまでは小論文に似た形態だ。その後にグループワークかプレゼンテーションが実施される。グループワークは終了後に内容を踏まえたレポートを作る。

課題は非公表なので学校推薦型選抜の小論文から類推してみよう。おそらくデータの読み解きを含むものがかなりの確率で試される。「いかにもメディカル」寄りではあっても学科の特性をゴリゴリ押すような内容ではなく医療が置かれている背景(人口論や社会保障制度など)を提示して考えさせるような形であろう。

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにまつわる課題は十分に予測されるも細かな知識というより中期的な今まで、これからのテーマが中心かと。とはいえ「ズバッと時事」がないとは言い切れないため普段から意識して情報収集に務めたい。

グループワークは「話す・聞く」、プレゼンテーションは「話す」スキル。ただ「ゼミナール」方式は前もっての準備はできないので、課題から何も調べずにそこまで到達できる練習を心がけたい。

時間は面接を含めて最長3時間程度。サクサクと進む感じで長くはない。ただ人数によっては昼休みをはさんで午後も面接が行われる可能性がある。ただ面接は待ち時間があるためグロスで約3時間と考えてよかろう。

2次試験に至るには第1次選抜を通過しなければならない。文案を練る必要がある書類は志望理由書(400字)。題意は「志望理由、入学後の抱負など」ととてもシンプル。字数が短いので端的かつ具体的に記載しよう。頭に止めたいポイントは「特色」を参考にしてほしい。

 

合格戦略をご提案!個別相談はこちら

入試概要

1.主な出願資格

英語の能力に優れた者で、下記のいずれかのスコアを有する者
・ケンブリッジ英語検定 140 以上
・実用英語技能検定 2級1950 以上
・GTEC(Basic, Advanced, CBT) 930 以上
・IELTS 4.0 以上
・TEAP 225 以上
・TEAP CBT 420 以上
・TOEFL iBT 42 以上
・TOEIC L&R/TOEIC S&W 1150 以上

2.出願期間

 9月上旬

3.主な提出書類

 志望理由書、外部英語検定試験の成績証明書など

4.1次選考合格発表

 9月中旬

5.2次選考時期

 10月上旬

6.選考内容

 ゼミナール受講後のレポート及び面接(口頭試問を含む。)

7.合格発表

 11月上旬

早稲田塾で東京都立大学の入試を対策しよう!

総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)対策
1日無料体験お申込受付中です!

CHECK! 総合型・学校推薦型選抜
(AO・推薦入試)について
基礎から知りたい方はこちら

AO・推薦入試