
ロボットと宇宙が大好き! 夢はミミズ型惑星探査機の開発
永原 陵司くん(ながはら りょうじ)
通塾情報
出身校 | 池袋校 |
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出身高校 | 淑徳巣鴨高校 |
部活 | 音楽研究部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | ミミズ型惑星探査機の開発 |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜(AO入試) |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 理工学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】友人の「お前に向いている」の勧めで入学
高1の5月頃、高校の同級生が早稲田塾の体験授業を受けて、「この塾はお前に向いているんじゃない?」と誘ってくれたのがキッカケで入学。僕は小さな頃からモノづくりが好きで、小学校の頃からロボット教室に通って世界大会に出場するなど、学外活動をしていました。それまでAO入試についてはほとんど知識も持っていませんでしたが、「自分の経験や好きなことを入試に活かせるんだ!」と知り、自分に合った入試方法だと直感したのです。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】プレゼン力が鍛えられた「SDGs探究学習プログラム」
人前で話をすることが好きだったので、「グループミーティング(現 SDGs探究学習プログラム)」はとても楽しかったですね。「これが受験勉強になるんだ!」と衝撃的でした。人前で発表するのも、最初のうちは緊張していましたが、慣れてくると徐々に周りを見渡す余裕も出てくる。僕は、ありきたりな答えではなく、ちょっと奇抜な回答をするように心がけていました。雑学を入れたり、話し方の抑揚を意識したり、ストーリー仕立てにしたり。そうすると、みんな自然と話を聞いてくれるようになります。こうして、プレゼン力が鍛えられました。これは入試の面接にも大いに活かされたと思います!
――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】広瀬教授のヒントで夢が明確に
早稲田塾生活で印象に残っているのは、なんと言っても「未来発見プログラム」です。高1のときに「プログラマー養成塾 スーパーITクリエイターへの道」に参加したらすごく面白くて、高2で「スーパー航空宇宙工学プログラム」と「スーパーロボットクリエイションプログラム」にも参加しました。錚々たる教授陣から直接講義を受けたり、意見を交わせる経験なんて滅多にできない。また、学校の友人にはロボット好きがほとんどいないけれど、プログラムでは同じような趣味を持った、知識を共有できる生徒たちがたくさんいて、本当にワクワクしました。
僕の研究テーマである「ミミズ型惑星探査機(ローバー)」は、「スーパーロボットクリエイションプログラム」で広瀬茂男教授から伺った話がヒントになっています。広瀬教授は、自然界に存在している生物の構造や原理が一番キレイだからそれを模範にすると良い、とヘビ型ロボットについて話してくださった。それを聞いて、「宇宙で動かすならどのような動物がいいのか」を考え、試行錯誤の結果ひらめいたのが「ミミズ」でした。それをヒントに既存の研究を調べ、そこから志望理由がどんどん明確になっていきました。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】いつも明るい声に支えられた
受験期のメンタルは、早稲田塾の人たちに支えてもらったと思います。校舎に行くと「こんにちは!」と必ず元気に挨拶してくれる。それを聞くと「やるぞ!」と思えるんです。疲れたときは受付でちょっと話して気分転換。とにかくみんな明るいので、ホッとします。
担任助手にも助けてもらいました。まだ書籍などになっていない、最先端の研究についての調べ方やアプローチ方法を教えてもらえたことは、とても役に立ちました。感謝しています。
――【将来の〈夢〉】ミミズ型惑星探査機で宇宙開発に携わる!
子どものときの夢は、宇宙飛行士になること。ロボット作りも好きだったので、宇宙工学を志すのはごく自然な流れだったのですが、実は入学当初の志望は違いました。高1のときの夢は“アイアンマン”を作ること。でも、そのテーマではなかなか書類が進まなかったんです。友人との会話やスタッフとのメンタリングでは宇宙の話をよくしていたから、「アイアンマンは宇宙じゃないでしょ?なんで宇宙工学を志望にしないの?」と問われ、ふと立ち返った。メンタリングを通して、本当に好きなことを導き出してもらった感じです。
宇宙工学の最先端はアメリカなので、在学中に留学をして、院もアメリカの大学に進みたい。そのためには英語力を磨きたいですね。また、良いアイディアを思いついたら休学して起業するのもいいな、と考えています。夢は、ミミズ型ローバーで宇宙開発に携わること。宇宙は、子どものときからの夢とロマンです!