公募不合格からのリベンジ!慶應・経済で途上国支援を学ぶ

第37期生

東谷美加(ひがしたにみか)

通塾情報

出身校 池袋校
出身高校 国立筑波大学附属高校
部活 バドミントン
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 発展途上国の経済的発展を担う

進学情報

受験方式 一般入試
大学 慶應義塾大学
学部 経済学部

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]自分のペースで学べる個別視聴型授業が魅力

高2の夏に個別視聴型授業の体験を受けて、9月から入学しました。 高校では受験対策用の世界史の授業がなかったので、自分でやらなくちゃ、と焦っていたところだったので、自分のペースで勉強できる個別視聴型授業がとてもいいな、と感じたんです。高3の夏からは「実践小論文」を受講しました。

──[私の〈受験ストーリー〉]公募制推薦不合格をバネに、一般でリベンジ!

私の姉はAOで早稲田大学に合格したのですが、一般とAOの両立が本当に大変そうだった。だから私は一般受験で行こうと決めていました。しかしスタッフに、「慶應の文学部なら書類は1枚だけだし、一般入試にも小論文が必要だから、無駄にはならないよ」と勧められ、秋に文学部の公募制推薦を受験したのですが、不合格……。「とりあえず受けておこう」という気持ちではあったのですが、不合格が悔しくて「絶対に一般で合格しよう!」とかえってやる気が出ました。 
それまで小論文はほとんど書いたことがなかったし、得意でもなかったので、早い段階で取り組めたのは良かったと思う。センター前までは一般の勉強にかかりきりだったし、センター後から小論文を見直しても間に合ったのは、夏に小論文に取り組んだおかげだと思います。

──[私の〈ハイスクールライフ〉]バトミントン部キャプテンを経験して精神的に強くなった

高校ではバトミントン部の女子キャプテンを務めました。高3の6月に引退試合があるので、4月からはその練習であまり塾に行けない日が続いたのですが、部活を通じて精神的に成長できたと思います。メンバーはみな意識が高く、練習もするけれどキチンと切り替えて勉強もする。お互いに高め合える存在でした。私は「キャプテンだから朝練には一番に行こう、練習メニューはみんなの意見を取り入れよう」と意識して行動することで、精神的に強くなれたような気がします。 
また、他校に通う友人と、ASEAN諸国に住む高校生と交流を持つ学生団体を立ち上げ、副代表をやっていました。その活動を通じて開発経済に興味を持ち、それが今につながっています。

──[私を支えてくれた〈スタッフ〉]辛い時期に励ましてくれたスタッフや講師

直前期は、精神的に辛いものがありました。ふと「浪人生は私より1年余計に勉強しているんだ」と思うと「寝る暇があるのかな」と不安になって、気づいたら朝、ということも。不安を解消するためには、とにかく時間を費やそうと思って、自分なりの勉強のリズムを作り、それを繰り返した。塾に行くまでは単語を見て、自習室に着いたら本番をイメージして過去問を解く。3教科解き終わってから記憶物をやって、集中が切れた頃にまた過去問、という感じです。 
受付のそばにコピー機があるのですが、私がそこを利用しているとよくスタッフが声をかけてくれました。小論文の講師は、「だんだん書けてきているよ」と言ってくれて、そうやって周りの人から励ましてもらうと、少しは不安が晴れましたね。嬉しかったです。 
早稲田塾の「グループ面談」では、最初は高2の子と同じグループだったのですが、状況が違う生徒と話をすることに疑問がありました。その悩みをスタッフに伝えたところ、その次の面談では、同じく慶應の経済を目指す子と一緒に面談をしてくれた。今何をすべきなのかを話し合えてとても有意義でしたし、面談後もお互いに勉強の進捗を報告しあう、良い関係になれました。彼女が自習室で頑張っている姿を見ると「私も負けていられない!」という気持ちになった。良いライバルですね。二人とも合格して、大学の講義でも時々顔を合わせます。あのときスタッフに相談してよかったです。

──[将来の〈夢〉]日本と発展途上国をつなげていきたい!

将来は、発展途上国と日本をつなぐ仕事がしたいと考えています。学生団体の活動を通じて知ったことをより深め、日本と発展途上国、お互いの経済的発展のために出来ることは何か、大学で学びながら考えていこうと思います。

私の「国立筑波大学附属高校自慢」

小学校からずっと筑波なのですが、小学校、中学校に上がるときに内部試験で落とされて、最初からずっと残るのは全体の半分くらい。一浪して国公立大学や医学部を目指す人が多いからか、高3の秋でも学園祭やスポーツ大会がすごく盛り上がります。行事には全力で取り組むけれど、勉強するときはスッと切り替える、その切り替えがみんな上手です。

私の「慶應義塾大学 経済学部 現役合格アイテム」

合格ダルマ、ノート

ダルマは、初詣で両親が湯島天神で買ってきてくれたもの。ずっと机の前に置いていて、合格したときに目を入れました。ノートは英語や世界史など、わからないことがあったら書き込む「なんでもノート」。移動中などにくり返し読んでいました。

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