早稲田塾で成長できた! 憧れの慶應大学法学部へ

第39期生

金 咲也華(きむさやか)

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 日本女子大学附属高校
タイプ 帰国子女の強みを活かす
夢・目標 法律を学ぶ

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

──[入学のきっかけ]AO対策をして大学受験に備えたい

入学は高1の4月 。両親の教育方針として、一番青春を謳歌するときに勉強ばかりするのはよくないということで、私は小学校から日本女子大学の附属に通っていました。でも私はどうしても大学受験したくて、父に相談したところ「AO入試なら自分のためになるのではないか」と。父はアメリカの大学を卒業しており、アメリカはずいぶん前からAO入試が機能しているため、もちろん父もそう。それならばと、AO対策に強い塾を探し早稲田塾を見つけたんです。
父は義務教育から大学までずっと英語圏内で学び、私も幼少期にアメリカで生活していました。そのため、英語に対しては抵抗感がなく、もっと力を伸ばしたかった。やる気マンマンで『英語特訓道場』から受講したのですが、授業のスピードについていけず、あえなく撃沈(笑)。一念発起して、自分なりに道場で覚えたことを頭の中で思い出しながら復習に力を入れたところ、なんとReview Testで満点を取れるように! クラスも一段階上がることができ、うれしかったですね。

──[刺激的だった<未来発見プログラム>]早稲田塾で学んでいく心構えが身に着いた

入学してからスタッフの勧めで「オーデュボンプログラム」に参加。ロックフェラー系財団との連携によるリーダーシップ養成プログラムで、私は環境をテーマに茨城県常陸太田市にフィールドワークへ行きました。現地の視察を通して地域活性化や食料問題を考えながら自分なりに課題解決に取り組むのですが、一緒に参加したのが上級生ばかりで皆さんの知識量や発言力に圧倒されっぱなし。直接自分の夢とはつながらなかったけど、周りから刺激を受けてこれから早稲田塾で学んでいく上での心構えみたいなものができました。

──[タメになった<授業・プログラム>]論文の知識がディスカッションや面接でも役に立つ

高1の頃は、塾に来てはパソコンに向かって『東進講座』で学習。自分で計画を立てて進めることができ、授業もわかりやすかったので楽しく学べました。論文系講座は入学したときから受講を続け、高2から『慶應義塾小論文』がスタート。文章力に関してはそれなりに自信をもっていて、優秀者論文にも選ばれて一気にモチベーションがアップ! 論文の授業では哲学や史学、歴史、文学作品、さらに政治の知識などを使って検証しなさいというのが課題に出ることがあります。最初のうちは調べながら書いてまた次の課題……というふうに繰り返していましたが、途中からこれらの知識がのちのグループディスカッションや面接で大事になってくることに気づき、調べたことをノートにまとめておくようにしたんです。受験直前はこれらを見直すことで知識の復習になり、とても役立ちました。

──[印象に残った<イベント>]TIME CUPで得た集中力と表現力

高2の秋、「TIME CUP」に出場しました。今までのTIME CUPは、校舎選考を経て選ばれた4~5名のうち1名がスピーチで、あとはグループディスカッションだったのですが、この年から全員が自分なりに理解・研究して英語スピーチを発表するように変わりました。私は夏に訪れた朝鮮半島北緯38度線をテーマに、北朝鮮と韓国の歴史を発表。本番はさすがに緊張したものの、短期間でスピーチを仕上げられた集中力と、人前での表現力を身に着けることができた貴重な経験に。終始サポートしてくれたスタッフにも感謝しています。

──[受験を通して得た一生モノ>]自分自身と深く向き合うことで夢を掴める

実は、進路はずっと慶應義塾大学の法学部と決めていました。兄が通っていたのも大きな理由ですが、私は昔から物事を論理的に考えるのが好きで、法学部ならそれを追求できるのではないかと強くこだわっていたからです。でも、いざ志望理由書を詰める時期になってこれではテーマの柱が弱いことに気づき、ここから四苦八苦。高2の段階でもっと自分と向き合うべきだったと反省しました。法学部にこんなに行きたいのは何でなんだろう……焦りを押さえつつ自身を見つめ直したとき、やっぱり結論が出るまで違う意見がぶつかり合う法廷弁論に興味があるし、法律そのものを深く学びたいという想いを再確認できたんです。 
まだ将来の夢を思い描くまでには至らないけど、AO受験を通して人生が豊かになったと思います。これまでの私は、人前で話すといってもネタが中学まで続けていたテニスのことくらいしかなく、本当に視野が狭かった。でも、早稲田塾で多彩なプログラムやTIME CUPに参加することで様々な人の意見を吸収し、自分が大きく成長できました。どのような形で法学の学びを将来の夢に結び付けていくかは、これから大学で見つけたいです。

私の「日本女子大学附属高校自慢」

運動会など行事を生徒が主体となって運営できるのが醍醐味。ものすごく盛り上がります。授業の課題もそれほど多くなく、自分のやりたいことができる校風だと思います。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

慶應義塾大学のペン、クリアファイル

ペンは高1のときに、母がたくさんの種類を買ってきてくれました。受験期間、特によく使っていた3本がこれで、思い入れがあります。クリアファイルは、オープンキャンパスに行ったときにもらったもの。志望理由書のこともあって気持ちが揺れていましたが、これを手にしたら「絶対慶應に行きたい」と決意が強くなったのを覚えています。

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