ICUで自分らしく学び 将来は社会福祉士になる!

第39期生

鶴田あす海(つるたあすみ)

通塾情報

出身校 四谷校
出身高校 かえつ有明高校
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 日本の貧困問題に取り組む

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 国際基督教大学
学部 教養学部

──[入学の<きっかけ>]早稲田塾なら自分の将来を任せられる!と直感

早稲田塾に入学したのは高2の1月 。大学受験をAOで挑戦しようと思いはじめ、どこの塾に入ろうかと自分なりにリサーチしていました。周りを見渡したら、同じクラスに早稲田塾生が5人も。みんなAO受験予備軍だったので、もしかして早稲田塾ってAOに強いのかもと思い、ひとまず塾の様子を見てみようと足を向けたんです。すると、そのとき説明をしてくれたケアスタッフの熱意がものすごくて(笑)。この人たちになら自分の将来を任せられると直感し、すぐに入塾を決めました。
最初は、“好きなことを自由に、とことん追求できる”という自分の高校に校風が似ているSFCを受験したくて、「AO入試・推薦入試対策講座」を中心に「慶應義塾小論文」や「早稲田大学 国際教養学部特化クラス」など、SFCの受験に役立ちそうなものを幅広く受講。その合間には、知り合いの先輩を頼って実際にSFCのキャンパスを見学に行くなど、夢を膨らませていました。

──[私の<ハイスクールライフ>]課外活動で日本の貧困問題と向き合った3年間

でも、「AO入試・推薦入試対策講座」でこれまでの自分自身を振り返ってみたとき、ふと大事なことに気付きました。私の通っていたかえつ有明高等学校は基本的に、自分で必要だと思う知識は自分でつけなさいという方針。もちろん、そのための土壌は学校側でもたくさん用意してくれており、私も学校外で多岐に渡る活動をおこなってきました。たとえば日本の教育格差問題について取り組んでいるNPO団体の手伝いをしたり、社会人を招いて将来を語り合う大規模なキャリアイベントを運営側の立場として催したり、日本のホームレス問題を考える団体を自ら立ち上げたり。少しずつアプローチは違うけれど、思えばいつも根本にあるのは“日本の貧困問題を考える”ことだったなって。そして、自分が本当にやりたいのは社会福祉に携わることなんだと気付き、志望大学をSFCから国際基督教大学に変更。周りの友達がどんどん合格して不安になることもありましたが、やりたい事が明確だったので踏ん張ることができました。
まさに「AO入試・推薦入試対策講座」を通して将来の夢を見つけられました。

──[タメになった<授業・カリキュラム>]香港を訪れた「世界塾」で新たな課題を発掘

志望校を変更しAO対策の軌道修正をする上で、スタッフにアドバイスされて参加したのが「竹中平蔵 世界塾」。 プログラムの中に香港で政治経済、ビジネス、テクノロジーの最先端で学び進路発見をする特別研修がありました。私は小3~小6の4年間上海で生活していた経験があり、人が多く、国際色豊かで刺激的なところが上海と香港はちょっと似ている。だからこそ、このプログラムに自分なりの付加価値を与えてきちんとやり遂げたいと思い、香港の貧困問題について独自に調べたんです。すると、香港では貧しい外国人家政婦を雇うことで、貧困の解決に当たっているという情報をキャッチ。こうした社会システムは、出稼ぎに来ている国の貧困の突破口になるだけでなく、雇う側も共働きの留守宅を安心して任せることができます。日本もますます共働きのライフスタイルが多くなる時代、こうした社会システムをどうしたら導入できるかと、新たな課題を発掘した貴重な体験になりました。

──[大学・学部を選んだ<理由>]世界の公共問題を幅広い領域から学ぶことができる

国際基督教大学の教養学部は、その中に30を超えるメジャー(専修分野)を設けていて、幅広い学びを得られるのが魅力です。中でも公共政策というのがあって、これは法学や経済学、社会学などと連携して社会問題を解決していく実践的な研究分野。国際レベルの公共問題にも取り組むから、日本と海外を比較して研究できるのも楽しみですね。もちろん、キリスト教精神に基づく大学だということも、社会福祉に携わりたい私にとっては大きなポイント。こうした環境を存分に活かし、4年間で様々な知識を吸収していきたいです。

──[将来の<夢>]社会福祉士になって世の中の貧困改善に取り組みたい

ひと口に“貧困を解決する”といってもその方法は多様ですから、まずは大学でしっかり学ぶことが大前提。もともと大企業に勤めたいとか、そうした憧れのような気持はないんです。きっと地方公務員やNPO団体などに所属して貧困問題に携わっていくのでしょうね。目指すは社会福祉士で、友達にも「合っているね」って言われます(笑)。自分のやりたいことをとことん追求するという姿勢を、高校生活と早稲田塾で身につけたので、夢に向かって自分らしく生きていきます。

私の「かえつ有明高校自慢」

私は新たに設置された「新クラス」の一期生で、アクティブラーニング型の授業が特徴です。イベントのプロデュースやディスカッション作法など、教科を超えた学びが楽しかったですね。

私の「国際基督教大学 教養学部 現役合格アイテム」

スクラップブック2冊、時事問題の参考書

面接で聞かれそうな政治・社会問題といった記事や社説などをペタペタとスクラップ。スタッフから励ましのメッセージを書いてもらい、お守り代わりにしていました。時事問題の参考書は、気になった箇所にフセンを貼って何回も見直し。国際基督教大学のAO面接は幅広い知識と教養が必要になるので、受験本番まで手放せませんでした。

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