憧れ続けた第一志望 夢は患者さんを支えられる看護師

第39期生

八田ひと美(はちたひとみ)

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 日本女子大学附属高校
部活 バレーボール
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 患者さんに寄り添い、支えられる看護師

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 看護医療学部

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]ナイチンゲールに憧れて目指した看護師の道

ナイチンゲールの伝記を何度も何度も、それこそ暗記するくらいに読んでいたので、漠然と「看護師になりたい」という思いがありました。中学生のときには「医師もいいな」と考えていましが、改めて考えてみて、「私がやりたいのは病気を治すことではなく、病気と闘う人を支える仕事なんだ」と気付き、看護師になるという意志が固まりました。

看護師になろうと決めて大学を探し始めた当初から、慶應大学に行きたいと思っていました。いくつかオープンキャンパスにも行きましたが、校舎の雰囲気が良いし、何より総合大学なので、医療系学部以外の生徒もたくさんいる。文系・理系と様々な友人ができそうなところに惹かれました。なぜって、ほとんどの患者さんは医療従事者ではないですよね。だったら、色々な知識や経験を持っていた方が、患者さんと上手く関われるのではないかな?と思って。また助産師にも興味があり、慶應は学部4年間のうちに助産師の資格も取れる数少ない大学の一つだということも、決め手になりました。

──[私の〈ハイスクールライフ〉]部長として、率先して雑用をこなした

中学・高校とずっとバレーボール部で、高校では部長を務めました。リーダーシップというよりは、コツコツ真面目にこなすタイプだったので、そこを認めてもらったんじゃないかな。部長になってからは、練習前のネット張りなども後輩任せにせず、率先してやっていました。そういう姿を先生や友人は見ていてくれて「ひと美はちゃんとやってるね」と声をかけてくれたのが、嬉しかった。部活動以外にも、体育館を共用する他の部活との話し合いや、中学の先生との連携のまとめ役など、やることはたくさんあったのですが、やり甲斐はありましたね。

──[入学の〈きっかけ〉]グッドタイミングでDMが届いた!

早稲田塾に入ったのは、高3の6月です。 一般の勉強は高1から他塾でやっていたのですが、AOについてはずっと意識していました。高3になって「そろそろAOの準備をしないと」と考えていたときに、ちょうど早稲田塾からDMが来て(笑)。学校の友人にも早稲田塾生が結構いて、みんな塾を気に入っていると話していたので、入学を決めました。

早稲田塾では「AO入試・推薦入試対策講座 総合クラス」を受講。AO講座には、高1から塾生という子や、留学経験がある子など、何かしら“持ってる”子がたくさんいた。それに比べて「私は何も持ってない!」と焦りました。でも、そんな子たちでさえも、AO講座では色々調べて、より深く研究している。「みんな頑張ってるんだ。私だってもっと研究すれば、この子たちみたいになれるのかもしれない」と思えて、刺激をもらえたし、モチベーションが上がりました!

──[早稲田塾での〈生活〉]言葉にすることで、自分の考えがまとまっていく

8月からの「秋の本直」では、メディカル特化クラスを受講しました。ここにも、家族が医療従事者の子とか、自分の病気体験から強い志望を持っている子とか、スゴイ子がたくさんいたのですが、そこはあえて見ないようにして(笑)。特化クラスでは、志望理由書のあやふやなところをコテンパンに突っ込まれて、上手く書けずに行き詰まってしまった。自宅で夜、ティッシュ一箱使うくらいに泣いたこともあります。 でもそんなときに母が「ひと美は以前、こんなことを言っていたよ」などとアドバイスをしてくれた。また講座でも、講師に質問されて、それに答えようとする過程で、自分が考えていた事、感じた事を発見し直すことができました。講師には「どうしてこの大学に行きたいかも大切だけれど、自分が本当はどうありたいのか、が大事」と言われて「そうか、自分に正直になればいいんだ」とハッと気付いた。 
一次の書類に通ってから二次試験の面接まで5日間しかなく、直前3日間は同じく一次を通過した2名と一緒に、面接対策。塾でかなり鍛えられたお陰で、本番の面接では、自然に会話をするように、自分の心からの思いを伝えることができたと思います。

──[将来の〈夢〉]患者さんを包括的に支えられる看護師になる!

夢は、患者さんに対して、医療的なケアだけではなくて、家族との関係や社会復帰の手助けなど、包括的に支えられる看護師になること。助産師や災害看護師、訪問看護師など様々な職業を調べましたが、今の時点でコレ!とは決めていません。大学で学んで経験しながら、じっくり考えたいと思います。

私の「日本女子大学附属高校自慢」

森の中の学校と言われるくらい自然が豊かで、街中では見たこともないような虫がたくさんいます(笑)。自由な校風で、制服もありません。部活では、ミュージカル部がすごい!脚本も衣装も全部自分たちで作っていて、とても完成度が高くて上手です。

私の「慶應義塾大学 看護医療学部 現役合格アイテム」

現合ノート、学校案内パンフレット

現合ノートは、最初のうちは本当に書けなくて、苦労しました。パンフレットはオープンキャンパスでもらったもの。看護医療学部のページにはフセンを貼ったりアンダーラインを引いたりして、読み込みました。勉強が辛くなったときは、このキャンパスに通う自分の姿を想像して、やる気を出していました!

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