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明治大学
理工学部

明治大学 理工学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

提出書類、学科により学力考査、実技試験および面接試験によって合格者を決定する。出願条件に評定平均は求められない(機械情報工学科、建築学科は3.8以上)。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

※2023年7月15日更新

理工学部 AO入試(アドミッションズ・オフィス入試)

【限定開催】
理工系の現役合格を狙うなら!

入試の特色

~強い興味と熱意を持ち、大学や社会をリードする学生を求める~

明治大学理工学部は、高度情報化社会をリードする人材を育成するという目標の下、優れた着眼点と適切な問題意識を持ち、かつ新しい科学技術の芽を探し適切な方法で分析、思考して結論を導き出せる高校生を選抜する目的で、2002年度からAO入試を実施している。電気電子生命学科の電気電子工学専攻と生命理工学専攻、機械情報工学科、建築学科、応用化学科で実施されており、入試では提出書類による審査、実技や面接などの選考を通して、適性、意欲、目的意識、コミュニケーション能力、そして基礎学力などが評価される。

アドミッションポリシーは学科ごとに提示されており、例えば電気電子生命学科では以下の通り入試要項に記載されている。


「電気電子生命学科では、理工学部入学者の受入方針(AP)で掲げる人物像に加え、生命、環境、エネルギーを持続させるための技術革新が期待されている新時代に於いて、技術の最前線で活躍したいと強く希望する意欲ある人物を求めています。また、目的意識を持って積極的に勉学し、友人から信頼される自主自立した明朗でバイタリティのある人材が望まれます。数学、理科、外国語については、高等学校段階の基礎的な知識と応用問題にも適応できる十分な学習能力を身に付けている学生を求めます。AO入試では、上記のような将来像を実現する潜在能力を重視して入学者を選抜します。AO入試の志願者には、明確な言葉と論理的思考に基づき説明できることを求めます。」

(2023年度アドミッションズ・オフィス入試要項より)


他の学科でも育成したい学生像、選抜にあたり重視する能力や資質が記載されている。機械情報工学科では「高い計画性と、柔軟な思考力や的確なコミュニケーション力」、建築学科では「広い視野と教養」「基礎的語学力/学力」「基礎的なデザイン力・造形力・表現力」を求めるとあり、どの学科も主体的に考え行動し、大学における研究や社会を牽引できる人材を発掘したいという大学の狙いが読み取れる。

アドミッションポリシーを満たしているかどうかを判断するために、提出書類に加えて学科ごとに面接試問・実技などの試験が行われる。特に注目すべきは基礎学力の重視である。出願資格も学科ごとに設定されているが、機械情報工学科と建築学科では高校での履修科目及び評定平均を求め、その他の学科でも書類審査の後に学力試験が課されるのだ。さらに自身の考えを正しく伝えられるかどうか、口頭試問やプレゼンテーションを含む面接試験もある。

募集人員通りに合格者を出すとは限らない。募集定員を下回っても、該当者がいなければ合格を出さないため、安易に倍率のみで受験の難易度は判断できないが、しっかり勉強して自分の思いを正しく伝える経験を積んできた人にとって、合格を手にするチャンスは大いにある。

入試概要

1.出願期間

9月中旬

2.主な提出書類

エントリーシート(志望動機、個性・特技について、学部別の課題:テーマごとにA41枚)

※電気電子生命学科、機械情報工学科では学部別の課題は課されない。

3.選考内容

書類審査及び学力調査、面接試問、実技

4.選考時期

10月下旬

5.合格者発表

11月中旬

アイディア 合格のツボ

まず書類の提出が求められる。志望動機と個性・特技について記述するエントリーシートが全学科で課される(建築学科と応用化学科は学科別テーマについての小論文、機械情報工学科では実験を伴うレポートもある)。

志望動機で大切なのは、学びたいと考えている理工学の学問領域に対して、なぜ興味・関心を抱いているのか、また明治大学理工学部で学ぶ意義をどのような点に見出しているのかという2点である。社会的な問題に限らず、身近な生活の中から学びの種を発見しても良い。それを明治大学の理工学部で学ぶ意義と関連付けて説明する。そのために、研究室をはじめ、大学の情報を正しく理解しておく必要があるだろう。

個性・特技について説明する書類はアドミッションポリシーをよく理解して書く内容を考える必要がある。単に自己アピールをするのではなく、自分の強みが大学でどのように活かせそうなのか、想像してみるとよい。理工学の学びに関わる体験や経験をベースにするだけでなく、積極的に取り組んできた事柄から何を学び身につけたのか。大学以降も視野に入れた自己分析が求められる。

 

書類を提出すると、全員が大学で行われる面接試問・実技などの試験を受けられる。入試の特色でも述べたが、まずは基礎学力をしっかりと備えて当日を迎えられるよう準備が必要だ。数学や理科に限らず、英語も学科によっては大切。試験範囲は要項に記載されているが、まずはセンターレベルの問題を目安に演習を重ねてもらいたい。その上で、自身の思いを適切に他者に伝えられるかどうかが合否を分ける。理工学分野の学びや研究は、他者と共に行うケースが多い。だからこそ、自分の考えを正しく相手に伝えらえる力が求められるのである。口頭試問で数式の計算問題を解説しながらプレゼンテーションしたり、実技で物を観察してデッサンしたりする試験が課される学科もあるが、言語・非言語問わず「伝える力」が重視されていると言えるだろう。

 

実技試験は学科への関心の強さを能力として証明することが求められる。建築学科では立体物のデッサンの試験などが課される。高校までの学習では触れない内容も出題されるため、興味を持った学問に関する学習は早くから始めておくと良い。本を使って学習するのはもちろんだが、イベントなどへの参加、学校の教員への質問など、体験を通じた能力の養成をお勧めする。特に建築学科のデッサンは本を読んでできるようになるものではない。物を正しく観察し、紙という平面上で立体感を伝えられるか。一般選抜では測れない能力まで評価してくれるAO入試だからこそ、体験・経験を通じて能力を伸ばし、付け焼刃ではない能力であると証明したい。

 

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合格した先輩の例

合格した先輩の事例を一つ紹介しよう。小学校3年生から野球に打ち込み、高校で副キャプテンを務めながら文武両道を貫き、建築学科に進んだ先輩の例である。建築に関心を持つきっかけは学校の課題研究だった。まちづくりについて調べたのをきっかけに、都市計画に関心を持つようになり、練習がない日に東京近郊の街を訪れたり、まちづくりに関する本を読んだりしていた。その中で団地にまつわる問題を知り、都市計画について専門的に学びたいと考えるようになったと言う。学校の課題という身近なところから学びの種を発見した良い例と言えるだろう。そして明治大学理工学部を選んだのは、建物の構造からデザイン、さらに土木の分野まで幅広く学んでから専門的に都市計画を学べるというカリキュラムの特長にあった。他大学の建築学科とも比較し、明治大学の特色を分析して志望動機を説明し、面接でもアピール。面接では副キャプテンとしてチームを導いた経験が、統率力を身につけるものであり、これは大学やそれ以降にも活かせるとアピールをして合格を勝ち取ったのだ。

面白いと思った事柄について本や足も使って調べた経験、そしてもっと知るために大学で学びたいと言う志望動機に加えて、文武両道で得た学力、さらに部活動から得た自身の強みが、合格を引き寄せたと言えるだろう。

明治大学理工学部AO入試 現役合格インタビュー

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