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明治大学
国際日本学部

明治大学 国際日本学部

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提出書類により一次選考が行われ、面接試験および小論文試験により合格者を決定する。出願条件として評定平均4.0以上かつ英検準1級レベルの外国語検定試験の成績が必要である。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

※2023年7月20日更新

国際日本学部 自己推薦特別入学試験

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入試の特色

 22年度よりスタート。募集人数は6人。出願資格は大きく「国際バカロレア資格証書取得済みか取得見込者」と「その他」に分けられる。バカロレアは取得できる高校を出ていないと得られないので主に「その他」を分析する。評定平均4.0 以上で英語資格所持者。英検だと準1級以上、TOEFL iBTだと72 以上となかなかにハードルは高い。

 そこで大事なのが学部の理解。開設当初から「国際日本」なる変わった日本語に戸惑う受験生が多かった。その点、同学部も正直で学部長自身が「いまだに本学部の名前を聞いて『国際』が専門なのか『日本』が専門なのかと、戸惑う人が少なくありません」と告白している。決定的なワードが「日本と世界をつなぐ」だ。「求める人材像」にも明記されている。

 カリキュラムをみると「日本」側がポップカルチャーやアート、メディア、日本文化などで「国際」側が国際関係、地域研究、国際文化など。無造作に並んでいるようで実は明確な意図の下に組まれているのを見落としてはならない。ここを雑に扱うと素晴らしい実績の持ち主でも思わぬ結果を招きそうだから重々ご注意。

 難度は英語資格のハードルがかなり高いというのが一番悩ましい。これほどのレベルをクリアしている者の多くは他大の国際教養系などにも興味を抱く蓋然性が高い。その点で同学が「併願可」を条件付きで認めているのはうれしい。書類提出自体は9月でも通過の知らせ以降の日程が学校推薦型の始まる11月以降だから設けられている認定とも推測される。

入試概要

1.出願期間

 9月中旬

 

2.主な提出書類

・エントリーシート 

・志望理由書 


※国際バカロレア資格証書所有を出願資格とする者は、エントリーシートの提出不要。代わりに以下を提出。(日本語で作成)

 ・EE(課題論文)の要約(A4サイズ 2枚以内)、EEの写し

 ・TOK(知の理論)の学習成果をまとめたレポート(資料を含めA4サイズ 5枚以内)

 ・CAS(創造性・活動・奉仕)の概要をまとめたレポート(資料を含めA4サイズ 5枚以内)

 

3.1次選考(書類審査)合格発表

 11月中旬

 

4.2次選考時期

 11月下旬

 

5.2次選考 選考内容

 ・小論文(60分) ・口頭試問(20分)

 

6.2次選考合格発表

 12月上旬

 

7.主な出願資格

○評定平均4.0以上

○英語資格・検定試験において下記の基準を満たす者
  ・英検 準1級以上
  ・TEAP(※4技能パターンに限る、TEAP CBTは不可) 309以上
  ・TOEFL iBP®(Home Edition、Paper Edition可。MyBest Scores 活用不可) 72以上
  ・IELTS(CDI含む。アカデミックモジュールに限る) 5.5以上
  ・TOEIC®TOEIC®L&R&TOEIC®S&W  L&Rで785以上 かつ S&Wで310以上
  ・GTEC(CBTタイプに限る) 1190以上
  ・ケンブリッジ英語検定(Linguaskill不可) B2 First(FCE)以上

○高等学校または中等教育学校後期課程在籍期間の活動において、以下の1つ以上に該当する者 

  ・都道府県以上の大会・コンク-ル・展覧会などにおいて優秀な成績を収めた者

  ・生徒会活動においてめざましい活躍をした者 

  ・資格(英語以外の語学検定や国家資格など)を有する者 

  ・学校外での諸活動(クラブ活動・ボランティア活動など)においてめざましい活躍をした者 

  ・その他、国内もしくは国外における優れた活動実績を有する者

 

アイディア 合格のツボ

 「入試の特色」において「その他」とした出願資格保有者が提出しなくてはならない書類は、「志望理由書」と「エントリーシート」。志望理由書は「学部で学びたいことと自分の将来像」(800字以上)で、いたってシンプルであり、却って何を書くべきか悩みそうだ。エントリーシートは出願資格として選んだ自分の活動実績(1600字以上)で、何を選ぶかも重要となろう。(※選択できる活動実績の内容は「入試概要」内「7.主な出願資格」参照)

 何しろ「日本と世界をつなぐ」だから志望理由書の中身も「これとあれ」が大切。「これもあれも」にならないよう気をつけたい。まず自分が最も学びたい領域を指し示し達成でき得る能力や意欲を伝えた上で「つなぐ」側、すなわち「日本」側選択者は「世界」と、「国際」側選択者は「日本」と、それぞれどうつなげようと企図しているかが問われよう。

 教員の構成を分析すると、クリエーターそのものの養成はまったく不可能ではないにせよ、少なくとも主眼とは思われない。このあたりはシラバスなどを熟読して志望理由との齟齬を来さないよう注意したい。

 エントリーシートを執筆するにあたっては、指定された条件の中から、自分がどれに該当するのか冷静に考える必要がある。項目の中には「資格を有する者」という条件もあるが、「英語以外」の但し書きがあるので注意。どの項目であれば、客観的に見て成果や成績を証明できるのかを見極めよう。要項には「1つ以上」と書かれているので、いずれかに限定する必要はない。

 書類で1次選考されて通過者だけが会場試験(最終)に臨む。課されるのは「小論文」(60分)と「口頭試問」(20分)。初年度となった2022年度では、課題文を読み、その要旨を短くまとめたうえで、それに対して考察や意見を記す問題が出された。字数は1000字程度。課題文の詳細などは、要項の中に記載されたリンクから参照できる。また、この最終選考と「出願書類を総合的に判断」するとある。となると、口頭試問で書類に関する言及がなされる可能性が高い。

 

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