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東北大学
理学部

東北大学 理学部

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提出書類、筆記試験、面接試験を行い合格者を決定する。AOⅡ期では大学入学共通テストを課さないが、出願条件として学習成績概評がA段階である必要がある。地球科学系に関しては、二次選考の筆記試験において専門的な知識を問うのではなく、科学的思考が評価されると宣言されている。

 

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2022年7月28日更新

理学部 AO入試Ⅱ期

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アイディア 合格のツボ

理学部は「系」単位の募集なので、複数の学科がある物理系と地球科学系は、入学後に成績や本人の希望を勘案して決める。したがって志望理由書の内容も最初から「学科」を意識して構わないと思われる。他の「系」は学科が1つしかないので、「系」と学科の関係性を考える必要はない。

理学部は前後期入試と、この「評定を問う・大学入学共通テストなし」のAO入試Ⅱ期(総合型選抜)、「評定を問わない・大学入学共通テストあり」のAO入試Ⅲ期の4部構成である。前期試験は「テストができる人」というスタンダードな人材を求めているとして、総合型選抜と後期試験を併存させている理由は何だろうか。両者の最大の違いは時期である。総合型選抜はいわば「前前期」の位置づけにある。おそらく狙う人材は基礎学力が高く、かつ「学校で成績、人物ともに優れている」と評価されている者で、理学部のアドミッションポリシーに自負する「我国有数の理学教育研究機関」で「我こそは」という者を歓迎しようとの方針であろう。

うち学力は、元々がAOⅡ期で評定平均4.3以上を設定しているので、5.0ならばともかく、その他で差がつきにくいため、志望理由書でアピールしても効果は期待できない。それよりも同じくアドミッションポリシーにある「好奇心」、「感性」、「直感力」、「論理的な思考力」をうかがわせる課外活動や学外活動があれば訴求する可能性が高い。「21世紀をリード」、「指導的人材」という言葉もあるので、そうした活動で果たしたリーダーシップを志望理由書で展開し、その力が「我国有数の」「教育研究機関」という場を与えられることでさらに向上する、という印象が採点者に与えられれば一番好ましいと推測できる。

 

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入試の特徴と出願資格


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大学入学共通テストを課さない。ただし、合格した場合は入学を確約できることと、調査書の学習成績概評がA段階(評定平均4.3以上)に属する者という条件がある。

理学部は「系」という単位での募集で、「志望する系における学問に深い関心を持ち、それを学んでさらにその研究を推進する意欲と能力」があり、学校長から高い評価を得ていることが出願基準。

第1次選考は志願者数が募集人員を大幅に上回る場合のみ行うことがある。

第2次選考では、提出書類選考、志望する系に関する筆記試験及び面接試験を行う。

入試概要


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出願期間

10月中旬

1次選考内容

筆記試験

1次選考時期

11月上旬

提出書類

入学志願書、志願理由書、活動報告書、調査書、志願者評価書等

1次選考合格発表

11月中旬

2次選考時期

11月中旬

2次選考内容

面接試験

最終合格発表

11月下旬

入試の特色


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通常は第2次選考で、出願書類の内容、志望する系に関する適性を判定するための筆記試験及び面接試験の結果を総合し、志望する系に関する関心度、学習意欲や能力などの総合評価で合格者を決定する。筆記試験は200点満点、面接試験は100点満点で評価し、出願書類の評価は面接点に含められる。

出願書類については、高等学校の教科成績のほか、学校内外の資格等(英語の資格・検定試験 など)を評価。筆記試験では、志望する系に関する関心度や基礎知識及び論理的思考力・理解力・文章表現力等の能力を評価する。※地球科学系に関しては、地球・宇宙科学に関する詳しい知識は問わず、科学的な思考ができるかを問う問題を出題。

面接試験では、学習意欲、論理性・独創性・好奇心及び理学的センス・英語で話す基礎的な能力などが評価される。

※出願書類の「志願者評価書」は学校長からの提出で、かつ学校長を含む高校の教員が作成するが、学校の推薦というわけではない。他の大学の総合型選抜でも、第三者の評価書を必要とする場合があり、多くは高校教員に依頼しているが他の者でも構わないとのスタイルが多い。東北大学の場合は、ここが学校長、教頭、教諭という限定がなされているという形である。合格後に「真にやむを得ない特別な事情が生じ入学を辞退する」場合は「入学辞退届」を提出して認められれば辞退できる点からも、合格したら他大学は受けられないという厳密な意味での公募制ではない。ただし高校によっては事実上の公募制とみなす可能性もあるので注意が必要。

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