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Give yourself the best chance to get into your dream college.

東京大学の推薦入試では、提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で最終合格者を決定する。「面接等」は学部によって変わるが、医学部推薦入試では、面接試験で事前にポスターを作成して、それを活用したプレゼンテーションが行われる。また学校長が東京大学に推薦できる人数に規定があり、まずは受験をする前に高校内で選ばれる必要がある。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2023年9月23日更新

医学部医学科 推薦入試

【限定開催】
医学部 総合型・学校推薦型選抜の全てがわかる!

入試の特徴と出願資格

大学入学共通テストを課す。医学部医学科の推薦要件に該当し、その学問分野に対する強い関心及びこれを東京大学で学ぶ積極的な意欲を持ち、学校長が責任をもって推薦できる者であることと、合格したら必ず入学することを確約できる者であることが条件。

医学部医学科の場合は、以下の①から④の全てに該当する者という推薦要件がある。

①高い基礎学力とバランスのとれた人格を持つこと。
②生命科学・医学研究への意欲と能力を持つこと。
③医学部進学後に研究者養成のための特別カリキュラムへの参加を望むこと。
④自然科学の領域においてきわめて高い能力を持つこと、あるいは非常に優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊富な国際経験を持つこと。

これを証明するために全学部共通に求める調査書等(「入学志願票」、「志願理由書」、「学校長からの推薦書」、「調査書」)のほか、推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す以下の資料のうち、少なくとも1つ(複数提出可)の提出が求められている。
(1)日本生物学オリンピック、国際生物学オリンピック、高校生科学技術チャレンジ、 International Science and Engineering Fair (ISEF)、全国物理コンテスト、国際物理オリンピック、全国高等学校化学グランプリ、国際化学オリンピックなど各種コンテストにおいて顕著な成績を挙げたことを証明する資料。
(2)きわめて高い英語の語学力(TOEFL iBT 100点以上あるいはIELTS7.0以上に相当する英語力)及び豊富な国際経験を示す資料。募集人員は3名程度。

 

入試概要

1.出願期間

インターネット出願 10月中旬

2.出願受付

11月上旬

3.第1次選考結果発表

12月上旬

4.第2次選抜(面接)

12月上旬

5.大学入学共通テスト成績請求票提出期限

12月中旬

6.最終合格発表日

2月中旬

入試の特色

合否判定は、まず提出書類・資料によって第1次選考を行い、第1次選考合格者に対して面接による第2次選考を実施。提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で最終合格者を決定する。

大学入学共通テストは5教科7科目。推薦要件にあるように、医学部医学科の推薦入試合格者は、通常の医学科カリキュラムに加えて研究者育成のための特別プログラムに参加し、学業と研究活動を両立させる必要があるため、学力を判断するための大学入学共通テストの基準点は780点程度となっている。※「英語」についてはリスニングの成績を含むものとし、「リーディング」(100点満点)と「リスニング」(100点満点)の合計得点(200点満点)を「リーディング」140点満点、「リスニング」60点満点に換算して利用する。

第1次選考で提出する資料に、

(1)の各種コンテストにおいて顕著な成績を挙げたことを証明する資料を選んだ場合は、大会に関連した以下の情報について記載した資料を提出すること。
(a)参加したコンテストの名称、参加年度。(b)国内大会の成績。(c)国際大会の準備チームに選出されたか。(d)国際大会に選手として出場したか。(e)国際大会に出場した場合の成績。
(※参加、成績等の証明書が存在する場合にはそのコピーを添付する)。

(2)のきわめて高い英語の語学力及び豊富な国際経験を示す資料を選んだ場合は、次のようにすることが指示されている。語学力については、TOEFLあるいはIELTSの成績を示す書類(それ以外の検定試験の場合には、TOEFL iBT 100点以上あるいはIELTS 7点以上という基準と同等であることが明確である書類)を添付。国際経験についてはA4用紙3ページ以内(およそ5,000字以内)で具体的な経験を本人が説明する文章を添付するように。

第2次選考は面接審査で、高等学校等からの推薦書類に記載された能力や経験を確認するためのプレゼンテーション、その内容及び能力の確認のための質疑応答などを行い、適性を判断する。

これに関連して以下の準備を行い、資料を提出すること。

①志願者は事前にポスターを作成し、面接審査の説明に使用する(ポスターの規格は学会等で一般的に用いられるポスターに準じた規格で、サイズはA0:縦120センチ、横85センチ程度を予定)。

面接ではポスターを掲示し、それを使って高等学校等在学中に行った主に自然科学に関連した活動と大学入学後の抱負について10~20分程度で説明する。ポスター及びプレゼンテーションの使用言語は、原則として日本語だが、英語も使用できる。発表内容に関連した知識・能力について確認するための質問等が行われる予定。またグループで行った活動の場合、本人の貢献した部分が明確になるように説明すること。

②ポスターの内容を事前に把握するため、ポスター発表の概略をA4用紙5ページ以内(図・表・写真の使用可)で説明したものを出願時に提出することが求められる。面接の際に使用するポスター自体を出願時に提出する必要はない。

アイディア 合格のツボ

医学部医学科が推薦入試で求める学生像は「①生命現象のしくみの解明、疾病の克服及び健康の増進に寄与する医学研究を推進するため、推薦入試枠を医学研究者養成枠と位置づけ、最先端の医学・生命科学研究を担う国際的研究者を育成するために活用。②そのために、未知の生命現象の発見や革新的な医療につながる研究を長期的な視野のもとに実行する意欲と能力を持つ学生を受け入れ、サマープログラム等を活用した研究体験、学部進学後のPh.D.-M.D.コース(医学部在学中の大学院進学制度)への参加などを通じてリサーチマインドと研究能力を育成。③また医学を学ぶにあたってはバランスのとれた人格と高い基礎学力が要求されるため、これらの点で基準を満たす学生を選抜する」となっている。ここからキーワードを挙げると、「医学研究者養成」、「最先端」、「グローバル」。それを示すには「コンテストの顕著な成績」、「きわめて高い英語力」、会場試験における面接とプレゼンテーションとなる。

実際に求められる実力を磨くのはもちろんだが、書類等でも、常にこうした点のアピールを念頭に置くこと。また、早めに担任などを通じて学校長へ意思を伝えておくことを勧める。いくらやる気満々でも学校長の推薦がないと話にならないからだ。

また会場試験は専門性と潜在能力、人柄などを総合的にはかる。こればかりは1人でできないので何らかの対策が欠かせない。

大学入学共通テストは5教科7科目で、これに取り組む気がなければ、いくらめざましい実績があっても合格は無理だろう。逆に共通テストを当然と考えている場合、他の国公立大志望者であっても視野に入れて良い。理系3教科(私立高校に多い)に特化している人は、「国語と地歴公民が嫌」で共通テストを回避したくなるだろうが、あらかじめ推薦で行く先を決めた後からでも学科の勉強は可能である。少なくとも条件を満たすよりは簡単。食わず嫌いをせずに挑戦してもらいたい。

該当する能力の持ち主は私大や他の国公立大のAO・推薦でも条件をほぼ満たしているので、第二志望としてそれらを押さえ(国公立の場合は要注意)、残りの時間を共通テスト対策に当てるという二段構えもある。

 

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医学部健康総合科学科 推薦入試

【限定開催】
医学部 総合型・学校推薦型選抜の全てがわかる!

入試の特徴と出願資格

大学入学共通テストを課す。医学部健康総合科学科の推薦要件に該当し、その学問分野に対する強い関心及びこれを東京大学で学ぶ積極的な意欲を持ち、学校長が責任をもって推薦できる者であることと、合格したら必ず入学することを確約できる者であることが条件。

医学部健康総合科学科の場合は、以下の①から⑥の全てに該当する者という推薦要件がある。①健康科学を通じて社会に貢献することを志向していること。 ②高い基礎学力を有すること。③十分な語学力(英語力)を持つこと。④チャレンジ精神に富み、忍耐力、柔軟性を持ち、自己を高めることのできる精神力を持つこと。⑤自然科学領域における高い能力及び科学的探究心を持つこと。⑥チームの調整力、リーダーシップを有すること。

これを証明するために全学部共通に求める調査書等(「入学志願票」、「志願理由書」、「学校長からの推薦書」、「調査書」)のほか、推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す以下の資料のうち、少なくとも1つ(複数提出可)の提出が求められている。(1)高いチャレンジ精神を示す課外活動体験についての資料。(2)高いリーダーシップ、チームの調整力を示す組織のリーダー的役割(生徒会長、文化祭運営委員長など)の経験を証明する資料。(3)学内外における研究発表会・コンテストなどにおいて顕著な成績を挙げたことを証明する資料。(4)高い英語の語学力を示す資料。

募集人員は3名程度。

入試概要

1.出願期間

インターネット出願 10月中旬

2.出願受付

11月上旬

3.第1次選考結果発表

12月上旬

4.第2次選抜(面接)

12月上旬

5.大学入学共通テスト成績請求票提出期限

12月中旬

6.最終合格発表日

2月中旬

入試の特色

合否判定は、まず提出書類・資料によって第1次選考を行い、第1次選考合格者に対して面接による第2次選考を実施。提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価した上で最終合格者を決定する。大学入学共通テストは5教科7科目で、概ね8割以上の得点であることを目安とする。※「英語」についてはリスニングの成績を含むものとし、「リーディング」(100点満点)と「リスニング」(100点満点)の合計得点(200点満点)を「リーディング」140点満点、「リスニング」60点満点に換算して利用する。

第1次選考で提出する資料に、

(1)の高いチャレンジ精神を示す課外活動体験についての資料を選んだ場合は、A4用紙5ページ以内(およそ8,000字以内)で具体的な体験内容を本人が説明する文章を提出すること。また参加の証明書等が存在する場合にはそのコピーを添付するように。

(2)の高いリーダーシップ、チームの調整力を示す組織のリーダー的役割の経験を証明する資料を選んだ場合は、A4用紙3ページ以内(およそ5,000字以内)で具体的な経験内容を本人が説明する文章を提出、活動内容を示す資料(広報等)があればコピーを添付すること。

(3)の各種コンテストにおいて顕著な成績を挙げたことを 証明する資料を選んだ場合は、大会に関連した以下の情報について記載した資料を提出すること。
(a)参加したコンテストの名称、参加年度。(b)学内外の研究会やコンテストにおける成績(個人かチームかについて明記)(※参加、成績等の証明書が存在する場合にはそのコピーを添付する)。このほかに、学業や研究活動に対して表彰(都道府県レベル以上)を受けた場合は、受賞内容を記載した資料と、証明書のコピーを添付。

(4)の高い英語の語学力を示す資料を選んだ場合は、英検,TOEFL, IELTSなどの成績を示す書類を添付すること。

第2次選考は面接審査で、高等学校等からの提出書類・資料に記載された能力や経験を確認するためのプレゼンテーション、その内容及び能力の確認のための質疑応答などを行い、適性を判断する。

これに関連して以下の準備を行い、資料を提出すること。

①志願者は事前にポスターを作成し、面接審査の説明に使用する(ポスターの規格は学会等で一般的に用いられるポスターに準じた規格で、サイズはA0:縦120センチ、横85センチ程度を予定)。

面接ではポスターを掲示し、それを使って高等学校等在学中に行った自然科学・健康科学・人文科学等に関連した活動と大学入学後の抱負について10分程度で説明する。

ポスター及びプレゼンテーションの使用言語は、原則として日本語だが、英語も使用できる。発表内容に関連した知識・能力について確認するための質問等が行われる予定。またグループで行った活動の場合、本人の貢献した部分が明確になるように説明すること。

②ポスターの内容を事前に把握するため、ポスター発表の概略をA4用紙3ページ以内(日本語、図・表の使用可)で説明したものを出願時に提出することが求められる。面接の際に使用するポスター自体を出願時に提出する必要はない。

アイディア 合格のツボ

医学部健康総合科学科が推薦入試で求める学生像は
「今日の健康課題について,既存の学問領域にとらわれず,問題解決を志向しつつ創造的に学び,現代と未来の人々の健康に貢献できる人材」となっている。

ここからキーワードを挙げると、「グローバル」、「探究心」、「リーダーシップ」。それを示すには「英語力」、「コンテストの実績」、「生徒会長など」、会場試験における面接とプレゼンテーションとなる。

実際に求められる実力を磨くのはもちろんだが、書類等でも、常にこうした点のアピールを念頭に置くこと。また、早めに担任などを通じて学校長へ意思を伝えておくことを勧める。いくらやる気満々でも学校長の推薦がないと話にならないからだ。また会場試験は専門性と潜在能力、人柄などを総合的にはかる。こればかりは1人でできないので何らかの対策が欠かせない。

大学入学共通テストは5教科7科目で、これに取り組む気がなければ、いくらめざましい実績があっても合格は無理だろう。逆に共通テストを当然と考えている場合、他の国公立大志望者であっても視野に入れて良い。理系3教科(私立高校に多い)に特化している人は、「国語と地歴公民が嫌」で共通テストを回避したくなるだろうが、あらかじめ推薦で行く先を決めた後からでも学科の勉強は可能である。少なくとも条件を満たすよりは簡単。食わず嫌いをせずに挑戦してもらいたい。

該当する能力の持ち主は私大や他の国公立大のAO・推薦でも条件をほぼ満たしているので、第二志望としてそれらを押さえ(国公立の場合は要注意)、残りの時間を共通テスト対策に当てるという二段構えもある。

 

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