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青葉台校レポート

本音で話す!文学部のリアル!


皆さんこんにちは!早稲田塾青葉台校担任助手の杉浦実咲(慶應義塾大学文学部1年、東京音楽大学付属高校卒)です。

今回から青葉台校のワセダネにて、「○○学部のリアル!」という連載企画を行なっていきます!第一弾は文学部

私は現在、慶應義塾大学の文学部に通っています。慶應義塾大学文学部は専攻が17もあり、なおかつ専攻選択は2年次からという非常に自由な学びができる場所です。(専攻はこちらから確認できます)
1年次は主に一般教養と語学を中心に勉強するため、何を学びたいか定まっていない、学びたいことが絞りきれていない人には最適な環境と言えるでしょう。学びたいことが定まっている人も、一年間様々な領域の分野に触れることで、多面的に考察できる力が身につくと思います。


【私の大学1年生】

私はこの1年間、文学と芸術に関する授業を中心に履修していました。
リヒャルト・ワーグナーの芸術論と楽劇や、オペラと文学との関わりについて主に学んでいました。4月からは独文学専攻に進むので、ドイツの作品を中心に引き続きオペラと文学について研究する予定です。


【おすすめ大学】

専攻の豊富さでいえば、中央大学の文学部も挙げられます。2021年度より、全ての専攻を横断する「学びのパスポートプログラム」も新設され、特別入試も幅広いです。

また立教大学文学部には、文芸・思想専修やキリスト教学科といった、特徴的な学科があります。


【文学部って“本”のイメージ…】

文学部と聞いて真っ先に思い浮かぶのが、「本」という方が多いかもしれません。
ですが、全くそんなことはありません!大学にもよりますが、文学部に設置されている専攻や学科を見るとわかるように、哲学や史学、教育学などもあるでしょう。
文学部は、「人間の本質に迫る」学部だと私は考えています。どの学びを見ても、人間そのもの、もしくは人間が生み出したもの(文学、芸術等)の本質を追求していくのが文学部です。ですから、どの専攻・学科に所属しても、本質を考える、そもそもを考える学問ということに違いはありません。


【文学部の面白さとは?社会に役立つ?】

経営学や経済学、理系の学問などと比べて、「文学部の学びは社会にどう役立つのかわからない」という話をよく耳にします。
確かに実践という点においては難しいかもしれませんが、長い目で見たときに価値を創造していくのが文学部の学びだと考えています。史学や文学に向き合うことは、今ここにないものに向き合って考えを巡らせることであり、そこに様々な価値を見出すことが楽しさでもあります。
実践的ではなくても、物事の本質を多面的に考察し、便利になっている世の中を改めて問い直すことが、将来につながると考えます。


【文学部を目指す皆さんへ】

とにかく今から色々な文献や作品を読み漁ってみてください。そしてそれに対して、自分なりの考察や意見を持てると良いと思います。書類や面接において、自分がやりたい研究にどれほどがあるかが、他学部と比べても特に重要となります。ぜひ今から、ワクワクできるようなものを見つけられるように頑張ってください!



何より文学部の魅力は、自分の好きなもの、愛があるものについてじっくり研究ができるところです!

最後までお読み頂きありがとうございました!
次回は、経営学部編です!

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投稿者:杉浦 実咲

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