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青葉台校レポート

本音で話す!理工学部のリアル!


皆さんこんにちは!
早稲田塾青葉台校担任助手の中井創一(東京農工大学工学部3年、大和高校卒)です。

前回に引き続き「○○学部のリアル」の第三弾をやっていきます!
今回は理工学部編です!



  

【理工学部ってどんなところ?】

理工学部は大きく分けると理学部工学部に分けられます。

理学部:自然を研究・解明することが目的
工学部:既に解明されている現象を利用し生活を豊かにすることが目的

どちらの学部も生活の基盤を支える知識・技術を発見するため、なくてはならない存在です。研究には予備知識が求められるため、1~3年生次では必要な知識を勉強し、4年次で卒業研究という本格的な研究を始めます。また理工学部生は大学院へ進学し、更なる研究をする方が多いです。

私が通っている東京農工大学工学部は6学科によって編成されており、社会の各分野で活躍できるような教育制度が設けられています。
ちなみに2年前の学科改組により8学科→6学科に変更されました。

詳しい学科の特徴はこちらです。



【理工学部の勉強】

1,2年次の基礎的な数学と理科の学習は、3,4年次の応用的な学びに繋がります。
私の場合、物理システム工学科という学科に所属していて、1,2年次には微分積分学、線形代数などの基礎的な数学を学びました。3,4年次ではこの基礎数学が当たり前の様に出てくるので1,2年次にさぼっていた人がついていけないなんてことがよくあります。私も3年次の授業ではわからない式変形が出るたびに何度も復習をしました。

私が使っていた教科書の一部

これだけ聞くと座学で数式をいじるだけに聞こえますが、理工学部の勉強は面白いと思える瞬間がたくさんあります。

1つ目は友達と議論して納得のいく答えにたどり着いたときです。
理工学部の勉強は多くの場合、答えが決まっています。(学部生に限った話です。研究では分からないことだらけです。)しかし解答までの道のりで納得できない箇所が多数出てきます。そこを議論を通じ、納得できた際に喜びを感じられます。

議論の後のご満悦の私

2つ目は実験で机上の理論が現実になったときです。
毎週行われる学生実験では実際に手を動かし、様々な実験をします。
ここでは教科書を使用した授業での学びを活用し、実際に発生する現象を説明するため「確かにそうなる!!」という納得感があります。これがとても楽しいです。



【理工学部のイメージ】

理工学部はレポートの量が多く、それの伴った学習時間も増えるので、真面目・お堅いという印象がつきがちです。(図書館はいつも満席です。)

しかし、多くの学生は休暇中に様々な場所へ行きアクティブに遊んでいます。メリハリのある学生が多いという印象です!



【理工学部を目指す方へ】

理工学部として様々な学科を紹介させていただきましたが、それぞれの学科や環境によってやれる事は大きく変わっていきます。
僕の友達には学科選びに失敗し、行きたい研究室がないと嘆いている人がいました。そこで、理工学部を目指す方は

自分が将来活躍したい分野はどこ
自分がやりたいことは何か

を明確にして学科選びをすることをお勧めします。興味のある分野を見つけた人は、その分野に関する本を読み深掘りしましょう!

 

おすすめ:講談社出版、”ブルーバックスシリーズ”詳しくはこちら )

上記の本は高校生でも理解しやすく書かれているので無理なく読めます!

 

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は教育学部編です。

 

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投稿者:中井創一

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