池袋校レポート
私のポートフォリオ紹介〜石橋初編〜
公開日:2020年08月18日

皆さん、こんにちは!
池袋校担任助手の石橋 初(慶應義塾大学人文社会学科2年、学習院女子高等科卒)です。
昨日から始まったこのシリーズでは、池袋校所属の担任助手が高校時代にどのような活動をしていたのか、ポートフォリオの一部をお見せします。
①高校時代、自分のものの見方や考え方に影響を与えた経験や出来事は?
高校1年生のときに、「見えない”貧困”~未来を奪われる子どもたち~」というNHKスペシャルを見たことです。日本の子どもの相対的貧困に関するドキュメンタリー番組でした。この番組を見て、国内でも貧困問題が深刻化していることを初めて知り、衝撃を受けるとともに、自分の視野はなんて狭かったのだろうと思い知らされました。それから貧困問題に限らず、広く社会問題に目を向けるようになり、本をたくさん読んだり、新聞やテレビのニュースを毎日読むようになりました。 自分の視野の狭さに気付き、自分の無知さを恥じた経験があったからこそ、身の回りで起きていることだけでなく、今社会で何が起こっているのかを考えるようになりました。
②それらは大学入試や今にどのように活かされたのか?
大学入試では、自分の身の回りで起きていることや自分の興味のあることを超えて、時事・社会問題に関する広い知識が問われます。そういった意味では、新聞やニュースを毎日チェックする習慣を付けたことは、時事問題を把握する上で非常に重要だったと思います。また自分の研究テーマに関しても、関連する書籍や文献を読み深めたことで、研究の軸が定まっていきました。
③塾生の皆さんにメッセージ
小論文を解くにしても、研究テーマを深めるにしても、時事問題の知識は必ず必要です。
★今社会では何がメイントピックになっているのか?
★自分の研究領域ではどんな議論が主流になっているのか?
これを掴むために、新聞やテレビのニュースを毎日チェックすることは必ず習慣にしてください。

本も必ず読みましょう。書籍を選ぶときは、本屋さんの「新書コーナー」に行くか、Amazonなどで新書検索をして探してみてください。新書とは、上の写真のような本で、ちくま新書、岩波新書、講談社現代新書、中公新書から探してみてください。大学教授など、研究に第一線で関わっている学者の方の学術的な本が望ましいです。本を選ぶ際、最新のものかどうかもチェックしてください。
また、NHKなど、各放送局が放送しているドキュメンタリー番組や教育系の番組も見てください。おすすめは、「NHKスペシャル」、「NHKクローズアップ現代+」です。本を読むよりもわかりやすく解説されている場合もありますし、今まで興味のなかったテーマと、思わぬ出会いをすることもあります。研究テーマが見つからない、という人にとっては、自分の興味を広げるチャンスです。ぜひ録画などを活用して、様々な番組に触れてみてください。
繰り返しになりますが、広く社会に目を向けること、これは本当に大切です。本、新聞、テレビ、様々な媒体を活用して、自分の知識を深めてください。
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