本日も私の研究テーマの変遷の続きについてご紹介します。

前回、真の興味を探るという目標ができた私ですが、過去の自分を振り返ることから始めることにしました。みなさんも入塾した頃に自分史の面談を経験したかと思いますが、私もその内容を思い返しました。困ったときに自身の過去を見返すと、見過ごしてしまっていたことや、当たり前と感じていたことから思わぬ発見が得られることもあります。結果として、それを研究テーマの軸として成り立たせることもできるのです。

ひとまず、過去の自分と向き合ってみると、有名観光地である鎌倉の高校に通学していたことに加え、幼い頃から多くの旅行を経験していたこともあり、「観光」という分野が身近であったことに気が付きました。観光を軸に研究テーマを考えたところ、初めは「観光公害」と呼ばれる課題に注目しました。ただ、コロナの蔓延の時期と重なり、研究テーマを下火となってしまった観光から見直すようになりました。次第に慣れ親しんだ鉄道である江ノ電に主眼を置くようになりました。

最終回となる次回は、いかにして江ノ電を切り口に研究テーマまでたどり着いたかをご紹介します。お楽しみに！

まだ下記の動画をご覧になっていない方は、ぜひご覧ください！