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【2027年度最新情報】上智大学の推薦入試を徹底解説

5分でわかる!上智大学の推薦入試

2026年9月7日更新

上智大学
5分でわかる!上智大学の公募制推薦入試(学校推薦型選抜)

上智大学推薦入試
オンライン説明会

オンライン説明会

上智大学編

開催日:2026年9月22日(祝・火)
13:30~14:30
会場:オンライン

専門スタッフが、上智大学の推薦入試について徹底解説!実際に合格した先輩の出願例なども交えながら、推薦入試に向けてやるべきことをお伝えします。


上智大学の推薦入試とは?

上智大学の特別入試に総合型選抜(AO入試)や自己推薦はなく、指定校推薦、公募制推薦、IB入試、帰国生入試、カトリック推薦などが設けられています。ここでは主に注目される3つの推薦入試制度についてご紹介します。

公募制

全体の評定平均値が4.0(神学部のみ3.5)以上の生徒が出願できる専願制の入試です。合格後は必ず上智大学に進学する必要があります。多くの学部学科で英検やTOEFLなどの外国語検定試験の成績が求められ、志望分野への高い関心と専門性が問われます。一般選抜に比べると倍率が低めなのも特徴です。

カトリック推薦

日本カトリック学校連合会に加盟する高等学校等を対象とした推薦入試です。上智大学の教育理念への深い理解と、カトリック精神に基づいた社会への奉仕意欲を持つ生徒を求めています。

帰国生入試

海外の教育制度のもとで学んだ生徒を対象とした入試制度です。異文化での生活や学習経験を通じて得た語学力や国際的な視野を評価し、多様な背景を持つ人材を受け入れることを目的としています。

推薦入試(公募制)のアドミッションポリシー

上智大学は、「他者のために、他者とともに (For Others, With Others)」という教育精神に基づき、人間としての成長に努め、主体性をもって勉学に励むことができる学生を求めています。

公募制推薦入試では、高等学校在学中の学習成績や課外活動、社会活動など、1回限りの学力試験では評価しがたい資質・能力を多角的に評価します。具体的には、以下の3つの資質・能力を高めたいと望む学生を受け入れています。

  • 豊かな人間性:他者を尊重し、より良い社会の実現のために奉仕しようとする意欲。
  • 社会に仕えるリーダーシップと国際通用性:異なる文化や価値観を理解し、多様な人々と対話・協働するためのコミュニケーション力。
  • 幅広い教養と専門分野の知識・技能:自ら課題と向き合い、従来の方法にとらわれない思考力・応用力。

推薦入試(公募制)のスケジュール

2027年度入学(2026年度実施)の公募制推薦入試のスケジュールは以下の通りです。

項目 日程
Web出願期間・入学検定料納入 2026年11月1日(日) 10:00~11月5日(木) 23:59 (日本時間)
出願書類の郵送期限 2026年11月6日(金) 締切日消印有効
受験票の取得開始 2026年11月24日(火) 10:00予定
学科試問・面接日 2026年11月28日(土) 午前10時~
合否結果発表日 2026年12月10日(木) 午前10時
入学手続締切日 2027年1月8日(金) (当日消印有効)

推薦入試(公募制)の出願資格

評定平均について

全体の学習成績の状況(評定平均)は、原則として4.0以上が求められます(神学部のみ3.5以上)。また、学部・学科によっては、全体の評定平均に加えて「外国語・国語がそれぞれ4.0や4.3以上」や「数学が4.5以上」など、特定の教科においてさらに高い基準が設定されている場合があります。出願にあたっては、これらの要件を在学全期間を通じて満たしている必要があります。

英語資格について

神学部など一部の学科を除き、多くの学部・学科で外国語検定試験の基準を満たすことが出願要件となっています。たとえば英検の場合、多くの学科で2級以上が求められますが、英文学科や外国語学部の一部学科、デジタルグリーンテクノロジー学科などでは準1級以上などの高いレベルが要求されます。英検のほかに、TOEFL iBT、IELTS、TEAPなど、複数の外国語検定試験が利用可能です。

推薦入試(公募制)の試験内容

上智大学の公募制推薦入試の選考は、「書類審査」と「学科試問・面接」によって総合的に判断され合否が決定します。

書類審査では、高等学校調査書や自己推薦書に加え、各学科が指定する「レポート等特定課題」が課されます。課題図書の読解や、指定されたテーマに基づくレポート作成など、出願前から専門的な知識と深い思考力が問われます。

学科試問・面接は、試験当日に四谷キャンパスで実施されます。小論文や外国語の適性検査、数学・物理等の基礎的試問など、志望学科に合わせた専門的な問題が出題されます。面接では、提出した課題についてのプレゼンテーションや質疑応答が行われることもあり、単なる知識の暗記ではなく、志望分野への強い関心と学力到達度、論理的思考力が厳しく評価されます。なお、国際教養学科やデジタルグリーンテクノロジー学科の面接は英語で実施されます。

各学部の出願条件や内容(公募制推薦)

各学部の出願条件(評定・英語資格)および試験内容の一覧です。詳細や最新情報は必ず入試要項をご確認ください。

神学部

キリスト教に関する深い理解と関心が求められます。他学部と異なり、評定平均の基準が3.5以上と設定されています。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
神学科3.5以上指定なしキリスト教外国語、小論文8名

文学部

哲学科から新聞学科まで7つの学科があり、各分野に特化した高い学力が求められます。学科により特定の教科の高い評定が要求されます。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
哲学科4.0以上(外・国・地歴 各4.0以上など)英検2級など哲学に関する試問15名
史学科4.0以上(地歴4.3以上など)英検2級など歴史学に関する試問13名
国文学科4.0以上(国語4.3以上など)英検2級など国文学に関する小論文5名
英文学科4.0以上(英語4.5以上など)英検準1級など英語適性検査20名
ドイツ文学科4.0以上(外・国 各4.0以上など)英検2級など小論文10名
フランス文学科4.0以上(外・国 各4.0以上など)英検2級など外国語適性検査、小論文6名
新聞学科4.0以上英検2級などジャーナリズムに関する試問40名

総合人間科学部

教育、心理、社会、社会福祉、看護の5学科で構成されています。面接や小論文を通じ、人間社会の課題に対する深い考察力が問われます。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
教育学科4.0以上英検2級など教育に関する小論文7名
心理学科4.0以上英検2級など論述試験10名
社会学科4.0以上英検2級など文章理解力、表現力、思考力についての試問10名
社会福祉学科4.0以上英検2級など理解力と思考力を問う試験15名
看護学科4.0以上(数学、化学、生物から1科目必履修)指定なし小論文20名

法学部

法律学科、国際関係法学科、地球環境法学科の3学科があります。論理的な思考力や、社会課題に対する法的アプローチへの関心が重視されます。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
法律学科4.0以上英検2級など小論文(60分)28名
国際関係法学科4.0以上(かつ数学4.5以上)英検2級Aなど小論文(60分)14名
地球環境法学科4.0以上英検準1級など小論文(60分)11名

経済学部

経済学科と経営学科に分かれています。経済学科では数学の評定要件(4.5以上など)が指定されているのが特徴です。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
経済学科4.0以上(かつ数学4.5以上)指定なし数学の基礎に関する試問24名
経営学科4.0以上英検2級Aなど産業社会に関する試験27名

外国語学部

実践的な語学力と異文化理解が求められます。出願には高い外国語検定試験スコアや、特定の語学の高い評定が必要となります。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
英語学科4.0以上(かつ英語4.3以上)英検準1級など英語の適性検査65名
ドイツ語学科4.0以上(かつ外・国 各4.3以上)英検2級など小論文17名
フランス語学科4.0以上(かつ外国語4.3以上など)英検2級Aなど小論文12名
イスパニア語学科4.0以上(かつ外・国 各4.3以上など)英検2級Aなど読解力と要約力10名
ロシア語学科4.0以上(かつ外国語4.3以上など)英検2級など小論文12名
ポルトガル語学科4.0以上(かつ外国語4.3以上など)英検2級など小論文12名

総合グローバル学部

グローバルな課題に対する幅広い視点と関心が問われます。レポート課題をもとにした面接や小論文が課されます。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
総合グローバル学科4.0以上英検準1級など小論文(90分)60名

国際教養学部

高い英語力が必須の学部です。面接・学科試問(English Aptitude Test)ともに英語で実施されます。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
国際教養学科4.0以上TOEFL iBT 83などEnglish Aptitude Test30名

理工学部

自然科学や数学の深い知識と思考力が求められます。デジタルグリーンテクノロジー学科は英語での論述・面接が課されます。

学科学習成績の状況外国語検定試験の基準筆記試験の内容募集人員
物質生命理工学科4.0以上(または3.8以上かつ数理各4.5以上)英検2級など自然科学を対象とした小論文8名
機能創造理工学科4.0以上(または3.8以上かつ数理各4.5以上)英検2級など数・物の基礎に関する試問10名
情報理工学科4.0以上(または3.8以上かつ数理各4.5以上)英検2級など数・物・情報の基礎に関する試問8名
デジタルグリーンテクノロジー学科4.0以上(または3.8以上かつ数理情 各4.5以上)英検準1級などDXを対象とした小論文3名

合格者の「探究テーマ」とは?

上智大学の公募制推薦入試において最も重要な要素の一つが「探究」です。単に学校の成績が良いだけではなく、「自分が大学で何を学びたいのか」「社会のどのような課題を解決したいのか」という明確な問い(探究テーマ)を持ち、それに向けて主体的に行動・調査した実績が合否を大きく左右します。ここでは、見事に合格を勝ち取った先輩たちの探究テーマの例をご紹介します。

総合グローバル学部 合格

酒井 宏樹くん

探究テーマ:
国際ジャーナリズムを通じた世界情勢の理解と情報発信

活動内容:
早稲田塾の未来発見プログラム「国際ジャーナリスト育成塾」を受講。有識者から世界情勢や異文化を学び、プレゼンテーションを通じて「人に何かを伝える」スキルを磨きました。

経済学部 経営学科 合格

上野 倖暉くん

探究テーマ:
従業員のウェルビーイングと利益を両立させる企業を増やし、幸福感あふれる社会を実現すること

活動内容:
CSR協会のイベントへの参加や社会人へのインタビューを実施。さらに石垣島の「エコビレッジ」での共同生活を通じて、理想の人間関係や労働環境について探究しました。

理工学部 合格

小田切 凛音くん

探究テーマ:
ロボットにおける重心の制御

活動内容:
早稲田塾の未来発見プログラム「スーパーAIプログラム」に参加し、AI関連企業で活躍されている専門家からAI技術や役割の話を聞きました。加えて、取材や論文の読み込みで探究テーマを深掘りしていき、必要不可欠な制御システムを発見しました。

合格者インタビュー

上野倖暉くん(成蹊高校)

上野倖暉くんの将来の目標は、「世代をつなぐ経営者になること」。
探究テーマは「従業員のウェルビーイングと利益を両立させる企業を増やし、幸福感あふれる社会を実現すること」です。僕自身、将来会社に勤めることになったとき、幸せに働けるのか、幸福感を感じながら働けるのかという疑問がありました。日本の社会や企業がどのような雇用をしていて、どういった職場関係・人間関係があるのかを、高校生ながらCSR協会のイベントに参加したり、社会人の方々にインタビューをしたりする中で明らかにしていきました。高校1年生の夏に、石垣島にある「エコビレッジ」という自給自足の村に興味を持ちました。そこは利益を求めていないコミュニティなので、上下関係やヒエラルキーがない環境でした。そこで7日間過ごしたのですが、その環境が自分にとって本当に居心地が良くて。今の日本企業は、解消されつつあるものの、やはり上司との上下関係などが問題視されています。人間は人とのつながりがあることで幸福を感じると思うので、人間関係をより向上させることで、ウェルビーイングをさらに感じられるのではないかと考えて探究してきました。

よくある質問(FAQ)

Q 上智大学に総合型選抜(AO入試)はありますか?

A 上智大学の特別入試には「総合型選抜(AO入試)」という名称の制度はありません。代わりに、評定平均4.0以上(神学部のみ3.5以上)の生徒が出願できる「公募制推薦入試」があり、内容的にはAO入試に近い専門性重視の選考が行われます。

Q 上智大学の推薦入試の倍率はどれくらいですか?

A 学部・学科によって異なりますが、一般選抜が3.2〜5.9倍程度であるのに対し、公募制推薦は約2.8倍と低めです。学部別の詳細な募集人員は本ページの出願条件一覧をご覧ください。

Q 上智大学の推薦入試に合格するために必要なことは?

A 課外活動の実績よりも、評定平均・外国語検定資格・志望分野への強い関心が重視されます。合格者の声や体験記も参考にしてください。

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この記事の執筆者

早稲田塾

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