早稲田塾に出会ったから 現役合格に辿り着いた! 第39期生奥山 遥

第39期生

奥山 遥(おくやま はるか)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 佼成学園女子高校
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 幅広く福祉に携わる

進学情報

受験方式 一般入試
大学 青山学院大学
学部 地球社会共生学部

──[入学の<きっかけ>]AO受験したくて早稲田塾へ

以前から、机上の勉強だけで判断される日本の教育というか、社会システムが苦手でした。最初からAO受験を視野に入れ、見つけたのが早稲田塾。多岐にわたるプログラムがとても魅力的だったし、何より、私の鬱屈した想いをスタッフが熱心に聞いてくれ、もうここしかない!と。高2の冬に入学し、実際に「論文作法」や「AO・推薦入試特別講座」を体験したところ、受け身でなく主体的に生徒たちが学び合う授業スタイルにとても感激しました。私はこういう学びがしたかったんだ!って、塾に通うのが本当に楽しみでした。

──[私の<ハイスクールライフ>]留学コースで貴重な1年間を過ごす

日本での生活が窮屈で仕方なかった私は、ずっと海外への憧れがありました。中3のとき試しにフィリピンへ1ヵ月間留学し、充実した日々を送ることができたので、本格的に長期留学するために選んだのが、通っていた高校の特進留学コース。高1の3学期から1年間ニュージーランドとオーストラリアへ留学しました。私は福祉に興味を持っているため、ニュージーランドの児童養護施設で支援活動を、そしてオーストラリアのシドニー大学では女性のグローバルリーダーに必要な知識やスキルを身に着ける研修を受けました。自分にとって貴重な体験ばかりで、ニュージーランドの施設で出会った子供たちの笑顔は、今でも忘れられません。私なりに同じような境遇を持つ日本の子供たちを笑顔にしてあげることができたらと、帰国後もずっと考えています。

──[タメになった<授業・カリキュラム>]「世界塾」で進路発見、AO講座も楽しい!

入学当初からずっと受けたかった「竹中平蔵 世界塾」。竹中先生にグローバルリーダーとしてのマインドセットや、ロジカルな思考力を直接指導していただく講座で、私が留学時に経験してきたプログラムとも重なっていました。竹中先生のお話しを聞いているだけでグローバルに生きていく楽しさが伝わってきて、私の存在を肯定してくれた気がした。そして、竹中先生が慶應義塾大学の名誉教授だったことから、「私も慶應大学で学びたい!」と、進路発見。受験へのモチベーションもマックスに。 
世界塾の受講と並行し、本格的にAOの書類作りもスタートしました。留学時の経験や想いを活かしたかったのと、児童養護施設を退所した子供たちへのアフターケアがないことが問題になっているので、テーマはそこに絞り込みました。自分の目標をどんどん深堀りできる「AO・推薦入試特別講座」は受講していて本当に楽しく、スタッフの適切なアドバイスも取り入れながら具体的な内容を志望理由書に落とし込むことができました。

──[受験を通して得た<一生モノ>]一方通行の想いだけでは社会で通用しない

AO講座も楽しくて書類作りも順調だったつもりでしたが、数校受けたAO受験はすべてダメ。 最初はこの結果を受け入れられなくて、「こんなに強い目標や夢を持っている私を取らなくてどうするの?」という想いでした。まるで自分自身が否定されたように思えて、世界に裏切られた感じ。でも落ち着いて考えてみると、自己アピールが一方的過ぎたのかもしれません。私はこれがやりたいんだ!という想いや独創性ばかりが前面に出て、現実的な社会との協調性や柔軟性には欠けていたのかも。思えば、気に入らないから高校も遅刻ばかりで、調査書や評定平均値も悪い。最終的に“勝つ”ために、そこまでの過程をうまくコントロールできなかったことが敗因だった気がします。
出てしまった結果は仕方がないので、一般受験にシフトし改めて志望校を探しました。そこで見つけたのが、青山学院大学です。地球社会共生学部は、グローバル人材の育成を主体に国際社会の諸問題を解決する学びが得られるところで、自分が目指していることに近しいものがあります。正直、複雑な心境ですが、受験を通していろいろと人生を考えることができたのは収穫でした。

──[将来の<夢>]同じ想いの人たちと少しでも日本を変えられたら

どんな形にせよ、将来は国内外の福祉に携わっていたい。“福祉”という括りに限らないのかもしれませんが、一人でも多くの子供たちを救うのはもちろん、若い人たちが一丸となって日本を支えていく、そんな活動を先導できる組織が始動できたらすばらしいと思います。これまで社会や学校に対して、けっこう捨て鉢な態度で生きてきてしまいましたが、早稲田塾はそんな私を受け入れ、目標と進路を明確にしてくれました。ここで出会ったスタッフと仲間にはとても感謝しています。

私の「佼成学園女子高校自慢」

やはり、一番は特進留学コースだと思います。シドニー大学での研修は講義、毎日出される課題などかなり難しい内容でしたが、有意義な時間を経て成長できました。

私の「青山学院大学 地球社会共生学部 現役合格アイテム」

単行本

世界塾の竹中先生に薦めていただいたサミュエル・スマイルズ著「向上心」です。世界的に有名な自己啓発本で、成功に必要なのは人格であるということが書かれています。自分の好きな言葉にマーカーを引きながら、自分を見つめ直したいとき、発奮させたいときなどに読んでいました。同作者の「自助論」もおすすめです。

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