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学習院大学
国際社会科学部

学習院大学 国際社会科学部

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学習院国際社会科学部は、卒業後に国際社会で活躍するために、国際社会科学部の社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある方を対象とした入試です。
選考は、書類提出と筆記試験・口述試験により総合的に判断して評価されます。 

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

2023年7月17日更新

国際社会科学部 総合型選抜(AO)

最新入試情報から合格のポイントまで
総合型・学校推薦型選抜の全てがわかる!

入試の特徴と出願資格

卒業後に国際社会で活躍するために、国際社会科学部の社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある方を対象とした入試です。国際社会科学部にふさわしい能力や適性と、学習に対する意欲や目的意識を、出願書類・筆記試験・口頭試問から総合的に判断して合否を決定します。 同一試験日の学校推薦型選抜(公募制)・複数学科の併願はできないなどの条件があるので、要項等で確認をしてください。

入試概要

1出願期間

  10月下旬

21次選考内容

  書類審査

31次選考合格発表

  11月下旬

4.2次選考内容

  筆記試験・口頭試問

5.2次選考時期

  12月上旬

6.2次選考合格発表

  12月中旬

7.主な提出書類

  志望理由書、大学4年間の計画表、指定する英語資格・検定試験の成績証明書

8.主な出願条件

 英語資格・検定試験のいずれかの基準を満たす者。
 TOEFL iBT® 62 点以上
 IELTS Overall Band Score 5.5 以上
 TOEIC® L&R + TOEIC® S&W 910 点以上
 GTEC 1220 点以上(4 技能オフィシャルスコアに限る)
 TEAP 310 点以上(4 技能の合計、同一試験日のスコアの合計点に限る) TEAP CBT 550 点以上
 英検 準1 級以上合格且つ CSE スコア 2304 点以上
 ケンブリッジ英語検定 B2 First 162点以上
 

入試の特色

新学部設置には比較的保守的であった学習院が2016年に久々に世に送り出した5つ目の学部。「社会科学」「英語教育」「海外研修」の3本柱をうたう。推薦はここで紹介する総合型と公募制推薦の2制度を用意する。

 両者の制度は似通っているのに総合型の志願者は112人で公募の19人より1ケタも多い(2023年度時点)。理由を分析してみよう。英語資格は総合型の方がハードルが高い。一方で総合型で問われない評定平均4.2以上かつ数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修条件が公募にある。倍率は総合型4.1倍で公募3.2倍(2023年度)。学部の規定で2方式の併願不可だから進学希望者は2択を迫られる。

 公募のみ問う評定は高いといえば高いので、ここで引っかかる者が総合へ回っている可能性はあるが1ケタ違う理由ではなかろう。首都圏の私立高校の多くが早くから「文系」「理系」に分けているから、案外と数学の履修条件で公募を出せないのかも。

 それでもなお相当に倍率が高い総合型で挑戦する決定的要因とは思えない。注目したのは合格者の入学辞退率。総合型は57%超である。対して公募は合格したら必ず進学しなければならない。国際社会科学部は魅力的だが決め打ちするほど意思が固まっていないという者がこの方式を選ぶと推測できる。こうした傾向は創設から数年後の新学部にありがちだ。できたばかりは人気化するも数年でいったん落ち着き、数代の卒業生を出した頃に評価が定まる。その過程であろう。

 なお公募の英語資格条件はTOEFLiBTで42点以上、英検だと2級以上。

 アドミッションポリシーでは3本柱をうたうのはもちろん、「積極的に国際的な環境に身を置いて活躍の場を見つけたい」「チャレンジ精神のある人に、特に向いている」とし、大学では「データを用いて現状の把握や仮説の検証」を重視、メディアが発信する「国際社会の多様な話題」への関心と「自らの考えや意見をまとめられる力」も「期待」する。書類作成などに欠かせない視点である。

 難度は英語資格の高さを勘案すると倍率は高い=難しい。志願者の7割が女性であるが、合格者も同程度で性別の有意差はなく単に女性人気が高い傾向を示しているだけといえそうだ。

アイディア 合格のツボ

三本柱の「英語教育」は死活的に重要で2次試験で炸裂する。出願条件ギリギリで志願した者はその後も英語の研鑚を積んでおかないと最後で大変なことになる。条件自体が高いのでライバルと比してそれだけで「英語が得意」アピールにならないからご注意を。

 文案を練るべき書類は2つ。1つは志望理由書で題意は「特に履修したい本学部の教員が担当している社会科学科目を具体的に挙げながら大学での学びをキャリア(進路)にどのようにつなげる考えであるか」でA4判1枚(20行以上25 行以下)。大学の命じるまま「大学案内や本学部ホームページ、シラバスなどを参照」して「教員が担当している社会科学科目」を1つ見出すしかない。ただしいきなりドカンと「この先生に決めた」は危険。まずは用意されている法学・経済学・経営学・地域研究・社会学の5分野のうち何に興味があるか見定め、その1つが1年次から卒業年次までどうカリキュラム化されているかを把握した上で、にしよう。進路の見通しも分野がどれかによってかなり明確化される。

 もう1つが「大学4年間の計画表」で題意は「大学4年間の学修(力を入れたい分野や科目など)と、海外研修(期間や国、地域・学校名など)の計画を、図や文章で自由に示」す。A4判1枚で大学所定のフォーマットにしたがって作成。結果的に志望理由書の下調べが活用できる。ないしはこちらを先にイメージさせておいてから志望理由書に移るのも合理的。最初は字ばかりで埋めて構わないが最終的には「図」というよりデザイン化するのが望ましい。

 これで1次選考がなされて通過者のみ2次(最終)へ進める。待ち受けるは筆記試験と口頭試問。筆記は「国際社会に関する英語の長文を読ませ」られて「英語の読解力、英語と日本語の論理的思考力、国際社会に関する知識」を確認するという。具体的には「英語による本文の要約と意見の記述および日本語による本文の和訳」までが読解力と思考力で、加えて「国際社会に関する知識」を問う。口頭試問も英語と日本語で行われ「自己紹介や将来像などをもとに適性を」把握する。英語のテストと小論文、面接が一体化したようなイメージでよさそう。

 

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国際社会科学部 学校推薦型選抜(公募制)

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入試の特徴と出願資格

卒業後に国際社会で活躍するために、国際社会科学部の社会科学と英語を融合したカリキュラムのもとで学ぶ意欲のある方を対象とした入試です。国際社会科学部にふさわしい能力や適性と、学習に対する意欲や目的意識を、出願書類・筆記試験・口頭試問から総合的に判断して合否を決定します。総合型選抜(AO)や複数学科の併願はできないなどの条件があるので、要項等で確認をしてください。

入試概要

1出願期間

  11月上旬

21次選考内容

  書類審査

31次選考合格発表

  11月下旬

4.2次選考内容

  筆記試験・口頭試問

5.2次選考時期

  12月上旬

6.2次選考合格発表

  12月中旬

7.主な提出書類

  志望理由書、大学4年間の計画表、指定する英語資格・検定試験の成績証明書

8.主な出願条件

  1)「全体の学習成績の状況 4.2 以上」、かつ「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学 A・数学 B」の4 科目すべてを履修している者。
  2)英語資格・検定試験のいずれかの基準を満たす者。
    TOEFL iBT® 42 点以上
    IELTS Overall Band Score 4.5 以上
    TOEIC® L&R + TOEIC® S&W 650 点以上
    GTEC 1050 点以上(4 技能オフィシャルスコアに限る)
    TEAP 210 点以上(4 技能の合計、同一試験日のスコアの合計点に限る) TEAP CBT 310 点以上
    英検 2 級以上合格且つ CSE スコア 1980 点以上
    ケンブリッジ英語検定 B1 Preliminary 140点以上

入試の特色

新学部設置には比較的保守的であった学習院が2016年に久々に世に送り出した5つ目の学部。「社会科学」「英語教育」「海外研修」の3本柱をうたう。推薦はここで紹介する公募制推薦と総合型の2制度を用意する。

 両者の制度は似通っているのに総合型の志願者は112人で公募の19人より1ケタも多い(2023年度時点)。理由を分析してみよう。英語資格は総合型の方がハードルが高い。一方で総合型で問われない評定平均4.2以上かつ数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの履修条件が公募にある。倍率は総合型4.1倍で公募3.2倍(2023年度)。学部の規定で2方式の併願不可だから進学希望者は2択を迫られる。

 評定は高いといえば高いので、ここで引っかかる者が総合へ回る可能性はあるも、1ケタ違う理由ではなかろう。首都圏の私立高校の多くが早くから「文系」「理系」に分けているか、案外と数学の履修条件で公募を出せないのかも。

 それでもなお相当に倍率が低い公募を避ける決定的要因とは思えない。注目したのは合格者の入学辞退率。総合型は57%超である。対して公募は学校長の推薦状を必要とし、合格したら必ず進学しなければならない。すなわち国際社会科学部は魅力的だが決め打ちするには他大も気になるし決心がつかない……という者が総合型に多く流れていると推測できる。その点は他大の総合型における類似学部にも当てはまる。こうした傾向は創設から数年後の新学部にありがちだ。できたばかりは人気化するも数年でいったん落ち着き、数代の卒業生を出した頃に評価が定まる。その過程であろう。言い換えると公募が明らかに第一志望であれば大チャンスなのだ。

 なお公募の英語資格条件はTOEFL iBTで42点以上、英検だと最低2級以上。

 アドミッションポリシーでは3本柱をうたうのはもちろん、「国際的に活躍したいという気持ちを持った学生を受け入れ」るとし「データを用いて現状の把握や仮説の検証」のためにも数学履修を「期待」する。またメディアが発信する「国際社会の多様な話」への関心と「自らの考えや意見をまとめられる力」も「期待」する。書類作成などに欠かせない視点である。

 難度は公募制の場合、一般選抜や総合型と制度が大きく異なるため一概にはいえないが評定の高さや履修条件をクリアした上での2.6倍は厳しめというべきか。

 

アイディア 合格のツボ

 案外と数学の履修条件と「どうしてもここに合格したい。第一志望だ!」という強い信念といったあたりが「ツボ」なのかもしれない。むろん三本柱の「英語教育」は死活的に重要で2次試験で炸裂する。出願条件ギリギリで志願した者はその後も英語の研さんを積んでおかないと最後で大変なことになる。

 文案を練るべき書類は2つ。1つは志望理由書で題意は「特に履修したい本学部の教員が担当している社会科学科目を具体的に挙げながら大学での学びをキャリア(進路)にどのようにつなげる考えであるか」でA4判1枚(20行以上25 行以内)。大学の命じるまま「大学案内や本学部ホームページ、シラバスなどを参照」して「教員が担当している社会科学科目」を1つ見出すしかない。ただしいきなりドカンと「この先生に決めた」は危険。まずは用意されている法学・経済学・経営学・地域研究・社会学の5分野のうち何に興味があるか見定め、その1つが1年次から卒業年次までどうカリキュラム化されているかを把握した上で、にしよう。進路の見通しも分野がどれかによってかなり明確化される。

 もう1つが「大学4年間の計画表」で題意は「大学4年間の学修(力を入れたい分野や科目など)と、海外研修(期間や国、地域・学校名など)の計画を、図や文章で自由に示」す。A4判1枚で大学所定のフォーマットにしたがって作成。結果的に志望理由書の下調べが活用できる。ないしはこちらを先にイメージさせておいてから志望理由書に移るのも合理的。最初は字ばかりで埋めて構わないが最終的には「図」というよりデザイン化するのが望ましい。

 これで1次選考がなされて通過者のみ2次(最終)へ進める。待ち受けるは筆記試験と口頭試問。筆記は「国際社会に関する英語の長文を読ませ」られて「英語の読解力、英語と日本語の論理的思考力、国際社会に関する知識」を確認するという。具体的には「英語による本文の要約と意見の記述および日本語による本文の和訳」までが読解力と思考力で加えて「国際社会に関する知識」を問う。口頭試問も英語で行われ「自己紹介や将来像などをもとに適性を」把握する。英語のテストと小論文、面接が一体化したようなイメージでよさそう。

 

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