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学習院大学
理学部

学習院大学 理学部

Give yourself the best chance to get into your dream college.

学習院大学 理学部は、物理学科・化学科・数学科・生命科学科で勉学を行うことを強く志望する方を対象として学校推薦型選抜(公募制)を実施します。
選考は、書類提出と面接・筆記試験により総合的に判断して評価されます。

※掲載内容は変更されている場合があります。必ず大学のホームページ、入試案内冊子などをご確認ください。

※2023年8月1日更新

理学部 学校推薦型選抜(公募制)

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入試の特徴と出願資格

学習院大学 理学部は、物理学科・化学科・数学科・生命科学科で勉学を行うことを強く志望する方を対象として学校推薦型選抜(公募制)を実施しています。学力試験のみによっては評価しがたい資質・能力を主に調査書や志願理由書などの資料によって判断するとともに、筆記試験や面接によって学科の特質への適応性を総合的に判断し評価されます。

入試概要

1出願期間

  11月上旬

2.1次選考内容

  調査書、推薦書、志望理由書

3.1次選考合格発表

  11月中旬

4.2次選考時期

  11月下旬

5.2次選考内容

  筆記試験、面接

6合格発表

  12月上旬

7主な出願条件

  ◎物理学科 「物理、物理以外の全ての理科、数学、外国語のそれぞれの学習成績の状況を平均した値が 4.0 以上、
         かつ、物理の平均値が 4.0 以上の者」
  ◎化学科  「物理、化学、数学、外国語のそれぞれの学習成績の状況を平均した値が 4.0 以上の者」
  ◎数学科  「数学、理科、国語、外国語のそれぞれの学習成績の状況を平均した値が 4.0 以上、
         かつ数学の平均値が 4.1 以上の者」
  ◎生命科学科「理科、数学、外国語のそれぞれの学習成績の状況を平均した値が 4.0 以上の者」
 

入試の特色

 ここでは公募制推薦を取り扱う。4学科の学科別募集で募集人員は各々「若干名」。23年度は学部志願者29人に対して合格者18人。倍率1.6倍というレベルだ。

 出願条件は履修条件と評定平均である。ただ履修条件は学科の特質上「ごもっとも」という範囲であり(例えば数学科は数I・Ⅱ・Ⅲ・A・B)満たす満たさないの問題が生じるとは考えにくい。評定の設定とレベルは学科ごとに微妙に異なるので最新の要項で確認されたい。だいたいのレンジは理科・数学プラスアルファで4.0以上。

 ただ倍率などから推す難度は総合型や一般選抜と同列で計れない。学校長の推薦状を必要とし、合格したら必ず進学しなければならない制度だからだ。総合型と一般は原則として複数受験可で合格校から進路を決められるので見かけの倍率は高くなりがち。公募は競争が生じる点は同じながら「合格したら必ず進学」という縛りゆえ一般重視の者は敬遠するし総合型とのミックスタイプも自身の第一希望と日程を気にしながら慎重に選ぶので低下する。言い換えると公募に第一志望であれば大チャンスである。

 4学科とも基本的にサイエンス中心。学習院大学は1つのキャンパスに全学部が集まっていてエンジニアリング系だと必須な装置などをそろえる面積がそもそもない。応用系で欠かせない大きな実験棟もない。代わりに専任教員の数は学生数に比して多く細かな目配りが効く。「地面はないけど人はいる」学部なのだ。

 アドミッションポリシーは学科によって異なる。志望理由書に役立ちそうな特色ある点を抜き出そう。全学科共通なのが「理科系の分野だけでなく」「幅広い分野に関心がある」で「幅広く」を数学科以外は「語学や国語にも力を入れ」と例示。物理学科は「実験や計算をすることに積極的」。他の3学科は「自分の手を動かし、実験や計算をすることに積極的で、熱意と好奇心にあふれている」を挙げている。

アイディア 合格のツボ

 1次選考がなされ、文案を練る形式の書類が「志望理由書」だけだから、まずそこである。2次試験は基本的に学科名から推測できる科目(数学科ならば数学、化学科ならば化学)を中心とした筆記試験が課され、そこで調査書と合わせて「知識・技能」を確認されるので当該学科の普段からの勉強が2つ目の「ツボ」となろう。そこを励めば自然と出願条件も満たすはずだ。

 800字の「志望理由書」は特に題意はない。要項によると「今後の目標、勉学意欲、協働して学ぶ態度」などを「主体性」として計るという。

 ここで2つの可能性が浮かぶ。1つはストレートに入学後のみを語る方法。これまでの知見をもとに徹底した学習計画を組み立てる。その場合「主体性」「協働」を自ら学ぶ積極性や研究室の活性化に質する人格であるという証明あたりか。もう1つは「主体性」「協働」を過去のさまざまな活動(正課、課外、学外を問わない)によって証明し、その成果を「協働して学ぶ態度」と位置づけた上で「勉学意欲」へつなげる形式。この手法を選択するとしたら過去の活動を単なる自慢話にしないよう心がけたい。

 これで1次選考がなされて2次(最終)に通過者のみ進む。筆記の内容は前述通り。他に学科教員による面接を課す。他学科の先生は来ないので専門性を存分に発揮すればいい。理数関係の口頭試問も予測される。

 志望理由書執筆や面接の際に心がけておきたいのは学科教員の授業内容や専攻だ。実は学習院の専任教員は多いだけでなく質も高い。都区内に立地する私大は実績のある大物国立大学教授の「次」「次の次」の就職先になりがちで、ここは学習院も他大も大差ない。他方、博士号を得てポスドクを経た若手が専任または任期付き専任として雇われる先として学習院は大いに人気がある。学内昇進も含めた「次」の任地として好適なのだ。理学は工学に比べて教員枠が小さいゆえ優秀な若手がそろいやすい。押さえておきたい。

 

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