全校からのお知らせレポート
The Real 理工系 演者紹介〜古賀雄大編〜
公開日:2021年05月01日
みなさん、こんにちは!
早稲田塾池袋校 担任助手の能勢千晶(お茶の水女子大学理学部2年、中央大学附属横浜高校卒)です。
5/16(日)11:00-12:20 に行われる
では、「大学生の理工系研究のReal」というテーマで、皆さんの質問にも答えながらお話していく予定です。
理工系の人はもちろん、まだ進路が決まっていない方も、是非皆さんご参加ください!
この記事では、今回の演者である古賀雄大さん(早稲田塾吉祥寺校 担任助手、明治大学 理工学部 電気電子生命学科 生命理工学専攻4年、明星学園高校卒)についてご紹介します。


古賀さんの通っている電子生命学科について、教えてください!
はい。皆さんは、電気電子生命学科と聞いてどんなことを学んでいるとイメージしますか?一体なにを学んでいるのか、疑問を持っている人も多いかと思います。
一見、“電気電子”と“生命”はかけ離れた分野同士だと思われがちですが、実は密接な関係があるのです。
例えば、医療工学、脳神経科学、ナノバイオテクノロジー、遺伝子・タンパク質工学などは電気電子工学と生命科学の関わりがとても深い分野になります。
それらは、電気電子工学技術が生み出す生体活動を観測する機器などを用いて、医療や生命科学の発展をもたらしているのです。

古賀さんは、どんな研究をしているのですか?
その中で、私はタンパク質を対象として
配列領域と物理化学的性質の探索」
をテーマとして研究を行なっています。
簡単に言うと、細胞の中で合成されたタンパク質がきちんと目的の場所に輸送されるための仕組みの解明を目標としています。
タンパク質でも、特に“膜”タンパク質の輸送の仕組みを解明することで、ドラッグデリバリーシステムや遺伝子治療などの医療分野への応用が期待されているのです!
タンパク質の研究をするとなると、実験室で細胞を培養したり、薬品を使ったりするイメージが強いと思いますが、私はちょっと違います。
プログラミングを使ってデータを抽出したり、集めたデータをバイオインフォマティクスの技術を使って解析をしています。生命系の研究でも色々な手段があるので、そのお話も当日できればと思います。
より具体的な研究テーマの紹介は当日に致しますので、興味がある人はぜひご参加ください!

最後に、塾生に一言お願いします!
大学4年間の学びを充実させるには高校生のうちにいかに「研究テーマ」を具体的なものにできるかが鍵になってきます。私も塾生時代にAO・推薦入試特別講座や未来発見プログラムで研究テーマを深めていったことで、大学でやりたいことが明確になりました。
ぜひこのThe Realシリーズの参加をきっかけにして、研究テーマを深め、大学でやりたいことを明確にし、第一志望大学現役合格に向けて走り抜けましょう!
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